悶々している人たちのための 問いを問うスナック
海と山に囲まれた風光明媚な街並みとレトロな商店が軒を連ねる坂の街、神戸・塩屋。
駅から歩いて5分、人通りが少ない路地裏にひょっこり現れた紫色の看板と『スナックモンモン』のネオンサイン。
ひと目見て「怪しい」と後ずさりしてしまう気持ちはわかりますが、ちょっと待って!
全然、怪しくなんかありませんから!
TRUNK DESIGN主催の、働き方・生き方を問う『スナックモンモン』。
その実態を明らかにします。
塩屋発カジュアルなお悩み相談会
「今年はなにか大きなバカをしよう」
年明け早々の出張帰りに編集長の堀内と今年の抱負について話していたときのひと言。
これまで自分たちがやってきた活動の振り返りと、自分たちがまだ挑戦できていないことをざっくばらんに意見を交わしていました。
TRUNK DESIGNがこれまでやってきた地域プロデュースやデザイン経営などを通して培ってきたノウハウやマインドセットを共有できる場と機会を、スクールとして始められないかと以前から構想していました。
世の中にそういったスクールがすでにあるなかで、自分たちはどんな価値を提供できるのか決め手に欠けていたのです。
「スクール」って建て付けにすると、どこか雰囲気が堅いし、ビジネスチックに寄りすぎると来る人が絞られてしまう。一度、アイデアをゼロベースに戻すことにしました。
「スクールよりもカジュアルな・・」「しっかり悩みを聞いてくれる」「相談に乗ってくれる場所」などなど社内からいろいろなアイデアが出たとき、会社と関わりが深い場所が頭をよぎりました。
TRUNK DESIGNでは出張する際に、恒例行事があります。
それは現地のスナックに必ず行くこと。
カウンター越しのママとたわいもない話や、人生相談をしながら知らぬ間にお酒が進む。高揚感が高まってきたところで隣にいた地元のお客さんと、はじめましてなのになぜか仲良くなる。
スナックでは立場関係なく、世代を超えた一体感が生まれ、行くたびになんだか温かくてリラックスできる空間がありました。
「私たちがママ・マスター(キャストと呼ぶ)として相談役になったら、おもしろくない?」
「お客さん同士、横のつながりができたらおもしろいね」
「いいじゃん」
とスタッフミーティングでみんながにやりと顔を合わせたとき、企画が走り始めました。
スナックモンモンとは?
人生、働き方、生き方に悩む人たちが持参した「問い」をキャストが問いただし、これからの生き方に迷えるローカルプレイヤー達が集う『スナックモンモン』。
毎回問いのテーマを決めて、テーマに沿ってTRUNK DESIGNのスタッフがママとマスターをつとめます。
弾丸で企画したイベントにもかかわらず、第1回目(2024年2月開催)は大盛況でした。
さまざまなジャンルの人たちが塩屋に集まり、キャストに「問い」をぶつけます。
キャスト対お客様だけではなく、ジャンルの違うお客様同士で問いを持ち合わせ、熱く語り合うこともあります。
大勢のお客様で店内が埋まる回もあれば、少人数でしっぽり語り合う回もあります。
スナックへ参加申し込みされた方にお願いしていることがあります。
それは必ず「問い」を持参すること。
お客様に持ってきていただく「問い」の例として、
今後のキャリアに悩んでいる…
デザイン、ブランディングって何?
ビジョン設計ってどうやるの?
地域プロデュースって何からすればいいの?
経営相談したいけど、コンサル依頼はハードルが高い…
そもそも自分が持つ”問い”は何か?
などがあります。
スナックとは言いながらも、カラオケはございませんので予めご承知おきください。
仕掛けも楽しでほしい
スナックモンモンではお客様に「クスッ」と笑えて、楽しんでいただけるような仕掛けをご用意していますので、いくつかご紹介させてください。
カジュアルな気持ちで寄ってほしい
スナックの雰囲気が伝わったでしょうか。少しも怪しくなんかありませんよね?(笑)
モンモンとしたお悩みを抱える方はぜひ、ふらりとお立ち寄りください。
キャスト一同、心よりお待ちしております。
2024年6月 宮田
イベント詳細
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