ムシノ音

　
リンリンリンリン

コロコロコロコロ

秋の夕暮れ。

虫の声があたりに響く。

私は自然を身近に感じて幼少期を過ごした。

そしてこの声は優しく私を包み込む。

今でもYouTubeで虫の音を聞くと心が和む。

これってね日本人だからみたいよ。

ある人には雑音に聞こえるみたい。

というのを聞いたことがある。

私の祖父は弱いものを守る人だった。

私もそうゆう人でありたい。

常識ってきっと常識じゃない。

「普通、一般人が持ち、また持っているべき知識。 専門的知識でない一般的知識とともに理解力・判断力・思慮分別などを含む（広辞苑）」

普通、普通、常識的に

私はこの言葉がすごく嫌いだ。

この目に見えないものに縛られて苦しんだことがあるから。

本当にそうなのかな。

学問と同じで大多数が繰り返しある程度うまく行ってきたから常識と言われるものは存在するのではないかと思う。

理由を一緒に説明したら、仲間はずれの恐怖から常識と思われるものの従うことは減り、物事を考え思いやりを持って行動できたりするのかなと思ったりもする。

私は普通になりたい。
矛盾してるよね。

意味はね、どんな人の心も生き様も理解して、同じように感じたい。

自分と相手の隔たりをなくし、いっぱい愛して
エネルギーを引き出したいの。

きっとそれには人が命がみんな元来持っているものにフォーカスして普通になることが大切。

自分はすごいと思って自分と異なる人を見下す。

周りはすごいと思ってなんでもその人が言っていることは正しいと思う。

その生き方をしていたら自分がなくなってしまう気がするの。

結局自分も周りも苦しめる気がする。

心からまっすぐ素直に自分に嘘をつかずいっぱい愛を持って生きていきたい。

リンリンリンリン

押し付けもせずただそこに在る

ムシノ音のように🦗