見出し画像

Cレギュ落ち直前!ブルー型ピカゼクコケコパルスワンvmax


1.はじめに

初めましての方は初めまして、そうじゃ無い方はお久しぶりです、とらいという者です!

今回は、Cレギュレーション残り僅かということで、cレギュレーションの象徴であるtagチームの看板、ピカチュウ&ゼクロムgxを使用した雷デッキを紹介していきたいと思います。

自分が11月4日に参加したシティリーグでは5-0で予選1位通過、トーナメント1没でベスト8とまずまずの結果を残せました!非常にポテンシャルの高いデッキでかつ使って楽しいデッキなので、cレギュレーションのカードが落ちる前に是非使って欲しいです!

この記事の大部分は無料になりますが、このデッキタイプの使用者向けに、有料部分コーナーも設けております。本当は無料にしたいのですが、この構築は対戦相手にこちらの思考やプレイ、されて辛いことがバレてしまうと一気に弱くなることが多いため、有料とさせて頂きます。ただ、自分と面識ある方、ブルーピカゼク使ってくれてる方と認識した方々には、DMで聞いてくれれば有料部分の内容もここに書いてない部分で不明なことも全然全て教えますので、許して下さい(? 


2.11月4日シティリーグ使用構築

画像1

戦績:予選5-0 トーナメント1没 53人中5位

マッチング

画像2

ツイートではトナメ2回になってますが正しくは予選、トナメです申し訳ありません…対戦レポートはリアルが落ち着いたら書きます…

3.採用カード解説

以前の記事にも書いたのですが、この構築は自分が1から考えた構築ではなく、ピカチュウ&ゼクロムgxというカードを全人類の中で一番長い間使用してる(暫定)であろうむさしさん(@musashi_pokeca)によって授けられた構築で、その構築を自分のプレイスタイルに合わせてカードリストを数枚差し替えたものとなっております。そのためここからの解説は、自分なりの解釈で書いていきますので予めご了承下さい。ブルーピカゼクの個人的原案者であるむさしさんのnoteはこちら↓

https://note.com/musashi_pokeca/n/nca52ef39554b

※一部のカードは前回の記事においても解説したため、この記事においては以前の構築から変わった部分や、改めて解説したいカードのみピックアップして解説していきます。ここに載ってないカードは大変お手数ですが自分が以前書いた記事をお読み下さいませ。以前の構築↓

https://t.co/MTwqqDmVIw

それでは採用カード解説に移ります。


〜ポケモン編〜

ピカチュウ&ゼクロムgx 1枚

この構築における主役であり、個人的にこの構築を握る一番の理由。


パルスワンの後1そうでんでこのポケモンにエネルギーを送り、2ターン目にフルドライブで相手のポケモンに削りを入れながらカプ・コケコvやライチュウ&アローラライチュウにエネルギーを3つつける動きがこの構築における基本的な動きである。

後1そうでんでピカゼクにエネルギーをつけれれば、バトル場のパルスワンvがきぜつしても、ボスの司令でこのカードが気絶しても、返しのターンに他のアタッカーにエネルギーを付けれる行動保証が確保されるのがポイント。

サイドをできるだけ先にとってはいけないデッキなので、vポケモンを倒さずに150打点与えながらエネルギーを盤面に潤沢にしたり、リセットスタンプを積極的に打ちたいので低hpが240で倒されやすかったりと、絶妙にこの構築とマッチした性能を持つポケモンである。

ライチュウ&アローラライチュウgx 1枚

DMや対面で何で入れてるんですか?ってよく聞かれる枠。 個人の採用理由としては以下4点です。

①パルスワンの2回送電ができそうな時、ピカゼクよりライライの方がつけさきとして優秀な場面が対vmaxだとあるため

②ポケモンが構築上少なく、マリガン回数をなるべく減らしたいし、パルスワンのそうでん先がいないのが最悪なので、タッグコールから持ってこれてかつ最悪ピカゼクがサイド落ちた時の緊急そうでん先になれるため(ピカゼク2枚にすると、本デッキにおける最悪の負け筋である後1送電失敗の原因になりやすい逃げエネ3のピカゼクでスタートし易くなる)

③三神ザシアン、黒バドレックスに対してはメインプランで使う 対三神はパルスワンvmax+ピカゼク+ライライで戦うのが理想で、黒バドレックスも序盤はダメージがでない(先2でパルスワン落とされにくい)のでパルスワンライライコケコvmaxで戦っていくのが強いため

④タッグスイッチから起動できるタッグコールから簡単に触れるアタッカーであるため(本デッキにおいてはバトルvipパスと山脈しかたねサーチする手段がない)

