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マイペースな我が家と娘のお受験。

さてハッピー不登校希望中の娘TAMI。小学生になるまでのTAMIを振り返りたいと思います。

長女、TAMIは小さい時からマイペースで、集中したらとことん、というタイプ。

中でも人に驚かれるエピソードは0歳児から寝室で一人で6時から朝7時まで爆睡してくれていたことです(笑)

↑朝寝室にいくとこんなにご機嫌で待ってました。

決しておとなしいわけでないし、自己主張もしっかりありますが、毎日のようにいろんな大人が出入りする我が家なので、人見知りや、手を大きくやくことはなかった気がします。(あ、でも、次女が生まれた時の赤ちゃん返りはノイローゼになるかと思うくらい凄すぎました笑)

保育園に通いだしたのは4歳手前で、次女が生まれてすぐの、年少の秋頃からでした。

それまでは当たり前のようにプレに行かせたり、幼稚園に入れるという発想がない、、、、、というか、ママ友がいなさすぎて全く情報がなく、
週三日ほど託児所に預けて後は自宅で過ごしていました。

一体みんなどうしてそんなに情報があるのか知りたいくらい普通に子育てしてるだけじゃ知らないことだらけでした。。


ただ、私は歌の講師をしており、主人はギタリストということだからか、、と言うわけではないんですが、なんせ自分たちの信念や哲学はしっかりとあり、さらっと入ってくる「普通」の情報には流されず、何か知りたいことはいつも自分で情報を集め、とことん勉強し、納得するものを取り入れるというスタイルです。

(朝まで眠るのも何も特別ではないのですが、よそのママさんから言うとストイックな習慣を実践していました。私はストイックではなくむしろ超楽でしたが。。)

そして音楽に溢れた家庭であることは言うまでもありません。


次女が生まれてようやく二人の育児をしながら仕事をすることは無理と気づき(笑)ゼロから保育園の入れ方を調べ、片っ端から空いてる保育園を探し、幸運にも最も家に近い保育園に空きがあり入園させました。
正直適当に選んだ保育園でしたが、少人数な上、縦割り保育、そして自由保育だったので、全くトラブルがなかったわけではないけれど、マイペースなTAMIにはぴったりな保育園でした。

そして月日は経ち、当たり前のように小学生になるわけですが、それまでのんびりとした託児所、保育園、そして我が家でのびのびと過ごしてきたわけですから、何と無く小学生になるイメージが湧かないというか。。

でも誰もが行くわけですから、まあそのうち親も子もその気になるようになってるのかな、、くらいの感じで考えていました。

そんなある日、保育園の懇談会で「小学生になってやっていけるか不安トーク会」(私の中で勝手につけたタイトル)になり、うちの子はアレもこれもできない、、と不安そうに話す年長ママさんたちの中、同じ年中ママでさらに同じ音楽家でもあるママさんが「今皆さんが心配されているのはあくまで公立の小学校での話ですよね、、から始まりシュタイナーやモンテッソーリではそのようなみなさんの心配はよそに独自の教育がある」という話をちらっとされていて、、他のママさんはどう思われたかわかりませんが、私には完全にイナズマが落ちたわけです。。

「え、そんな面白い教育があるんだ!」

(その後そのママさんとは超仲良しに。。仕事面でも色々とお世話になる程!)

その後私はモンテッソーリ教育の教えに夢中になり、それに関する情報や書籍を読み、こんな教育最高やん!!、、と思い、ギリギリではありましたが小学校の説明会も聞きに行き、娘も私たちもすっかりモンテッソーリエレメンタリースクールに入学する気になったのでした。

ここで詳しく書く必要はないと思うのですが、簡単にモンテッソーリ教育を説明すると、
一言で言うと『子供の主体性を尊重した教育』と言うところでしょうか。
独自の教具があり、それを使って自分の最も興味のあることから掘り下げて学んでいくのです。

見学では教室の中で全員が見事に違うことに真剣に取り組んでいます。
公園で集めた草や花を調べてオリジナルの図鑑を作っている子、
教具を使ってありえない桁数の割り算を楽しそうにやっている子
エジプトの象形文字を調べている子
実験グッズのようなものを使って草木染をしている子もいました。。。

学校中に夏休みの自由研究が貼られてあり、それは公立校でよくみる無理やり作った工作などはなく(多分私がそうだった)まさに一人一人が興味を持ったものを徹底的に研究されたものでした。

また、宿題やテストはなく唯一毎日プリントがあるらしいのですが、なんと全員内容が違うそうです。
それには優越感や劣等感を与えることなく、一人一人が自分のペースで勉強していくことに意味があると考えられているからだそうです。

と、、ここまでモンテッソーリのファンになり、夢中になったわけですが、、
合格できるのは確か12名ほど。。将棋の藤井聡太くんもモンテッソーリ出身とかで話題性も手伝ってか、、、残念ながら幼稚園からモンテッソーリ教育を受けている子供達には敵うはずもなく、しかも完全にお受験と呼べる内容のテストで、、気持ちだけしっかり持ってる娘では残念ながら不合格となりました。

しかし、モンテッソーリ教育がいかに子供、、と言うか人間の特性をよく見ぬいた自然なものであり、逆に一般的な教育がいかに人間力を押さえつけられるものかと言う気づきを得たのでした。

とは言え、モンテのような学校は少なく、全く他の小学校も選べないわけでもなかったのですが、モンテほど心を動かされなかったこと、遠方だったりでわざわざ毎日時間をかけて登校したり、大金をかけるまでではないか、、と言うことになり、結局家から近い公立校に行くことになったのでした。

特に私はポジティブな考え方をするので、

「きっとこれも意味があるんだろう!全てがベストだもの!!それに登校に時間がかからない分、家で好きなことをたくさんしたり、何か興味を持てば習い事だってできるし、、、」と前向きに切り替え、、、

やがて4月を迎えるのでした。。





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