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今日はこんな日。

今日は誕生日だったんです。

だからって、いつも何もしないんだけど。

べつに今年が区切りのいい年齢とかじゃないんだけど。

なんとなく開業したときに「◯◯歳までにこうなってたい」みたいなイメージがあって、
それはこれから先、小さいながらもお店を経営してく人間として、職業人としてこうありたい、っていうものだったんだけど、

それが今日迎えた年齢だった。


20代、夜遅くまで働いて、朝まで遊んだり語ったりして、毎日楽しかった。
だけど、頭のどこかで「これ、いつまで経っても開業できないんじゃないか?」って考えてもいた。

それが、家族や近しい人の支援があって、開業することができた。

できたはいいけど、わからないことがたくさんあった。

やりながら覚えていこうと思った。

税理士の先生に、「それは僕がやる仕事だかららやなくていいよ、さやかちゃんは書類をただ送ってくれればいいんだよw」と言われるくらい、会計のことも一通り自分でやってみた。

メニュー作りからオペレーションの組み立て、作業の反復練習、なんでも
とりあえず種をまいて、水をやって、芽が出たら、あとから間引きする、みたいな作業を繰り返してお店ができてきた。

その流れの中では数えきれないくらい揉めごともあって、
来月はお店の名前変えないといけないな〜って考えてたことも幾度となくあるw

その頃は、自分の言ってることが正しいって思ってて
相手は相手の考え方があって、価値観があって、やりやすい方法があって、相手なりの配慮もあって、ってことに寄せていくことができなかったから、毎日衝突ばかりなのは当然だったなーって今は思う。

あのとき。

こうなっていたいなーって思ったふうになれてる気がする。

昨夜、数年前に買った料理の専門書を開いてみた。
あのときは、「こんな手間のかかるものできないなー」って、眺めるだけだったやつ。

いまは、「ああ、これやってみようかな」ってさらりと思えるようになった、そういうのがいくつもあった。

素材の扱い方、どういうふうにもっていきたいか、そのためにどう処理していくか、最終イメージに向けてどういう手順で仕込んでいくか、
すべてがスムーズに思い浮かんできて、
「ちゃんと成長してるじゃん」って思えて、ひとりしみじみと感じ入ってしまった。

今日はお昼にいくって決めていた🤚

始めた頃は6級触ってる人を眺めて「あれを触れるようになるまで、果てしなく遠いな.....」って思ってたなぁ。

こうして続けててよかったな。

週末もすごく楽しかったし、
だから、お店に帰ってくるとまたちゃんとやろうって気持ちが湧く。

楽しかった時間を昇華するのも、そうじゃないことを消化するのも、モチベーションも、あれもこれも、自給自足。

きっと、これからもこうして楽しくやっていけると思った。
そして、まだ見えてない楽しいことが、これからもっともっと待ってる気がした。

「いい感じでやってきたじゃん、これからもその調子でがんばって🤚」
そう自分に言いたくなった。今日はそんな日。

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