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時空を超えた戦い 第9話 「演者」

あるドラマの撮影現場

「はい、カット〜!」

監督:やっぱりハイドロ君はいい演技するね。

ハイドロ:そう言って頂けて光栄です。

監督:今日はこれで終わりだから。明日の撮影もよろしくね。

ハイドロ:こちらこそよろしくお願いします。では失礼します。

愛萌:お疲れ様〜

ハイドロ:今日はこれで終わり?

愛萌:うん。さぁ帰ろ!

ハイドロ:わかった。

そしてハイドロと愛萌は2人で同棲をしている家へと帰っていった。


グムン:ゴソゴソザジレスバ(そろそろはじめるか)

バヂス:ガガ ザジラシザン ゲゲル(さあ ゲゲルのはじまりだ)


翌日もハイドロはドラマの撮影をしていた。

陰陽:お久しぶりです。

ハイドロ:え、なんでいらっしゃるんですか?

月光:少し見学に。

陰陽:このドラマのスポンサーやってるんで。

月光:あとは、刑務所にぶち込まれるような変な事してないかの確認ですね。

ハイドロ:そんなことする訳ないじゃないですか〜w


撮影は順調に進んでおり、陰陽は会社で会議があり、月光は動画の編集を進めなければいけないため帰って行った。

するとそこにグロンギが2体乗り込んできた。

グムン: ゲゲルゾ ザジレスゾ(ゲームをはじめるぞ)

ハイドロ:皆さん、早く逃げてください!

ハイドロはスタッフ達を避難させた。

バヂス: ジャラゾグスバ!(じゃまをするな!)

ハイドロ:やはりグロンギか…

愛萌:え、グロンギって

ハイドロ:財団の奴らが復活させたのか?

ハイドロ:ゴラゲダヂンロブデビパバンザ!(お前達の目的は何だ!)

グムン:ビラデデギスザソビ ゲゲル(ゲゲルに決まっているだろ)

ハイドロ:バサ、ドレガゲデロサグ(なら止めさせてもらう)

愛萌:なんて言ってるか分からない。それにハイドロは会話出来てるし。怖っ!

バヂス:ブスバサボギ!(くるならこい!)

ハイドロ:ババザザ(わかった)

ハイドロは自分の腰にアークルを出現させた。

バヂス:ジャザシ ゴラゲグ クウガ(やはりお前がクウガ)

ハイドロ:変身!

ハイドロは仮面ライダークウガに変身した。

グムン:ギベ! クウガ(しね!クウガ)

グムンはクウガに攻撃を仕掛けてきた。

クウガはグムンの攻撃を上手くかわし腹に1発パンチを入れた。

さらにクウガは連続で回し蹴りをし、グムンを吹き飛ばした。

そこにバヂスが襲いかかってきたがその攻撃もかわした。

そしてクウガはタイタンフォームに姿を変えた。

ハイドロ:愛萌さん、ナイフ貸して!

愛萌:わかった!

愛萌はクウガに自分の常備しているサバイバルナイフを投げ渡した。

クウガは受け取ったサバイバルナイフをモーフィングパワーでタイタンソードへと変えた。

そしてクウガはタイタンソードでグムンを攻撃した。

グムンは自身の手の甲から伸びる爪で応戦したが、タイタンソードの攻撃により無惨にも折られてしまった。

すると、グムンは口から糸を吐き逃げようとした。

しかしその糸をクウガはジャンプして切りつけた。

グムンは地面に落下した。

そしてクウガは必殺技であるカラミティタイタンを放つ為、タイタンソードをグムンに突き刺した。

カラミティタイタンを受けたグムンは爆散した。

それを見たバヂスは

バヂス:ボボパ ギヂゾジブバ (ここは1度引くか)

バヂスは背中の羽を使い空を飛び逃げていった。

ハイドロ:逃がさん!

今度はクウガはペガサスフォームへと姿を変えた

ハイドロ:愛萌さん今度は拳銃貸して!

愛萌:分かった。

クウガは拳銃を受け取り自身のモーフィングパワーでペガサスボウガンに変えた。

そしてクウガはビートチェイサー2000に乗りバヂスを追跡した。

バヂスを追うためクウガはビートチェイサーで道路を激走していた。

クウガはビートチェイサーに乗りながらペガサスボウガンで射撃をしバヂスを攻撃した。

バヂスは攻撃を避けながら逃げ続けていた。

するとそこにゴウラムが飛んできてバヂスを地上に叩き落とした。

更にゴウラムはビートチェイサーと合体しビートゴウラムとなった。

そしてクウガはビートゴウラムでバヂスを跳ね飛ばした。

クウガはビートゴウラムから降り、ペガサスフォームの必殺技であるブラストペガサスを放った。

それを受けたバヂスは爆散した。

クウガは変身を解除し人間の姿へ戻った。

クウガが変身を解除するとゴウラムもビートチェイサーとの合体を解除しどこかへ飛んで行った。

そしてハイドロはビートチェイサーに乗り愛萌の元へと戻っていった。


ハイドロ:ありがとう。

ハイドロは借りていた拳銃を愛萌に返した。

愛萌:全く、人使いが荒いんだから〜❤️

ハイドロ:ごめんごめんw

愛萌:あと、さっき話してた言葉って何?

ハイドロ:グロンギ語だよ。あの怪人達が使ってる言語。法則性が分かれば理解できるよ。

愛萌:へぇ〜そうなんだ。

ハイドロ:ラバロガン ガギギデス。

愛萌:ん?

ハイドロ:今グロンギ語でなんて言ったと思う?

愛萌:分かるわけないじゃ〜ん❤️

ハイドロ:正解は、まなもさん愛してるでした〜

愛萌:も〜❤️

陰陽:月光さん、これはどうでしょう。

月光:もちろんアウトでしょ。はい、署までご同行お願いしま〜す。

ハイドロ:え、何で〜!僕何もしてないのに〜

月光:はいはい、話は署で聞くから。

陰陽:愛萌さんは僕とあっちの安全な所で楽しく待ってましょ!

愛萌:は〜い💕


後日愛萌が1人で街を歩いていると。

??:ちょっといいかな?

愛萌:何ですか?

??:ハイドロや他の人達は仮面ライダーに変身して戦っている中で、自分は装備を持っていないくて戦えなくて悔しい。君はそう思っている。合っているか?

愛萌:確かに、他の人達が変身して戦っている中自分が何も出来ないのは悔しいですが…

??:なら、君にこれをさずけよう

謎の人物は愛萌にアイテムを授け去っていった

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