記事に出てくる用語集📚

執筆しているマガジンに出てくる用語をこちらにまとめています。辞書的にお使いください。


印象調査

プロダクト製品や商品パッケージ、ファッション、建物などの見た目の「印象」を切り口に、その製品が持つ特徴や傾向などを調べる調査です。「思い込み」や「勘」を除いて、俯瞰的に商品の方向性を再確認したり、企画検討したいときに活用できます。

5段階評価

「爽やかな⇔爽やかではない」のような形容詞の対語を用意して、その間を5段階の尺度に分割します。5段階尺度の間で回答することで、微妙なニュアンスを反映することが出来、感覚的な回答が可能になります。
このような測定方法を心理測定法(SD法)といいます。

相関

  1. 二つのものが密接にかかわり合い、一方が変化すれば他方も変化するような関係。

  2. 数学で、一方が増加すると、他方が増加または減少する、二つの変量の関係。

出典 小学館

因子分析

統計学上のデータ解析手法のひとつです。「因子」は何かの結果を引き起こす原因を意味します。
マーケティングの現場では、アンケート調査の結果を分析し、回答者の「潜在意識」や「隠れた想い」のようなものを見いだす目的で使われる分析手法です。トレンディング百見聞の印象調査では第3因子まで使用します。

因子得点マップ

因子分析から得られた値でサンプル画像を布置図にプロットしたものです。

クラスター分析

異なるものが混在する大きなサンプルの集団の中から、似たもの同士を集めてグループ(クラスター)を作り、分類するという分析方法です。
年齢、性別、所得、職業、教育水準、世帯規模などのデモグラフィック要因による生活者の分類や、メーカー視点のブランドの分類とは異なった視点で分類することが出来ます。

説明変数

因果関係(原因と結果の関係)があるとき、原因側を示す値。何かの原因となっている変数のこと。(例:高級感のある・高級感のない)

目的変数

因果関係(原因と結果の関係)があるとき、結果側を示す値。原因を受けて発生した結果となっている変数のこと。(例:着用したい・したくない)

調査票

調査対象者にアンケートを回答してもらう時用いられる質問紙のこと

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