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【やってみた】しめ縄は、誰でも作ることが出来るのか?

しめ縄ってわかります?

そう、あのお正月に玄関に吊るしてあるアレです。

99%の人はアレはホームセンターなどで買うでしょう。

では、誰にでもしめ縄はつくれるのか?

結果は・・不器用な私でもしめ縄は作れました!


ただし、

作成に際して必要な材料(稲わら)と

やはり、先生は必須ですね。

おそらく動画や本などでは難しいとおもいます。


幸いにも、私たちのケースは

たまたま、お知り合いになった後藤さんから

しめ縄作りのお誘いを受けたので、妻と参加しました。

実は、今年の春にこの後藤さんが

自然栽培で育てている田んぼの、田植えに参加しました。

また、秋には稲刈りにも参加しました。

(残念ながら、稲刈りは妻と子供達だけの参加でしたが。)


そのお手伝いさせて頂いた稲の稲わらを使用して、

今回はしめ縄をつくりました。

なので、材料への思いもさらに強かったと思います。


作業工程は、

①完全に乾燥した稲わらをハンマーでつぶす。

②その稲わらを3等分に分ける。

③向かって左端の1束を根本から捻じっていく。

④続いて、真ん中の束を同じく捻じっていく。

⑤捻じった2つの束を1本に編んでいく。

⑥残った右端の1束を捻じっていく。

⑦2本を捻じった束に⑥の束を編んでいく。

⑧1本に編まれた束を輪っかにして、交差箇所を紐でむすぶ。

⑨はさみで飛び出いる藁をカットして整える。

⑩完成。


以上、単純作業のようですが、

しかし、実際にやってみると、なかなか手強い。

藁の量や力の入れ加減、捻じり加減など

数値化できない工程を、感覚でつかまないとならない。

先生を真似してやっているのに、

同じように、きれいには仕上がりませんでした

まあ、それでもそれぞれのオリジナルティが表れるので、

完成したしめ縄には、自然と愛着がわきます。

間違いなく、充実感は味わえます。


個人的には、

自然に還る素材だけで作れる点や、

作業自体がなかなか難しいので、それで夢中になる点

そして、昔からの手仕事を実体験できる点が、

非常におすすめだと思いました。


今度は是非、子供と一緒に作ってみたいですね。

そして、細々とでも

こんなような素朴な手仕事が、

受け継がれていければ、素敵だと思います。


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