ハマゴウ(浜栲、浜香)Vitex rotundifolia

画像1 海浜植物のハマゴウ。葉っぱを千切ったり、強く揉むと、ユーカリやラベンダーにも似た独特な香りを放ちます。この精油成分を利用して、昔はお線香の材料ともされたそうな。漢字で「浜香」と書く訳ですね。(^-^)
画像2 ハマゴウや、近縁種のミツバハマゴウの実は「蔓荊子」と呼ばれ、鎮痛・消炎などの効果を期待して、漢方薬にも用いられます。薬湯(入浴剤)や、薬酒(ハマゴウの果実酒)の他、クラフトジンにも。
画像3 ・・・うむむっ。これは、なんだか見覚えのある「食み跡」ですね。(・へ・;;)
画像4 あっ!いたいた、白っぽい「キヌゲハキリバチ」だ。ハマゴウの群落で、もっともよく見掛ける訪花昆虫が、このハキリバチの仲間。両者は、密接に関わり合っているのでしょうね。 (´ー`*)

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