アメリカ生活を振り返る⑴
12時間のフライトでバキバキになった体でLAXに着いた飛行機を降り、乾いた空気と少し甘い匂いを感じたのが最初でした。
いつか忘れてしまわない様自分の為に、思い出した事を書き残しておこうと思います。順を追って振り返るのは難しいので飛び飛びに記録します。
6月下旬、語学学校が始まる。前半は一応大学が配っていた学生用フリーフードの列に並んで、お菓子やカップ麺を貰って節約に努めた。たまに大学内のキッチンワゴンで売ってた2ドルのフレンチフライか1ドルのホットドッグをお昼に食べた。ホストマザーに何故かめちゃくちゃ小食やと思われてて夜飯が少なくて3キロくらい痩せた。手作りのめちゃくちゃ美味い料理の時もあれば、タコスを食べに行ったり、コストコでホットドッグを食べたり、Five Guysでハンバーガーを食べたり(Five Guysは何故かピーナッツ食べ放題)した。最初の方は学校が終わったらすぐバスに乗って家に帰って、ホストファミリーとテレビを見ながら夜ご飯を食べたりして過ごした。段々友達が出来てきて夜帰るのが遅くなって怒られたり心配をかける事が増えてきた辺りで、友達の家に泊まる回数も増えていった。ホストファミリーとの契約の月日も残り少なくなっていって、友達みんなでアパートを探し始めた。仲良しのうちの4人は大学目の前のアパート(3部屋とリビング)にすみ始めた。私は大学から少し離れたシェアハウスに移って2人のアメリカ人学生と家のオーナーのアメリカ人おばあちゃんと住み始めた。もう1人の仲良しはそのままホストファミリーとの契約を延長する事にした。授業が始まる1時間前には学校着く様に早起きした。LA Fitness(ジム)に登録して放課後通ったりした。ホストファミリーの家から学校まではバスで行ってた(でも家からバス停まで歩いて20分かかるからバス停までプッシュで行ってたら道の段差とか急に出てくるリスのせいで良く転んでいつも傷だらけだった)けど、新しい家からは微妙な距離だから自転車を買って毎朝自転車で通った。お昼は節約を忘れてほぼ毎日学校にUber Eatsした。大学の近くのラーメン屋にもよくみんなで行った。私のお気に入りはAokiの中華の酢豚だった。
放課後は本当に毎日毎日遊んでた。遊ばない日はマジで1日もなかった。キャンパス内のベンチで人狼したり、その後みんなで焼肉を食べにいったり、プッシュで店まで行って初めてのベイプ(煙草)を買ったり(たまたま年確されなかったから助かった)家具を見にいったり、スケートしたり、みんなでカレーを作ったり、大量に買ってきた瓶の酒でパーティーしたり、サウスコ(ハイブランドばっかり入ってるでっかいショッピングモール)でハンバーガー、鼎泰豊、うどん、パスタから美味しいもんはなんでも食べて、ショッピングで服もスニーカーもサングラスもレゴも買った。Uber(タクシー)でLAまで行って、色んなところを回って色んな飯を食い好きな服を買った。最初は初めて駅までUberで行って、そこから電車(LAで電車に乗ったのはこの一回だけ)でLAに向かって、着いた先でメキシコ料理を食べて、電動スクーターでメルローズを回って、ポールスミスでピアスを買い、ビバリーヒルズでTiffanyのリングを買った。絶対に18歳の遊び方では無い。夢みたいだった。
⑵に続く
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