『酒場にて #22』
店内の誰もが死の予感に凍てついた一瞬は、一人の客の咆哮によって破られた。
その客は、穴の向こうへ向けて銃を抜き、そこにいるでろう襲撃者へと引き鉄を引く。
客は、あっと言う間に弾を打ち尽くし、カチリカチリと空撃ちの音が三度鳴った直後、客の身体は吹き飛んだ。

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