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大型トレーラーの運転に必要な免許は?運転のコツや大型トレーラー特有の現象など紹介します!

大型トレーラーの運転に必要な免許、運転のコツや大型トレーラー特有の現象などについてまとめました。

ダイジェストをまとめてますので、サクッと知りたい人は読んでみてください!(この記事にかいてあること↓)
・トレーラーについてわかる
・大型トレーラーの運転に必要な免許がわかる
・大型トレーラー特有の現象ついてわかる
・大型トレーラーの運転のコツについてわかる

詳しく知りたい人はこの記事をチェック♪

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1.トレーラーとは

・トレーラーとは荷物を積む貨物車部分のこと。
・トレーラーを牽引する車はトラクタ、またはヘッドと呼ばれる。
・一般的にトレーラーといえば、トレーラーとトラクタがセットになった運搬車を指す。
・サイズによって中型や大型などに分類されている。
・サイズにより必要となる免許も異なる。

2.大型トレーラーの運転に必要な免許とは?

・大型トレーラーを運転するためには牽引(けん引)免許が必要。
・牽引免許は付随的な免許であり、普通・準中型・中型・大型などの免許を取得していなければならない。
・運転に支障が出るような障害がないことや年齢が18歳以上などの条件もある。
・入社する前に普通免許を取得していれば、すぐにでも牽引免許を取得することが可能。
・ただし、大型トレーラーのように車の大きさによっては大型免許の取得が必須。

3.大型トレーラー特有の現象

・大型トレーラーは、特殊な車両なので大型トラックにはない現象が起こる。
・これらの現象を防止することが事故を未然に防ぐことにつながる。

ジャックナイフ現象
・トラクター部分とトレーラー部分がくの字に曲がってしまう現象のこと。
・凍結した道路や過重積載が原因で起こる。

トレーラースイング現象
・トレーラーのブレーキにロックがかかること。
・ゴルフのスイングのようにトレーラーが左右に振られてしまう状態。
・悪路や悪天候での走行で起こりやすい現象。

プラウアウト現象
・トレーラーが制御不能となる大変危険な現象。
・大型トレーラーは、急ブレーキを踏むと、トラクターヘッドのブレーキがロックされる。これによりハンドル操作が制御不能に陥る。
・ほとんどが運転技術の未熟さや大型トレーラーへの知識の乏しさが原因。
・大事故を引き起こさないためにも、こまめな車両点検や運転技術の向上が必要。

4.大型トレーラーの運転のコツ

・トレーラーは大型トラックのように積み降ろしの作業がなく、運転技術を活かして働けることから大型トレーラー運転手に転向する人もいる。
・大型トレーラーの運転のコツを4つ紹介。

直進走行時はトレーラー寸法を把握しておく
・一般的に接触事故の少ない直進走行だが、大型トレーラーの場合、連結部分の幅や高さ、長さに気を遣わなくてはならない。
・長い時間運転していると、つい連結部分の寸法を忘れてしまい、交差点や踏切で立ち往生することもある。

左折時は目視とサイドミラーのダブルチェック
・細心の注意を払う必要があるのが左折での巻き込み事故。
・日本は右ハンドルの車が主流で、大型トレーラーのハンドルも右ハンドルであり、運転手は右側から左方確認を行う。
・車高が高く車幅も広い大型トレーラーは、左方確認を目視でするには限界があり、サイドミラーが頼り。
・交差点などで左折する際は、目視とサイドミラーのダブルチェックをしてから前方に深く進入してから旋回するのが安全な左折のコツ。

右折時は目視での確認を丁寧におこなう
・右折時は、左折時に比べると目視での確認ができることから過信した判断をしやすくなる。
・特に、交差点やカーブでの右折時には、前方の車の流れを把握して対向車の進路妨害をしないように右折をしよう。
・状況に応じて大回りをするのが必要なときもある。

後退(バック)時はトレーラーの前輪を操作する
・車の運転で最も難しいとされるのが後退をするとき。
・特に大型トレーラーの場合、ハンドル操作をしても連結部が折れ曲がって、まっすぐ後退できないことがある。
・トレーラーを軸と考えて、トレーラーの前輪を操作すればスムーズに後退することが可能。

いかがでしたでしょうか?
大型トレーラーは牽引免許の取得が必須です。大型トレーラーゆえに起こる現象をしっかり把握して、安全に運転しましょう。
もっと細かく知りたくなった方は記事をチェック!


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