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日記29 今年の4枚 '22

今年も終わりますね。

という書き出しを、2年前にもnoteでやっていた。
今年2022年は、自分にとっても色んな意味で変化があった年だった。障害の診断を受けたことで人生設計も多少(少なくともほんのちょっとは前向きに)変わったし、アメ研という一つのコミュニティというかアイデンティティから離れた中でも他のコミュニティに参加したり、一人で行動することが増えたり、でも未だに仲良くしてくれる友人もいて……………などなど。とりとめない今年のあれこれを、2年ぶりに数枚の写真とともに残しておきます。去年は数十分前に起こった深夜の地震に怯えて眠れないときに書いていたが、今回は数年ぶりに祖父母を訪ねた帰りの車中に書いている) 

①メンバー宅にて (2.23)

「アメ研というコミュニティを離れ」と書いたが、まだ完全に終わっていたわけではなかった。Onjukは卒業制作の作業がまだ残っており、むしろ越年してからが佳境という感じだった。音源的な作業が全て終了し、歌詞カードも出来上がって、いよいよ完成させるためにメンバーの自宅に集まったこの日、皆で歌詞カードを折り、CDを焼き、形にする作業をした。曲の中身については以前書いたので割愛するが、ようやく出来た達成感ともうこんな作業をやることはない、こうしてメンバーが集まってなにかをすることはないのかもしれないという喪失感とを同時に感じながらやっていたことを思い出す。

②半世紀へのエントランス(6.18)

続いてはこの日。Mr.Childrenを3年ぶりに観た日だ。ライブの感想は別の記事にまとめてあるが、とにかくまず5万人もの人が一堂に会する光景をコロナ禍になって以来ものすごく久しぶりに見たのでそれがまず新鮮だった。ライブ自体も良かったし、何より友人と観に行くのが初めて。(今までミスチルを語れる友人がいなかったのが主因)隣で観たわけではなかったが、すぐに感動を共有できたし、行くまでの時間も楽しめた。また次の日には、数少ない中学からの旧友とゆっくり遊べてそれも良かった。最高の週末だった。

③太平洋フェリー 洋上(7.16)

毎年恒例となった、太平洋フェリーで行く仙台の旅。まさしく非日常とも言える洋上の旅は、何度経験しても毎回新鮮に感じる。今年は日の出の時間帯の天気に恵まれ、うっすらかかった雲の向こうから太陽が現れる光景がとても美しかった。(去年は曇りだった)
また旅程が初めて2泊3日となったことで、楽天生命パークでの観戦も2日間連続に。ちょうど見たかった(が名古屋に来なかった)展覧会が仙台に来ていたこともあり、バスに乗って宮城県美術館に行ったりもした。最高を更新する良い旅だった。

④平岸高台公園(11.10)

そしてもう一つ、今年は大きな旅をした。ほぼ5年ぶりとなる北の大地への上陸、そして初の侍ジャパン観戦などイベント目白押しだった札幌遠征。写真は、以前noteでも旅行記として書いた「水曜どうでしょう」の聖地である平岸高台公園での1枚。ここに来ることができて良かった!どうでしょう藩士冥利に尽きる。
試合以外にも、人生初のブルペン投球や藻岩山からの夜景、そして至高の海の幸や味噌ラーメンを堪能した、あっという間の2泊3日だった。こういう旅行を沢山できる人生でありたい。

以上、これらが「今年の4枚」に選ばれた写真たちである。最初にも書いたように、今年は自分自身も周囲の環境も含めて大きな変化が様々あった1年だったが、なんとか生き延びて年の瀬を迎える事が出来た。(書き始めたのは12月25日だったが、なんやかんやでこの部分を書いているのは大晦日である)近年は初詣に行っても「無事に次の年を迎えられますように」ということを真剣にお祈りするようになったし(そもそも初詣は昨年の感謝をする場所であり願掛けをする場所ではないという意見はもっともですが…)、来年の目標は6年連続で「前向きに」と…非常に「生きる事」に執着しつつ、それが無事にできていればいいかな、と思うようになった。なので来年も、色んな人や制度の力を頼りながら、自分なりに命からがら生きていけたらいいな。その中で、些細な幸せを大袈裟に喜び、しょうもない悲哀を笑い飛ばせるようだったら最高だと思う。

来年も頑張って生きていきます。