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クジャクさん、早く羽を広げてくれないかな?

先日、ひょんなことからクジャクを観察する機会がありました。

福井市にある足羽山公園にアスレチック遊具を目当てに、初めて家族で訪れたのですが、意外にも動物が何種類か飼育されていました。

アスレチック目的だったので、動物たちはサラッとみていくつもりでしたが、娘がクジャクのコーナーでつかまりました。

コーナーには、2羽のクジャクが丸まって座っていました。
青色ベースのクジャクと緑色ベースのクジャクでしたが、それぞれ美しい模様をしていました。
特にトサカが思っていたよりずっと目立ち、立派でした。

娘は、初めてじっくり観るクジャクにすっかり心を奪われた様子で、
かれこれ30分ほど、クジャクコーナーで中を凝視していました。

娘につられて、私もそのコーナーの周りをウロウロしながら、中の様子を時々伺ううちに何点か、新たに知ることが出来ました。

クジャクが羽を広げるのはオスだけで、それも繁殖期だけ。

知りませんでした。
1羽は立ち上がってウロウロしていますが、羽を広げる気配なし。
1羽は丸まったまま、ほどんど動かず。

ふと、コーナーの隅にあるクジャクの説明文を一読すると、
中にはどうもメスとオスが1羽ずつ居るらしい。
そして、メスはそもそも羽を広げないらしい。
オスは、繁殖期(4月~6月)にのみ羽を広げるらしいのです。

そう、実はその日にいくら待っていても羽を広げた姿を見ることは難しいとの事だったのです。

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どうしても羽を広げたクジャクをみたい娘の想い

その日はおそらくクジャクは羽を広げないだろうと説明しても、
娘はなかなか諦めきれない様子。
しかし、時間が来たので渋々クジャクコーナーを後にしました。

帰宅後に、クジャクの絵を描きたい!と娘が鉛筆を持ち出し、
想像で描こうとしましたが、どうしても納得がいかない様子。

結局、YouTubeで探し出した動画を見て、大感激していました。
それこそ何回も繰り返して、関連動画をクリックして、
しばらくは羽を広げて動き回るクジャクの様子に集中していました。

そして今度は春の季節に、クジャクを再度見に行こうという話に落ち着きました。

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