ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)Ruellia simplex

画像1 柳葉ルイラ草は、メキシコ原産の多年草。東南アジアやハワイなどにも帰化しており、日本でも1990年代頃から一気に分布を拡げ、暖地で野生化していった印象を受けます。
画像2 属名のRuelliaは、フランスの医師で植物学者でもある Jean Ruel(1474~1537)への献名。命名者は、中南米の探検調査を行い、数多くの新種の植物を発見した Charles Plumier(1646~1704)。
画像3 この植物の仲間は、"種子散布様式"がとてもユニークな事でも知られます。雨が降って、この細長い鞘が"濡れる"と炸裂して種子を飛ばす「雨摘散布」なのです。('o'*)
画像4 こちらは近縁種のムラサキルエリア。中央アメリカ原産ですが、東南アジアやアフリカなどで帰化しています。同じく、熟した鞘が"雨に濡れる"と炸裂するため、Popping pod 、Cracker plant などと呼ばれています。

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