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イベリア縛りについて③

  前回の記事の続きです。グラウコスについてより深く考えていきます。各オペレーターについてもグラウコスと一緒に考えていきます。
 この記事は途中からあえて有料にしています。当然利益目的ではなく、読める人に制限を掛ける目的です。JPサバの中でイベリア縛りをどれだけの人がやっているのか、興味があるのか。自分の記事にどのくらい需要があるのか。自分の理想としてきた攻略にどれほど共感してもらえるのか。そして、私の記事で皆さんがどう感じたのか知りたくなったので。ですからもし読んで頂けましたら感想を頂けると幸いです。続きを書くかは需要次第といったところです。お手数ですが、内容に期待せずお賽銭感覚で投げて読んで頂けたらと思います。実際、当たり前のことしか書いてはいません。ただしみなさん、当たり前が結構頭から抜け落ちていたり、いざというとき引っぱり出せなかったりすることはあると思います。そんな時、攻略の指針や発想の手助けになるものと思っています。
 
 ※記事のコピペやスクショ等の流出はご遠慮ください。ドクターの皆様のモラルある行動に期待しています。


●グラウコスの可能性 

 グラウコスに何ができるのか、どんな可能性があるのか、実際に見て頂きたいです。そして今まで私が”遅延する”ではなく❝位置を操作する❞と言ってきた理由を説明していきます。
 その前に、私のこの縛りにおける理想の攻略像についてお話します。指標となるものはいくつかあります。「流れの中で敵を倒していく」「ギミックを生かして戦う」「耐久戦は避ける」などです。
 ひとことで言ってしまえば『イベリア縛りにしかできない攻略』という抽象的なものになってしまいます。なので例を挙げて説明します。イベリア縛りに近い縛りとしてエーギル族縛りがあります。近いと言ってもソーンズやウィーディなど一部のオペレーターが被っているというだけなのですが。どうして私がエーギル族縛りでなくイベリア縛りをしているのか、まずは違いを見ていきます。
 エーギル族縛りは、帰冥スペクターやアカフユ、ミヅキやキララがいることで高い生存力と敵とのタイマンに強い、個々で完結したオペレーターが揃っています。一方イベリア縛りはグラウコスやエリジウム、アズリウスなどサポート向きの傾向にあります。よりオペレーターたちの連携が見える縛りと言えるでしょう。一部オペレーターが被っていますが、ここまで特色の違うものになっています。
 では結局どうしてイベリア縛りなのかと言えば、結局はグラウコスがいるからなんですけど…。もっと言えばグラウコスを体現する土壌がある縛りであるということです。彼女が補助縛りなど他の縛りで採用されているところをほとんど見たことがありません。それはきっとその縛りとの相性が悪かったのでしょう。しかし彼女は確かなポテンシャルを持っています。それを証明することができるのがこの縛りであり、証明するのがわたしの理想のひとつです。彼女がこの縛りの体現者となれると私は信じてきました。それを一つ形にできたと思えた攻略が以下の動画になります。
 

 【危機契約#11】通常作戦地域より「建設中のビーチ」後半29等級です。この記事ではイベリア縛りは危機契約向きではないと話して来ましたが、このステージは危機契約始まって以来の嵌まりステージでした。「流れに逆らわずに攻略する」という私自身の攻略理念に合致したマップでもあり、この縛りの利点を最大限に生かすことが出来ました。"流れに逆らわずに"というのは、無理にブロックしたり耐久したりせず、敵のルート進行の中で倒しきるということです。本来の危機契約ではソーンズやウィーディの近距離オペレーターで無理にでもブロックしジリ貧な戦いを強いられていました。これでは等級は立派でも、この縛り本来のポテンシャルを発揮できず、攻略内容に見どころや魅力は感じられません。危機契約#10では副砲の対処に誰でもよいからと高台オペレーターが駆り出される始末です。そんな肉壁戦術はどんな縛りでも可能です。同様に耐久戦術なら☆3以下縛りや重装縛りがやると「なるほどっ!」「おお!!」となりますが、この縛りでやっているのを見ても私は「?」が浮かんでしまいます。耐久戦術ならそれこそエーギル族縛りでもできるのでは…? なんて思います。ひたすら遅延して倒すなら補助縛りのほうがより見応えがあります。そんな戦術をとってまで攻略したのにも関わらず、終わってみれば「こんな攻略がしたいわけではなかった」と虚無感にしか残りませんでした。そんな危機契約には嫌気がさしていましたが、このマップはとてもやりがいのある面白いマップだったのです。

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