スイレンボク（睡蓮木）Grewia occidentalis

スイレンボクは、あの「睡蓮」によく似た雰囲気の愛らしい花を咲かせる花木。南アフリカが原産ですが、南東アフリカ全域に広く分布している模様です。('ー'＊)

以前は、シナノキ科に分類されましたが、現在はアオイ科に統合されました。海外では、本種を「盆栽」に仕立てる方も多いようで、日本では大きめの鉢植えで育てておられる方を見掛けます。

属名のGrewiaとは、17世紀のイギリスの医師で「植物解剖学の父」と称され、花粉学の基礎を築いた人物でもある Nehemiah Grew（1641 – 1712）への献名です。