パルスワンvmaxの登場により、ピカチュウ&ゼクロムGXがサイドに落ちてもパルスワンv+パルスワンvmax+ライライというサブプランがとれるようになり、以前よりもっと使いやすくなった。

パルスワンvmax 1枚

採用理由は以下3つです。

①コケコvが進化せず先取られた場合、パルスワンv進化により2-3-3プランを変わらず押し付けれる 

② 対三神にガラルサンダーケア(vを最小限しか出さなくて済むため)しつつ4-4プランを押し付けれる 

③今まで出にくかった210以上の火力を比較的に簡単に出せるようになった (ダメージ210以上倒せるvポケモン…ザシアンv、ザマゼンタv、はくばバドレックスv、こくばバドレックスv、いちげきウーラオスv、れんげきウーラオスv、ガラルファイヤーv etc) 

特に①と③はフュージョンアーツが発売されるまではこの構築における大きな欠点の改善になったポイントであり、革命的なポケモンである。

〜サポート編〜

グズマ&ハラ 3枚

蒼空ストリームにより収録された嵐の山脈の登場により、このカード1枚で(スタートが逃げエネ3じゃなければ)ふうせん、スピード雷エネルギー、嵐の山脈を持ってきて嵐の山脈でパルスワンvを呼ぶことでこの構築の後1絶対の動きである後1そうでんが実現するようになった。後1に打ちたいサポートno.1であるため3枚採用。

基本的にタッグサポートは試合中に使いたい枚数+コストにする枚数の合計というイメージで採用枚数を決めている。(グズマ&ハラの場合2+1で3枚)

マオ&スイレン 2枚

この構築における最悪の負け筋として、クイックシューターやツールスクラッパーによってこちらのポケモンが気絶され、そのままボスでvmaxが倒されるorダメージ入れられるパターンが多いため、それを防げるこのカードはとても重宝する。vmaxに進化させずにvポケモンで殴ってくるプレイをしてくる相手や、連撃テンタクルやクワガノンなどの非ルールに勝つためのキーカードにもなりうる。

環境に多い白馬バドレックスを始めとしたクイックシューターインテレオンが入るデッキに対しては特に重要なカードになってくるため、サイド落ちやコールのコストで持ってくる用も考えて2枚採用。

シロナ&カトレア 2枚

ブルーの探索を使いまわすのは勿論、このデッキはボスの司令が終盤まで3枚眠ってることが大事になるため、やむなくボスの司令を使ったりコストにしてしまった場合にそれを回収できるため重宝する。ただ、基本的にこのカードをうつ場面はとても少ないため他のタッグサポートのコスト要因になりがちである。

1枚マリィと入れ替えても良さそうであるが、コストになるカードが限られているこの構築においてタッグコールから持って来れるコストは非常に大切であるため、自分はシロナ&カトレアを優先して採用している。

ボスの司令 3枚

最近はこの枠をクロススイッチャーにしている構築も多いが、自分はボスの司令ありきのプレイに慣れすぎてしまいクロススイッチャーを入れず続投している。(クロススイッチャーもとても強そうなので、機会あれば使ってみたさあります)

自分がデッキを回す上で強く意識していることの1つに、このカードを常に3枚手札、山に温存しておくことが挙げられる。というのは、非ルール以外だとどの対面においてもボスの司令で最後に止めを刺すのが殆どなので、シロナ&カトレアを絡めながらスタンプやマリィの返しにしっかり打てるように手札山共にボスの司令を温存していくことが重要になるからである。そのためなるべくこのカードをタッグサポートのコストにせず立ち回っていく。

〜グッズ・スタジアム編〜

バトルvipパス1枚

元々はクイックボールだった枠だったが、クイックボールの1枚のコストがこのデッキにおいては辛すぎる上、クイックボールをブルーの探索で持ってくるタイミングの9割くらい初手で中盤以降はコストになることを考えるとバトルvipパスのが良くない?となり採用に至った。地味にタッグコールでたねポケセンをわざわざ持って来なくてもいいのも大きい。とはいえ、このデッキにおける後1送電が失敗した場合、この枠がバトルvipパスだとパルスワンvに後2以降触りにくくなってしまうのが厳しい(後1そうでん失敗する時は大体嵐の山脈がサイド落ちしてる時なので尚更)ため、クイックボールも捨てがたいので好みの問題だと感じた。

