最近の日々のこと。

火曜日、一日おいて本格的な筋肉痛がでてくる曜日。。

今週はすてきなドイツパンがある。
カットするとふんわり香ばしいにおいが漂ってくる、焼き戻してないのにすごいな。

プンパニッケル、しっかりしてて、特有のもちっと感というか生地のつながりがあって、超おいしい...朝がより楽しみになる......

この頃は朝に中種をおこして、
それを使って夕方に生地をこねて、
翌朝焼き上げる🥖っていう流れを作っている。

その日の予定によって、多少変えることもあるけど今のところ それが一番いいかなーと思ってそれを繰り返している。

自分が好きなのは低温発酵だからそうしているけど、もちろん朝仕込んでランチ前までに焼き上げることもできるし、その日の夕方に焼くこともある。

それは好みとか作業効率とか、あとはパンの種類によって適性があるみたいで、この生地ならこれくらいかな、っていうのが見えてきた。

それが流れでできるようになればつぎの段階に移れるので、早くそうなるためには毎日やる、それが一番の近道なんだ。

しかし、これを自分のペースで自分の手順でできるから一回一回が意味あるものに繋げられるのであって、
日々の仕事や作業に忙殺されてたら、こうはいかないよなって思う。

毎日何種類も何十個何百個もパンを焼かなきゃいけない、他の作業もある、時間に追われてる、そんな環境だったら自分のやりたいことを試す余裕がないもの。

言葉にしたら当たり前のことだけど、
その当たり前のことをするための環境を整える、それができてるってことについては自分を評価できる気がする 笑

今日のパンです。

しっとり、というののやり方はわかったので、クラストをしっかり作る練習をはじめました。

焼きあがって、冷めて、しばらくしたときに、表面がしっとりしてくるのは水分が多すぎるかなって思ったので、焼減率をあげてみた。

ベーグル。
狙ったグルテンの出し方がわかった。
ソフトだけどちゃんと引きのある生地っていうやつ、発見して、あー!そうか!ってなった。

料理もつくってます。

6月は絶対つくる、木の芽のジェノヴェーゼ🌿
この時期だから心惹かれるし、ハッとするおいしさがある。
逆を言えば時期を外すと売れない気がするし、そもそも冷凍保存すると香りが飛んでしまうので長期保存ができないから、やっぱりこの時期だけで楽しむのがいいのだ。

ローストした胡桃、にんにく、それにペコリーノロマーノをたっぷりと。
これはイタリア最古といわれる羊乳のチーズで、風味と旨味がよいやつ(というか好きなやつ)、少し塩辛いんだけど、むしろ塩の代わりに味付けに使えるやつ。

(余談だけど、このチーズと黒胡椒をたっぷりかけただけのパスタがあって、カーチョエペペという....
人気メニューの豚トロたまご和え麺にも、チーズと黒胡椒がたっぷり。じつはこのカーチョエペペのインスパイア🍜)

スパイシーな調味料もつくった。

仔羊メニューが出るらしいからリクエストを受けて仕込んだのだけど、手元にちょうどいいスパイスや生ハーブがたくさんあったし、あ!とってもいい!っていう決め手の素材も入れて....

しかも、スパイス好きなあの人は絶対に好きだな!っていうイメージまで湧いたので、きっとおいしいはず。笑

6月は梅雨の季節、好きじゃないひとは多いかもしれないけど、そのしっとり感を吹き飛ばすような、スキッとした気持ちになれるような料理をつくるっていう楽しさがある。

旬の素材もくるくる変わる、じつはとっても楽しい月だと思う。

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