学園のクール美女二人と実は…
僕の名前は佐々木〇〇。高校2年だ。
僕の通う高校には絶対に笑わないクール美女と呼ばれるマドンナが2人いる。
4限目の授業が終わり昼休みに入った頃、2年生のフロアの廊下がザワ付き始めた。
「おい!あのマドンナ2人が2年のフロアに居るぞ!!」
?1:〇〇君いる?
〇〇:いますけど?
?1:じゃあ屋上に来てくれない?
〇〇:わかりました。すぐ行きます
ク1:お前昨日も呼ばれてたよな?なんか目付けられる様なことしたのか?
ク2:でもあのマドンナに名指しで呼ばれるんだぜ?ほんと羨ましいわ
〇〇:うるせぇよwとりあえず行ってくるわ
ク1&2:いってら~
〇〇:お待たせしました「絢音さん」
絢音:も~遅いよ。待ちくたびれたよ
〇〇:で、今日は何の用ですか?
絢音:実はね、今日〇〇君の為にお弁当作ってきたの?
〇〇:え!ほんとですか?嬉しいです!
〇〇:いっただきまーす
パク(*゚~゚*)モグ モグ
〇〇:美味しいです!
琴子:よかったね、絢音
〇〇:琴子姉!?居たの?
琴子:だって、絢音が1人じゃ不安って言うから
琴子:だって、絢音が1人じゃ不安って言うから
琴子:今日の授業中もずっとソワソワしてたもん。美味しいって言ってくれるかな~?ってw
絢音:ねぇ!それは言わないでよ
〇〇:美味しかったですよ、絢音さん😁
絢音:_(𖦹.𖦹⸝⸝⸝_)プシュ~
琴子:あ、絢音がショートした
〇〇:大丈夫ですか?
キーンコーンカーンコーン🔔
琴子:絢音は私が何とかしとくからあんたは教室戻りな。
〇〇:ありがと、琴子姉
琴子:貸イチね
〇〇:ハイハイ
紹介が遅れましたが実は僕、学園のマドンナ2人と知り合いなんです。
知り合いと言うよりも、家族と彼女ですけど
教室に僕を呼びに来てお弁当を作ってきてくれたのが絢音さん。僕の大好きな彼女です。
そして、絢音さんのお世話をしてくれてたのが琴子姉。僕の姉です。
ク1:おい〇〇、放課後暇か?暇ならカラオケ行こうぜ。
絢音:〇〇君、ちょっといい?
〇〇:ごめん、今日は無理そうだわ
ク2:またマドンナに呼ばれてよ~。ほんと前世でどんだけ徳を積んだんだよ。
〇〇:知らねぇよ。とりあえずカラオケはまた今度な
ク1:絶対だからな!
〇〇:わかったから。じゃあな~
ク2:また明日な~
〇〇:絢音さんどうしたんですか?
絢音:ねぇ、一緒に帰ろ?
〇〇:ズッキュン!!(๑º ロ º๑)➵💓💭
〇〇:モ、モ、モチロンイイデスヨ
絢音:やった!ほら行こ。
〇〇:ハ、ハイ
琴子:ほら、しっかりせんかい!
(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ
〇〇:痛!何だよ琴子姉
琴子:デレデレするな!
〇〇:だって、可愛かったんだもん。((ボソッ…
琴子:ほら、可愛い可愛い彼女が待ってるよ。行った行った
〇〇:あ、絢音さん。行きましょ
絢音:うん!
〇〇:かわいい((ボソッ…
絢音:今なんか言った?
〇〇:な、なんでもないです
絢音:ならいいけど。ねぇ、手繋いでもいい?
〇〇:いいですよ?🤝
絢音:嬉しい
〇〇:僕もです
琴子:絶対に笑わない学園のマドンナがこんなに彼氏にデレデレって知れ渡ったらどうなるんだろうねw
絢音:琴子!
〇〇:え、琴子姉いたの?何時から?
琴子:え、初めからだけど。隠れずに堂々と後ろ歩いてたけど、2人の世界に入ってて私に気付かないんだもん。
絢音&〇〇:ゴメン
琴子:いいのいいの。邪魔して悪かったね。私は先帰ってるから。絢音、〇〇の事よろしくね。じゃあね👋
〇〇:行っちゃった
絢音:ねぇ、〇〇君。明日からもお弁当作って持って行っていい?
〇〇:え?また作ってくれるんですか?嬉しいです!
絢音:明日から毎日ね!だから、お昼休みは今日みたいに屋上に来てね。
〇〇:はい!わかりました!
絢音:かわいい
〇〇:あ、絢音さんの家着きましたよ。
絢音:送ってくれてありがとうね
〇〇:いえいえ、全然大丈夫ですよ。じゃあ、また明日。
絢音:うん、また明日ね。
〇〇:あ、お弁当楽しみにしてます。
時は流れ次の日の放課後
ク1:おい!〇〇!なんで昨日絢音さんと一緒に帰ってるんだよ!
ク2:しかも琴子さんも一緒に居たじゃねぇか。
〇〇:お前ら見てたのか?
ク1:こんな頻繁に絢音さんに呼ばれるなんで絶対何かあると思って付けてたんだよ。
ク2:おい、お前!あの2人とどういう関係なんだよ。
〇〇:仕方ねぇ話すか。絢音さんは俺の彼女で佐々木琴子は俺の姉。
ク1&2:は!?
ク1:お前、絢音さんと付き合ってるのか?
ク2:しかも琴子さんとは姉弟
ク1:ほんとに前世でどんだけ徳積んだんだよ
〇〇:知らねぇよ。あと、このことは他の人達には内緒にしといてくれ。面倒事にしたくない。
ク2:いいぜ。ただ、条件としてあの2人に会わせてくれ。
〇〇:はぁ…じゃあ来てくれ…
〇〇:絢音さん、琴子姉、お待たせしました
琴子:ホントよ。どれだけ待ったと思ってるの
〇〇:ごめん…
絢音:全然いいよ。あと、後ろのふたりは誰?
〇〇:なんか、絢音さんと琴子姉に会いたいみたいで…
琴子:へ~
絢音:〇〇君のお友達?
ク1:はい!
ク2:お会い出来て光栄です。
絢音:それは良かった。〇〇君と仲良くね
ク1&2:はい!
絢音:じゃあ帰ろうか。
〇〇:じゃあなお前ら
絢音:ねぇ今日さ金曜日じゃない?
〇〇:そうですけど
絢音:もし良かったら家に泊まってかない?
〇〇:え!?でも…
絢音:お父さんもお母さんも仕事で帰って来ないの。
〇〇:じ、じゃあお言葉に甘えて…
絢音:ありがとう!一旦家に帰って荷物とか置いておいで
〇〇:じゃあそうしてきます
絢音:じゃあ待ってるね
絢音宅に泊まると琴子に伝えると…
琴子:別にいいけど。ただ、絢音に手出したらあんたの命は無いと思いな。
〇〇:わかってるって。じゃあ行ってくる✋
琴子:はーい
〇〇:絢音さん、お待たせしました。
絢音:いいのいいの。さあ、入って
〇〇:お邪魔します
.°ʚ( *´꒳))ω`,,)ギュッ♡
〇〇:!!絢音さん?
絢音:〇〇君、大好き♥️
〇〇:僕も大好きです。絢音さん
学校ではクールだけど僕の前だとデレデレになる彼女最高すぎません?僕は今後も彼女を愛していこうと思います。
fin
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