ポケギア3.0 2枚

主に採用理由は以下3点。

①このデッキの最悪の負けパターンの1つであるマリィスタンプによる事故の確率を減らす
②序盤に2エネパルスワンでリセットホールマーシャドーや連撃サーチオクタンなどの低hp強特性持ちポケモンを倒したい場面で無理矢理ボスの司令に触れる可能性を増やす
③こちらがサイド取り切る時は、最後にボスの指令で取り切る時が多いため、リセットスタンプやマリィの後でもしっかり打てる確率を高めるため

体感の話ではあるが、、1〜4枚全て試した結果個人的にはこの枚数に落ち着いた。

ツールジャマー 1枚

最後まで候補カードと悩んだ枠。シティ前日くらいまで黒バドレックスがそれなりに環境に多いと感じ、チームメンバーの練度の高い黒バドレックス使いの方と練習した結果、ツールジャマーのある無しで勝率が大きく変わることがわかり、それが一番の理由で採用。パルスワンにジャマーをつけてパルスワンvバトル場の圧力を掛けるのが主な役割。
その他、タフネスマントついたルカリオ&メルメタル構築のザシアンvザマゼンタvをパルスワンvmaxのダイボルトで倒せたり、三神ザシアンに対して入れ替え札を無理矢理吐かせれたりと結構用途が多いと感じた。
要求を相手に押し付けるのが強いデッキなので、相手のポケモンを麻痺にした際入れ替え→風船という簡単な相手側の解決を防ぐことができるのも強力。
勿論、ミュウvmaxや非ルールに対してはほぼ無力なカードなので、周りの環境によってパワーが左右される諸説あるカードではある。

タッグスイッチ 1枚

チームリーダーによってオススメされて投入したカード。このカードは奇襲性の一発にかけた一枚で、例えばピカゼクにしか2エネついてない状態から相手はダイショックやダイボルトを想定してなく、相手の意識の外からプランを崩せるので非常に強力。(うちのチームリーダー曰く、強者に勝つためのカード。逆を返せばこのカードの認知が広まると弱い)

特に後1パルスワンそうでん先ピカゼクの盤面の時、ブルーでおこうタッグスイッチで前に出てるHP210以上のv(ザシアンとか)を奇襲で倒せるのが強い。(相手目線200ダメージ以上でない前提プレイをするので)


後はピカゼクライライにエネ割り振ってタッグスイッチから6エネタッグボルト決めたり、みたいなことができるようになる。

ピカゼクがサイド落ちした場合、ライライのエネをコケコvmaxに付け替える、みたいなプレイが出来るのもこのカードにおける大きなメリット。

にじいろのはな 1枚

主にクワガノンをメタる用として採用。クワガノン以外にも2枚目のお守りとして他の対面でも腐りにくい(主に白バドレックス、ミュウvmax、連撃テンタクルあたり)ため採用に至った。おおきなおまもりをカプ・コケコvmaxにつけやすくなるのも○。

リーリエのピッピにんぎょう 1枚

主に環境に多いあなぬけのひもをケアするためのカード。特に対ミュウvmax対面、白バドレックス対面ではこのカードのあるなしで大きく戦況が変わってくるため、本当は2枚ないしは3枚入れたいカードだが、枠の都合で泣く泣く1枚に。シティリーグ後、2枚以上入れるべきだったと感じるくらいにはこのデッキにおいて重要なカード。

一応ふうせん付エネ無しカプ・コケコvmaxを立てるなどであなぬけのひもをケアする代替プレイがあるといえばあるので、そういう意味も込めて1枚にした。

嵐の山脈 1枚

蒼空ストリームによって登場した革命カード。主な用途はグズマ&ハラgxの欄で記載した通り。

このカードがサイド落ちしてしまったら後1そうでんの失敗の確率が下がってしまうため本当は2枚入れたいが、枠がないため泣く泣く1枚。

混沌のうねりを割るためのカードとしても使用することもしばしば。

頂への雪道 3枚

特性を持つポケモンを1体も入れていないこの構築においては、元々採用していた無人発電所のほぼ完全上位互換。なるべく相手のスタジアムの上から貼りたいカードであるが、後1で雪道を貼るだけで機能停止するデッキもある(ミュウvmaxとか特に)ため、貼りどころが難しいカード。自分自身はこのカードの貼り時が下手くそなので、現在自分が所属してるチームDLPのリーダーきょろおじさん(@kyoronico1017)に代筆して頂きました。実際にこれを教えて頂いてから我ながら上手く雪道を貼れたな、という感覚が忖度抜きにあったので、是非参考にして欲しいです!

