時空を超えた戦い 第１話「オレは社長で仮面ライダー」

とある会社の社長室

絢音:社長、お客様がいらっしゃってます。

陰陽:名前は聞いているか？

絢音:氷河様と聞いております。

陰陽:通してくれ。

絢音:わかりました。

陰陽:すまない、お客さんが来てしまった。この話はまた後でもいいか？

日奈:わかったわ。

理々杏:了解しました。あと、社長のドライバーのメンテナンスだけさせて貰ってもいいですか？

陰陽:わかった。よろしく頼んだ。

陰陽はゼロワンドライバーとゼロツードライバーを理々杏に手渡した。

理々杏:しっかり整備しときます。

瑠奈:さすが理々杏さん！専務の仕事だけじゃなくドライバーのメンテナンスまで！流石です！

日奈:はいはい、騒がないの。じゃあね、また来るわ。

陰陽:空いたらまた連絡します。

絢音:社長、いらっしゃいました。

そこに1人の男が入ってきた。

氷河:久しぶり！

陰陽:よ！まぁ座れよ。それでいきなりどうしたんだ？

氷河:最近の怪人事件について調べててたんだけど、やっぱりあいつらが関わってる可能性が高い。

陰陽:財団Xか！？

氷河:あぁ。ドーパントとグリードの量産なんて出来るのはあいつらくらいしかない。噂によると他の怪人にも手を出しているらしい。

陰陽:何が目的なんだ。

氷河:そこまでは掴めてない。またなんか分かったら連絡するわ。もしくは心昭のカフェに集まった時に言う。

陰陽:わざわざありがとな。

氷河は部屋から出ていった。

絢音:社長、財団Xって…

陰陽:あぁ俺の両親を殺した奴らだ。

絢音:戦うんですか？

陰陽:勿論。

絢音:なら、私も戦わせてください！日奈さんや理々杏ちゃん、瑠奈ちゃんが戦っていて私だけ黙って見ているなんて嫌です！

陰陽:絢音は来るな。もう大切な人を亡くすのは嫌だ。

日奈:お取り込み中いいかな？

陰陽:あぁ日奈さん。

日奈:さっきの話の続きしてもいい？

陰陽:そうですね。

そして、陰陽達は社長室で会議を続けた。

会議も終盤になった時アラーム音が社内に鳴り響いた。

瑠奈:何？

理々杏:警備の方から連絡が来ました。どうやら市街地の方で怪人が大量に現れ暴れているそうです。

陰陽:今日、ゲマは？

理々杏:休みです。

陰陽:そうか。理々杏、今日のAIMSの指揮は任せた。

理々杏:分かりました。

陰陽:あと、ドライバーのメンテは終わったか？

理々杏:ゼロワンドライバーの方は終わってます。

陰陽:ありがとう、後で取りに行く。理々杏は現場に向かってくれ。

理々杏:了解！

理々杏は部屋から走って出ていった。

陰陽:絢音、街の映像映せるか？

絢音:分かりました。

絢音は現場の映像をスクリーンに映し出した

陰陽:数が多い。これはAIMSだけだと厳しそうだな。日奈さん、瑠奈、2人も現場へ向かって貰っていいですか？

日奈:わかった。行くよ瑠奈。

瑠奈:了解しました。

日奈と瑠奈も社長室から出ていった。

陰陽:さぁ俺も行くか。絢音、社内の事は任せた。

絢音:分かりました。お気を付けて。

陰陽はライズホッパーに乗り現場に向かった。

現場にはマスカレイドドーパントとライオトルーパーが合わせて100体程いた。そしてそれを指揮しているのはアノマロカリスドーパントとマンティスオルフェノクのようだ。

AIMSの隊員はマスカレイドドーパントらと戦っていたが劣勢気味だった。

理々杏もショットライザーを使い戦闘をしていた。

そこに日奈、瑠奈、陰陽がやって来た。

陰陽:すまない、遅れた。

理々杏:ありがとうございます。日奈さんまで来てくださったんですね。

日奈:流石にこの数を相手するのは大変でしょ？

瑠奈:理々杏さんがピンチなら駆けつけます！

陰陽:よし、行くぞ！

日奈、理々杏、瑠奈:はい！

『Jump!』

『Authorize』

陰陽:変身！

『Progrize!

