感情を大事に
子どもの頃から、「感情的にならないで」「感情論でしょ」という言葉を耳にしてきた(し、言ってきたかもしれない)。
大人が、悲しい場面で泣かなかった子どもを褒めるのは、「感情的=未熟」だからそうではなくてえらいということなのか。それとも、大人の手があまりかからないからえらいということなのか。感情を隠す、表に出さないのはえらいのか・・?
きっとこの規範を守っていると、本人的にとてもつらい時でも、自分を奮い立たせて一人で頑張りすぎてしまうし、誰かに頼るというふうにはならない
あと、話し合いの場などで、冷静に議論を進めるためにという理由で、「感情を人前で出してはいけない」「感情に飲み込まれてはいけない」という”ルール"が出てくることがある(そしてトーンポリシングに繋がる)
感情を粗末にすると、感情と向き合うことが難しくなる。特に怒りや嫉妬や恐怖など、誰でも持っている「負の感情」は、「自分にあってはいけないんだ。すぐに立ち直らなきゃ」と、気持ちに蓋をしてしまいやすい。でもそういうものと向き合わないと、自分の気持ちが分からなくなってしまうし、「負の感情」を持つ自分を肯定できなくなってしまうのではないだろうか。
「自分は理性的で、感情なんかに流されないんだぜ!」みたいな姿勢。
これは本当にかっこいいのか??持っていて幸せなのか?人間的なのか??他人の気持ちを否定していないか??感情はとても大事なものなんじゃないか??
と思うこの頃
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