きょろおじさんの代筆はこちら↓

雪道の貼り方講座

そもそも今のポケカはターンが少ないです。
サポートの打てる合計枚数が限られてるのと同時に、スタジアムもターン1の行動なので、スタジアムも貼れる回数が決まってます。

つまり、相手より多くスタジアムを貼る機会と、自分の力量で、スタジアムを制することができます。

相手のスタジアムの枚数を考えて見ましょう。

雪道外スタジアムカウント
わかりやすくするため
※マーシャドーを1枚 うねりを2枚とカウントしてます。

三神 3か4(マシャ1 トキワ3等)
白馬 1
黒馬 4(マシャ2 トレコ2等)
レンウー 2
ルカメタ 3か4
ダイナ 3


つまりスタジアムが5枚あって、うまく貼れれば絶対に上から貼れるということになります。
スタジアムは後出しじゃんけんすれば
ほぼ確実に制せるということです。

4枚の雪道には4枚の使い方があります。

0 相手のスタジアム破壊の山脈
1 脳死でターンを止める雪道
2 スタジアムの張り合いで破壊前提の雪道
3 1回目の雪道スタンプ(乗り越えてもらう)
4 本命の雪道スタンプ(機能停止)

0 相手のスタジアム破壊の山脈
これは余談ですが、先1で脳死で置かれたトキワや、塔を破壊するための山脈です。
ちなみに対戦に影響しない塔はスルーして、山脈使わずゲームが作れる場合はスタジアムはガメます。
うねり潰しにも使えますし、

山脈は0の役割か2の役割で使います。

1 脳死でターンを止める雪道
使う相手 三神 黒馬 (ルカメタ)

最も簡単な雪道です。
序盤安定行動を取れるピカゼクコケコの強みを生かすために相手ターンを脳死で止めることになります。

特に三神は序盤でのデデクロの阻止、ガラファの加速止め等、脳死でもかなり刺さります。

黒馬相手の雪道も脳死で刺さります。
序盤は特に冥界で展開したいので相手の水晶マーシャドーを序盤に使わせることができるので、かなり美味しいです。
中盤で置きマーシャドーされる率が減ります。

ルカメタの場合は
ザシアンスタート、相手がコールにさわれてない場合のみ、後1.後2雪道から入ることをありだと思ってください。
序章で書いた通りスタジアム5、後出しじゃんけん理論で言うなら、自分からスタジアムを貼る理由はないです。相手が洞窟置いてから後出しじゃんけん開始です。


4.最後に

ここまで読んで頂きありがとうございました!最近はこのデッキタイプを組んでくれたり、このデッキの質問をDMで下さる方が多く、とても嬉しい限りです! 

何の取り柄もなかった自分に、大きな自己肯定感と、多くの素晴らしい人脈をくれた、本当に大好きで本当に最強で本当にかけがえのない本当に最高のデッキと半年間戦い抜けたことをとても嬉しく思います。

この構築の原案者であるむさし(@musashi_pokeca)さん、沢山練習とアドバイスをくれたリーダーきょろおじ(@kyoronico1017)さんをはじめとしたチームDLPの皆さん、シティ前日に自分の緊張をほぐしてくれたふっさん(@FO_ISP)とチームメンバーであるまりえる(@muzzz5)さん、自分と練習して下さった皆さん、このデッキタイプを使用してくれて支持して下さった皆さん、大変多くの人に支えて頂き、自分はポケカの腕も、人としても大きく成長することができました、この場で感謝を。

宣伝コーナー

自分が所属しているチームである「チームDLP」のリーダーが主催するフワライドカップが12月11日に行われますので、予定合えば是非参加お願いします!フワライドカップはほぼ毎月行われ、自分も大体参加してるのでこの記事を読んでくれた方とお会いできたら嬉しいので、今後参加したい方いらっしゃればよろしくお願いします!(11月14日現在) 12月11日開催されるフワライドカップの参加フォームは以下のリンクです!

https://www.izazin.com/taikai/07724485

また自分が時々出演させて頂いてる「おのでぃのおもちゃばこ」さんも載せさせて頂きます!ブルーピカゼクの動きを実際に見れる他、面白いデッキからガチデッキまで幅広いデッキの動きを見ることができるのでオススメですー!


おまけ 

ここからこのデッキタイプの使用者向けに、有料部分コーナーになります。

有料部分の内容は、以下の通りです。

・ブルーピカゼクを使う上で、プレイ面で自分が意識していること
・各環境デッキと戦う上で、自分が対面する上で意識していること(白馬バドレックス、黒馬バドレックス、クワガノン、ミュウvmax、、ルカメタザシアンザマゼンタ、三神ザシアン、ゲンガーvmax)

になります、その他要望があれば随時更新していきます! それでは以下有料部分になります。

ここから先は

5,352字

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?