飛び上がライズ！Rising Hopper!

A jump to the sky turns to a riderkick.』

『Bullet!』

『Authorize』

『Kamen Rider… Kamen Rider…』

日奈:変身！

『Shotrize』

『Shooting Wolf!

The elevation increases as the bullet is fired.』

『Dash!』

『Authorize』

『Kamen Rider… Kamen Rider…』

理々杏:変身！

『Shotrize』

『Rushing Cheetah!

Try to outrun this demon to get left in the dust.』

『ZETSUMETSU! Evolution!』

『Brake horn!』

瑠奈:変身！

『Perfectrize』

『When the five horns cross, the golden soldier THOUSER is born. 』

4人はそれぞれゼロワン、バルカン、バルキリー、サウザーへと変身した。

ゼロワンは武器であるアタッシュカリバーを出しマスカレイドドーパントとライオトルーパーを切りつけた。

バルカンとバルキリーはショットライザーで射撃をしながらパンチやキックで次々と敵を倒していった。

サウザーはサウザンドジャッカーで次々と敵を切り倒した。

陰陽:さぁトドメと行きますか。

ゼロワンはアタッシュカリバーにメタルクラスタホッパープログライズキーを入れた。

『Progrise key confirmed. Ready to utilize.』

『Metal Cluster Hopper’s ability』

『Metal Rising KABAN Dynamic!』

そして、マスカレイドとライオトルーパーを一掃した。

日奈:残りはあの2体ね。

バルカンとバルキリーはアノマロカリスドーパントと戦い、ゼロワンとサウザーはマンティスオルフェノクと戦い始めた。

日奈:久々にこの力使ってみようかな。

『Full Shotrize!

Gathering round! Rampage Gatling!

Mammoth! Cheetah! Hornet! Tiger! Polar bear! Scorpion! Shark! Kong! Falcon! Wolf!』

バルカンはランペイジバルカンへと姿を変えた。

理々杏:じゃあこっちも。

『Lightning Hornet
Piercing needle with incredible force.』

バルキリーもライトニングホーネットになった。

バルカンとバルキリーは見事な連携プレーで圧倒した。

日奈:決めるよ！

理々杏:わかりました。

『All Rampage!』

『Rampage All Blast!』

『Thunder! Lightning Blast!』

バルカンとバルキリーは同時に必殺技を放ちアノマロカリスドーパントを撃破した

陰陽:じゃあ俺もこっちのキーを使おうかな。

『Everybody Junp!』

『Authorize』

『Progrize』

『Let’s Rise! Le! Le! Let’s Rise!』

陰陽:変身！

『Metal rize!』

『Secret Material! Hiden Metal!
Metal Cluster Hopper! It‘ｓ high quality.』

ゼロワンはメタルクラスタホッパーになった。

そしてプログライズホッパーブレードを取り出しアタッシュカリバーと合体させた。

そしてドライバーで読み込み必殺技「アルティメットストラッシュ」を放った。

陰陽:決めるぞ！

瑠奈:はい！

『Metal Rising Impact!』

『Thousand Destraction!』

2人は飛び上がり必殺キックを決めた。

そしてマンティスオルフェノクを撃破した。

4人は変身解除をし集まった。

瑠奈:一体誰がこんな数を

陰陽:財団X。そうだろ？氷河。隠れてないで出て来いよ。

氷河:バレてたか。

陰陽:隠れてないで戦ってくれよ。

氷河:すまんすまん。ドライバー置いてきちゃって。

日奈:それよりさっきの敵は？

氷河:日奈さん達が倒した方はドーパントと言って人をガイアメモリという物で怪人化させるものです。これは以前から財団Xが使っていた物です。問題は陰陽達が倒した方です。

瑠奈:私達が倒した方が何？

氷河:あれは恐らくオルフェノクです。簡単に言うと1回死んだ人間が蘇って覚醒した姿です。

理々杏:は？やばいじゃん。

氷河:まさか、オルフェノクまで手を出していたとは…

陰陽:1回皆で集まって話をしよう。

氷河:そうだな。じゃあ心昭のカフェに皆を集めておく。

陰陽:よろしく頼む。俺も会社に1回戻ってからすぐ行く。

氷河:了解。先に行って待ってる。

陰陽:じゃあまた後で。