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【旅行記】温泉マーク発祥の地・磯部温泉で過ごす2泊3日の夏休み(前編)

 こんにちは。お出かけジャンキーTRIP_YUKOです。今回は日付を少し遡り、昨夏の旅行記です。

 私達夫婦は会社勤めのサラリーマン毎年お盆前後は約1週間の夏休みです。
 長期休暇はいつも旅行に出かけるのですが、コロナの流行もあり昨夏は近場でゆっくりすることにしました。

「ゆっくり=温泉」の方程式

 崩れることのない方程式。行き先は温泉に決定!
したものの思い立ったところで、土壇場でのお盆に温泉探しは難航。。。そんななか「温泉マーク発祥の地という大変歴史のある群馬県安中市の「磯部温泉」へ行くことにしました。

 群馬県は私の大好きな県のひとつ!温泉大国でグルメも多くて、食材も旨いし、長野や新潟にも足を伸ばせる好立地。
 西の人間の私にとって、群馬県は縁遠い存在だったのですが、関東に来て行くようになり群馬県の魅力を知りました。

 ということで、磯部温泉を拠点に過ごす2泊3日の夏旅へ出発!

■4:00前 自宅を出発

 我が家の鉄則は早く出ること。渋滞にハマらないように基本的に早朝から動きます。もうこの時点で「ゆっくり」のキーワードがどっかいってる気がせんでもない。

高坂SAで大きな虹に出会う

 高坂SA、赤城高原SAで休憩を入れつつ、いよいよ最初の目的地に到着しました。

■7:45 谷川岳ロープウェイ

 今日の最初の観光は「谷川岳ロープウェイ」。群馬県のみなかみエリアを代表する観光地ですね。夏登山する方が多いので、早朝から登山者やハイキングの方だらけでした。
 谷川岳ロープウェイは土日祝は7:00-オープン。早朝から観光できるスポットです。

 谷川岳ロープウェイは、大きなゴンドラで行く天神平。そのあとさらにペアリフトで上る天神峠の二段階になっています。
 料金は天神平までの往復で3000円。さらにリフトが往復730円。結構価格設定高め。リフトがまた微妙ないいとこ突いてくる値段です。
 実際、ファミリーの方は値段を見てやめる方も多かったです。4人でも跳ね上がっちゃいますもんねぇ。私達はまぁせっかく来たのだし、とリフトで天神峠へ向かいました。

天神峠ペアリフト

 天神峠まで来ると景色が、目線が変わります。遠くの山々を眼下に美しい日本の風景が広がるマウンテンビュー。山が幾重にも重なったグラデーションがあまりに綺麗。日本絵画でこんな絵が描かれていることがあるけど、こういう景色を描いていたんですね。
 ここに来るには730円もしたし、天気も良くなかったにも関わらず、とても素敵な景色を見れて満足でした。

日本絵画のごとし。連なる山々が美しい

■9:30 日帰り温泉 湯テルメ谷川

 みなかみエリアといえば温泉天国。標識のあちらこちらに○○温泉郷の文字が登場します。
 温泉地とはいえ朝からやっているところが思ったほどありません。9時オープンの「谷川温泉 湯テルメ谷川」へとやってきました。
 泉質はアルカリ性単純温泉。源泉温度が高めだから加温とかあんまりしてないのかなぁ?温度がちょっと私たちにはぬるめでした。
 谷川岳から近いので登山後に人気の施設だそうです。

■11:30 水沢うどん街道

 この旅の目玉の行程!日本3大うどんに数えられる「水沢うどん」を食べに行きます。
 水沢うどんの本場、渋川エリアには「水沢うどん街道」があり、わずか1kmの間に13軒ものうどん屋さんが立ち並びます。○○街道とは名ばかり、、、というところもありますが、水沢うどん街道は凄かった!

 短い距離に、右も左もうどん屋さんだらけ。うどんを食べに来ている観光客も多くてたいへん賑わっていました。活気もあってテンションが上がる街道です。名前負けしない街道は見るだけでも楽しいです。

左、右、奥にもうどん屋の看板

−−ご夫婦が営むリーズナブルなうどん 三升屋

 1軒目は、Googleの評価で一番の「三升屋」さんへ。こぢんまりとしたお店で、年配のご夫婦がお二人でやられているようです。
 11:00オープンのため、たまたま入れ替わりの時間だったのか、5分ほど待つと入ることができました。

 びっくりしたのは、そのお値段。「もり」がなんと550円と激安なんです!別のお店のは1,200円だったので、あまりの安さに驚きました。 

 シンプルなザルに乗ったおうどん。つゆは出汁のきいたつゆのみです。(胡麻と醤油の2種類のつゆが付くのが定番。)

 付け合せの煮物が濃いめの味付けで美味しい。麺は手打ち、手切り感のある麺です。私の水沢うどんの印象よりも柔らかめかな。

Google評価No.1 三升屋

−−食べログNo.1の大人気店 元祖 田丸屋

 続いては食べログで水沢うどん街道で一番評価の高い人気店「田丸屋」さんに向かいました。

 立派な歴史のある広い建物で、かなりの大箱です。お盆の12時過ぎ。待機の発券機は33組待ち。中にも待ちスペースがあるにも関わらず、外にも人が待っているほど大人気です。

 あまりの人の多さに諦めるお客さんも多かったのですが、回転が早く30分で店内に入ることができました。 

食べログNo.1 田丸屋

 もり2色うどんを注文。ファストに提供されます。キラキラ、ツヤツヤのキレイなうどん。コシがあってツルツルした、私のイメージ通りの麺です!つゆは、醤油とごまの二種類。 ゴマつゆ派の私。サッパリした辛めのゴマつゆがベストマッチです!やっぱり水沢うどんはゴマつゆが旨い。イメージ通りの水沢うどんに満足でした。

 私は田丸屋が好みかな。夫は三升屋さんが良かったそうです。まだまだたくさん人気店があるのでまた食べ比べしてみたいですね。

温泉マーク発祥の地 磯部温泉

 舌切雀のお宿「ホテル磯部ガーデン」に宿泊。お部屋の大きな綺麗な窓から、名峰榛名山の景色が美しくて癒やされました。

窓からの榛名山の景色が気持ちいい

 磯部温泉は「♨温泉マーク」の発祥の地。1661年の江戸幕府が作成した絵図の磯部温泉に♨が描かれていたそうです。温泉街には日本最古の温泉記号の碑も。

日本最古の温泉記号の碑

 宿泊日は「第71回磯部温泉花火まつり」の開催日。県内でも歴史の古いお祭りだそうです。
 今日はお祭りだぞ、と町全体がワクワクしている雰囲気が漂っていました。お祭り会場には夜店が並び、浴衣を着た子どもたちが楽しそうに遊んでいる姿にほっこり。
 夜には碓氷川に打ち上げられる花火をお部屋から楽しめて大迫力!これぞ日本の夏!

碓氷川で打ち上げられる大きな花火

ということで、前編はここまで!2日目は軽井沢へと足を伸ばします!

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