ほうきパラディン デッキガイド
【はじめに】
こんにちは。Tredsredです。
今回はほうきパラディンを紹介します。
ほうきパラディンは空飛ぶほうきを軸にしたパラディンのデッキです。
今環境初期のパラディンはデッキをパラディンのクラスカードのみで構築したピュアパラディンが主流でした。
ピュアパラディンはデッキに中立カードを入れないことで、ライトフォージの烈士とライトフォージのクルセイダーを使うデッキですが、そもそもこの2枚がそこまで強くないという欠点があります。
そして、パラディンのクラスカードは使い方が簡単な反面、不器用なカードが多いので、ピュアパラディンは初心者帯では強力なデッキですが、上級者帯では全く通用せず、徐々に人気がなくなっていきました。
ほうきパラディンはそれまでのピュアパラディンの欠点であった不器用さとドロー不足を、中立カードの空飛ぶほうき、ペン投げ野郎、初級エンジニア、戦利品クレクレ君を採用することで解決したデッキです。
これにより、デッキパワー、器用さ、プレイ難度の全てがピュアパラディンと比べて大幅に上がっているので、過去にピュアパラディンを使って、パラディン弱いと思った方も、別のデッキだと思って使用してください。
【デッキリスト】
【デッキコード】
AAECAZ8FAoTBA5PQAw77AZwClaYDlrYDyrgD/bgD6rkD67kD7LkDysEDlc0Dns0Dn80DwNEDAA==
【マリガン】
1ターン目に最も引きたいカードはアルダーの従者である。
ハースストーンにおいて1ターン目にミニオンを出すという行動は非常に強力なので、アルダーの従者が手札にない場合は、1マナミニオンを手札に加えることができる初登校の日をキープする。
サルヘトの群れも強力なカードだ。
サルヘトの群れを1枚引くことができれば、そこから初級エンジニア、戦利品クレクレ君、2枚目のサルヘトの群れを引くことができるので、手札が尽きにくいが、サルヘトの群れを1枚も引くことができないと手札が尽きてしまうので、キープしたい。
特に手札枚数の少ない先攻では重要だ。
アルダーの真理探究者は5マナと重いが、このカードもキープすべきだと思う。
このデッキは後述する智恵の聖典+空飛ぶほうきのコンボが非常に重要なデッキで、このコンボを成立させるためには、智恵の聖典が0マナである必要がある。
アルダーの従者を2枚キープできた時以外は1枚キープしよう。
まとめると以下のようになる。
初心者はこの4枚に注目してマリガンしよう。
初登校の日:アルダーの従者がないなら1枚。
アルダーの従者:最重要。2枚キープする。
サルヘトの群れ:先攻なら2枚。後攻なら1枚。
アルダーの真理探究者:アルダーの従者が2枚引けている時以外は1枚。
中級者は次の2枚もキープを検討しよう。
アダールの手:1マナミニオンを引けていて、かつ1マナミニオンが2ターン目に生存しそうなら1枚。
空襲:1マナミニオンが引けていて、相手のデッキに空襲が有効なら。
その他のカードはキープを推奨しないが、上級者はその都度自分で考えよう。
【コンボ】
・空飛ぶほうき+0マナの智恵の聖典
このデッキで最も重要なコンボである。
軸となっているのは空飛ぶほうきと智恵の聖典の2枚だが、デッキには他にもこのコンボと相性の良いカードが多数存在するので、状況に応じて軸以外のパーツを選択していくことになる。
よく使うのは空襲→空襲→空飛ぶほうき→0マナ智恵の聖典×5→敬虔な生徒だ。
空襲を2回使ったあとに空飛ぶほうきを使用することで、急襲持ちの1/1ミニオンを5体作ることができる。
そしてこの5体の急襲ミニオンで、智恵の聖典をつけてトレード、智恵の聖典をつけてトレードを繰り返し、敬虔な生徒のコストを下げて場に出すことができる。
これにより盤面を逆転させつつ、今後レディ・リアドリンを使用した際に大量の智恵の聖典を獲得できる状況を作ることが、このデッキの軸となっているので、ゲーム中のどこかでこのコンボを行うことが必須である。
空襲の代わりにヒロパや手札のミニオンを使うことも当然可能である。
このコンボ時にマナが余っている場合はペン投げ野郎で打点を稼ぐことができることも覚えておこう。
・ロード・バロフ+空飛ぶほうき
前述したほうき+智恵の聖典コンボが非常に強力なので、できればほうきは使いたくないのだが、このコンボは4マナで盤面を一掃できるので、相手の攻めが苛烈な場合はやらざるを得ないことがある。
・ロード・バロフor正義の聖典+ペン投げ野郎
体力を1にする効果を持つカードとペン投げ野郎の相性は非常に良い。
このデッキには熱狂する火霊術士が入っていないため、ペン投げ野郎の役割は大きい。
・レディ・リアドリンで獲得した智恵の聖典+ペン投げ野郎
前述した空飛ぶほうき+智恵の聖典コンボを行った後なら、レディ・リアドリンで大量の智恵の聖典を獲得することができる。
そして、大量の智恵の聖典がある状況なら、ペン投げ野郎が実質無制限に使えるので、後半のフィニッシャーとなる。
0マナでミニオンをバフしながら、2枚のペン投げを使って毎ターン10点飛ばすことができるので、盤面を支配することも体力を削ることも容易であろう。
【マッチアップ】
有利な相手はデーモンハンターだ。
回復と挑発が入っているので相手の攻めを防ぎやすい。
苦手な相手は、メイジとプリーストだ。
これらの相手は智恵の聖典を消す手段を持っているので、智恵の聖典が消されないようにする必要があり、こちらの動きが制限される。
とはいえ、ほうき+聖典コンボを使用した後に、レディ・リアドリンを使用することができれば、大量の智恵の聖典を使って戦うことができるので、無理というほどではない。
また有利な相手のデーモンハンターに対しても、こちらがいいカードを引けなかったり、智恵の聖典を魔力喰いで消されたりすると負けることはある。
全体的に丸く戦うことができて、極端な有利や極端の不利のないデッキであるように感じる。
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