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銀河

登場人物紹介

礼堂〇〇:物語の主人公。代々続く神社の跡取り。

久保史緒里:〇〇の幼馴染兼彼女。〇〇より2歳年上。


「〇〇、お誕生日おめでとう!!」

〇〇:ありがと〜

〇父:〇〇もいよいよ20歳か。よく、ここまで成長してくれた(泣)

〇母:お父さん、泣かないの。

〇祖父:〇〇が20歳になったということは、あの儀式を行わないとな。

〇〇:あの儀式?

〇祖父:礼堂家では20歳になったら、神社で20歳になったという儀式を行うというしきたりがあるのだよ。

〇〇:ほぇ〜知らなかった

〇父:明日は空いてるか?

〇〇:うん。

〇父:なら明日行おう。


翌日、〇〇の20歳を祝う儀式が「銀河神社」にて執り行われた。

〇母:史緒里ちゃんも来てくれてありがとうね。

史緒里:いえいえ、私にも〇〇の20歳をさせてください。

〇母:これからも〇〇をよろしくね。

史緒里:こちらこそよろしくお願いします。

そして儀式は無事終了した。

儀式の後

〇〇:所でさ、あの真ん中にあった祠には何が入ってるの?

〇父:それは俺にも分からない。ただ、開けてはならないという事しか知らないな。

〇祖父:とにかくあれは開けてはならない。わかったな?

〇〇:ふ〜ん。

史緒里:〇〇、1日遅れちゃったけどおめでとう!

〇〇:来てたんだ。ありがとね。

史緒里:〇〇が20歳ね〜

〇〇:2歳しか変わんないだろ。コツッ

史緒里:痛い!そんな殴ること!?

〇〇:別に優しくしたんだからいいじゃん。

史緒里:なんだと〜!

〇〇:ごめん、ごめんって〜〜!


その日の夜

〇〇:開けるなって言われると開けたくなるよな〜

〇〇はこっそり神社に忍び込み祠に手をかけた。

そして開けると中には謎のアイテムが祀られていた。

〇〇:なんだこれ?

そう言って〇〇が手に取ると赤と銀の身体をした戦士が戦っている描写が頭の中に流れてきた。

〇〇:今のは…?

そう言う〇〇の手の甲には謎の六角形の紋章が浮かび上がっていた。

〇〇:何だこれ!?…あ、消えた。とりあえず戻しておこ。

そして祠にアイテムを戻し〇〇は家に帰った。


数日後、〇〇が神社で境内の掃除をしていると大きな地震が発生した。

〇〇:なんだ!?

するとサンダーダランビアが現れた。

〇〇:なんだあれ!?怪獣?

サンダーダランビアは街の家や建物を破壊し始めた。

サンダーダランビアから逃げ惑う人々。

建物は破壊され、子供は恐怖で泣き喚いている。

史緒里:〇〇、私達このままどうなっちゃうの?

史緒里は恐怖に脅えながら〇〇の服の裾を掴んだ。

〇〇:…ちょっと待ってて。

そう言って〇〇は駆け出して行った。

史緒里:〇〇!どこに行くの!?

〇〇が向かった先は銀河神社に祀られている祠だった。

そして祠を開けてアイテムを手に取った。

〇〇:俺がこれを使えばあの戦士になれるんだよな?頼む!力を貸してくれ!俺はこの街を、みんなを守りたいんだ!!

すると〇〇手の甲にもう一度紋章が浮かび上がり、頭の中に戦士が戦っている姿が流れてきた。、

それと同時にそのアイテムの名前、戦士の名前、技なども流れてきた。

〇〇:お前はウルトラマンギンガって言うのか。そしてこれはギンガスパーク。頼む!力を貸してくれ!

するとギンガスパークが光だし、中からスパークドールズが出てきた。

そしてそのスパークドールズを掴み、足の裏に着いているライブサインをギンガスパークで読み取った。

『ウルトラーイブ!』

『ウルトラマンギンガ!』

〇〇:ギンガーー!!

〇〇はウルトラマンギンガに変身した。

〇父:あれは…

〇祖父:伝承にあった超人…

〇〇:これがウルトラマンか…さぁ、いくぜ!

ギンガは破壊活動を続けるサンダーダランビアを抑え込み動きを止めさせた。

〇〇:ショウラッ!

するとサンダーダランビアは狙いをギンガに変えて襲いかかってきた。

サンダーダランビアの突進をギンガは受け止め、受け流した。

そしてサンダーダランビアは角などから電撃を放ってきた。

ギンガはその攻撃をギンガハイパーバリアで防いだ。

すると〇〇の頭の中に光線技の名前と能力が流れてきた。

〇〇:次はこれを使えってことか?よし!ギンガサンシャイン!

ギンガはギンガサンシャインを放ちサンダーダランビアを攻撃した。

ギンガサンシャインを受けたサンダーダランビアは大きなダメージを負った。

〇〇:ギンガ、ありがとうな。

その後もギンガはパンチやキックで攻撃を続けた。

〇〇:よし、これで決める!ギンガクロスシュート!

ギンガはギンガクロスシュートを放った。

そしてサンダーダランビアに命中しサンダーグランビアは爆発した。

爆発したサンダーダランビアはスパークドールズの姿になった。

サンダーダランビアを撃破したギンガはどこかへ飛んでいった。


史緒里:〇〇!どこに行ってたの?

〇〇:まぁ、ちょっとね…

史緒里:もう、心配させないでよ!

〇〇:ごめんごめん


その日の夜、〇〇は父と祖父に呼び出された。

〇祖父:単刀直入に聞く。祠の御神体に触れたな?

〇〇:はい…

〇祖父:やはりな…

〇〇:ごめんなさい。

〇祖父:謝ることは無い。お前があの力を使えなければ今頃どうなっていたか…

〇父:実は俺達も1度触れて見た事があるが、何も起こらなかった。伝承には超人を呼び寄せるという言い伝えが残っているがそんなことは俺達の身には起こらなかった。

〇祖父:お前は何か特殊な体質かその超人に認められたかのどちらかだ。それはお前が持っておきなさい。

〇〇:いいのか?

〇父:あぁ。

〇〇:わかった。ありがとう。

そして〇〇はギンガスパークを取り出した。

〇〇:これからよろしくな。ギンガ。


??:ウルトラマンギンガか…フッ楽しませてもらおうじゃないか。

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