見出し画像

新しい日常生活で気づいたこと

夫が海外赴任となり、離れて暮らしはじめてから早くも2ヶ月が経とうとしている。
約10年ぶりのひとり暮らし。最初は正直ワクワクが止まらなくて、あれやったりこれもやってみたいな、と理想と妄想が膨らんでいた。
とりあえず、今まで出来なかったことや制限していたことをすべて排除して思いのままに生活してみた。少しずつ自分のペースで自分なりの心地良さを探しながら。

そんな新しい日常の中での気づきを綴っておこうと思う。

気づいたこと①平日の夜って意外と時間がある

まずは、夜の時間の使い方を考えた。
仕事から帰宅して、ご飯つくって食べて片付けて、少し休んでお風呂入ったら、もうこんな時間・・・!
平日はなかなか勉強できないな、これが悩みの1つだったから。

副業をはじめるために本格的に勉強をしたかった私の最大の壁は夕飯づくりだった。
ひとりになって、ここの自由がきくことが本当に大きい。節約のために、健康のためにと試行錯誤していたけれど、平日は自炊しないと決めた。これで少なくとも1時間は確保できるのだ。
19時に帰宅して、夕飯とお風呂を済ませ、遅くても21時からが自由時間。
配分はその日によって違えど、夜活時間を2時間は確保できる計算。これを勉強と運動に充てることにした。今までと比べたら十分すぎる時間だ。
ちなみに、勉強に加えて運動もするのは、夫がいない間にダイエットをして見返すという作戦のひとつ。

慣れてくると、平日の夜もやろうと思えば意外と時間あるし、もっといろんなことができそうだなと気がついた。
(ただ最近、この2時間の自由時間がNetflixに奪われつつあるので、ちょっと気合いを入れ直したい・・・)

今さらだけど、「時間がない」っていうのは自分への甘えで、やろうと思えば簡単に時間なんて作れるんだよね。どこかで環境や夫のせいにしていたんだな。
平日に時間がつくれると気持ち的にも余裕ができる気がする。


気づいたこと②計画通りに過ごすと、めちゃくちゃ気持ちがいい

休日は出掛けるよりも家で過ごすことが多かったので、話し相手がいなくなったら想像以上に暇だった。そして、すごくつまらなかった。
夫とは常に会話しているわけではないし、むしろ必要最低限の会話しかしないのだけれど、いざという時に他愛のない話ができる相手は必要だったらしい。
(会話は少ないが、決して仲が悪いわけではない)


休日くらいワクワクしたり、楽しいことをして充実させたいな!と思ったので土日は必ず外出することにした。
とはいえ、行きたい場所があるわけでもない。どうしたものかと思ったが、計画を立てるのは嫌いじゃないので、数週間前からやることを考え、外出する理由を見つけて休日のスケジュールに落とし込んでいった。

朝からカフェで過ごし、家に帰って少し家事をこなしたら、午後から買い物に行き、夜は勉強。何でもない1日でも、事前のスケジュール通りにこなせるとめちゃくちゃ気持ちよくて、自己肯定感も上がっていることに気がついた。

自分の想いのまま、自由に過ごせる時間はなんて贅沢なのだろう。
つまらない休日が少しの工夫で華やかになった気がする。


気づいたこと③失って気がつくことって本当にある

私は一人っ子なので、昔から一人遊びは得意だったし、ひとり時間も苦手ではない。だけど人が集まる場や賑やかな場所が好きで、ワイワイ楽しんだ後に一人になったときの寂しさが苦手だった。
大人になるうちに賑やかな場所には出向かなくなり、そんな寂しさも味わうことは少なくなったから自分が寂しがり屋だったことも忘れていたけれど。

誰かが必ず家にいる生活が普通だったもんだから、たまに過ごすひとり時間が心地良くて、ひとり時間が好きなんだと勘違いしていたのかも。
ひとりのウィンドウショッピングも好きだけれど、他愛もない話をしながら歩いているのが良かったんだなとか、ふとした瞬間に寂しさを感じて、一緒に過ごしてくれる存在が私には必要だったんだと気づかされた。

いくら充実した日々を過ごしていても、ふとした時に何故か心細くなることがある。一緒にいたから気がつかなかった。失ってから気がつくことって本当にあるんだな。
永遠の別れというわけではないので、これからは一緒に過ごせる時間を大切にしようと思う。


新生活にも慣れてきて、内省する時間も増えてきた。
自分が心地良い状態ってどういう状態なのか。
この答えはまだ見つかっていないけれど、こういった気づきを綴っておくことで一歩前進している気がする。
焦らず自分のペースで少しずつ見つけていこう!!