マスターズツアー構成ガイド

【はじめに】

お久しぶりです。Tredsredです。

半年ぶりにnoteを書いています。

先々週のマスターズツアー・ダララン本戦では運が悪くて負けてしまったのですが、先週のマスターズツアー・シルバームーン予選では運が良くて3個のTOP8を獲得し、累計4個となったのでマスターズツアー・シルバームーン本戦の出場権を獲得しました。

負けてる時も勝ってる時も大して実力は変わらないのですが、メンタル的に勝ってる時の方がnoteを書きやすいので、今のうちに書いておきます。

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デッキコード

3H1BANの予選で使ったデッキは生命奪取デーモンハンター、動物園プリースト、急襲ウォリアーの3つです。

本戦では4H1BANなので、これに呪文ドルイドを加えて臨みました。

今回はこの4デッキを強い順に紹介していこうと思います。カード選択や相性についても書いていきます。

【動物園プリースト】

プリースト

最強。ほとんどのデッキに有利がつき、不利な相手にも五分~微不利なので必ず使うべき。

デッキリストはよく使われているこれ一択だと思う。

大会でプリーストは基本的にBANされるため、プリーストをBANしない相手に対して強いリストを選択すべきである。

プリーストを通してくる相手は断末魔デモハン、ノーミニオンメイジ、毒ローグ、アグロシャーマン、エレメンタルシャーマン、コントロールウォーロック、コントロールウォリアーである。

南海の悪党、ミュターヌス、セセックは対コントロールウォーロック、コントロールウォリアーで非常に強力なので抜いてはいけない。予選レベルであれば、ウォーロックにもウォリアーにも勝ち越すことができる。

エレメンタル、ンゾスのパッケージはノーミニオンメイジ、毒ローグ、アグロシャーマンなどの顔を詰めてくる相手に対して強力。

ウーズは毒ローグとアグロシャーマンに対して強力だが、他の全てのマッチアップで無力なので採用してはいけない。そもそも毒ローグとアグロシャーマンに対してはエレメンタルパッケージのみで有利。

強いカード30枚で埋まっていて、自由枠のほぼないデッキなのでみんなが使ってるやつを使っていれば問題ない。

【生命奪取デーモンハンター】

デーモンハンター

大会でプリーストはBANされるので、プリーストのいない世界で最強の生命奪取デーモンハンターが実質的な最強。

正しく使うことができれば、プリースト以外の全てのデッキに対して有利。

難易度が高く、予選参加者の平均勝率は50%を下回っているので、一般的なプレイヤーは使うべきではない。

習得できれば、自分だけ全てのデッキに対して有利なデッキを持った状態でBO3を始めることができるので、他のプレイヤーと差をつけやすいポイント。

霊視力と軽業がよく比較されるが、軽業一択。霊視力の方が良い状況は存在しない。

ウーズはなくても武器ローグ、アグロシャーマンに対して有利なので、採用すべきではないが、ドロー力が高いため1枚入れておけば、確実に試合中にウーズを使うことができ、プリーストでウーズを採用するよりは機能する。

ウーズをどうしても入れたい場合、イセリアル改造屋、ブラッドメイジ・サルノスを抜くのではなく、フェル学を1枚抜くのがおすすめ。

【急襲ウォリアー】

ウォリアー

3番目に強いデッキ。これまで紹介した2デッキと違って、不利マッチが存在する。

先述した動物園プリースト、生命奪取デーモンハンターには不利で、始原ドルイド、ノーミニオンメイジ、毒ローグあたりにも試行回数が足りないのでよく分からないが不利かなぁと感じる。

ただ、動物園プリースト、生命奪取デモハンに対しては何を使っても有利をつけることはできず、始原ドルイド、ノーミニオンメイジ、毒ローグはデッキパワーが低いので、急襲ウォリアーの3番目に強いデッキとしての立ち位置は確立されている。

デッキの難易度が低いため、一般プレイヤーが使用した場合、最も勝率を出すことができるデッキである。上級プレイヤーが使用した場合も生命奪取デーモンハンターに次いで勝率を出すことができるので、全てのプレイヤーが持ち込むべきデッキである。

28枚強いカードが入っていて、自由枠が2枚ある。

今回は自由枠にナラレックスとミュターヌスを採用した形で2個のTop8を、ウォーモールの挑戦者を2枚採用した形で1個のTop8を獲得した。

ナラレックスとミュターヌスを入れると、生命奪取デーモンハンター、呪文ドルイド、始原ドルイドに対して強くなり、ウォーモールの挑戦者を入れるとハンター、ローグ、シャーマンなどのアグロ全般に対して強くなる。

正直どちらでも大差ないが、3H1BANのBO3の場合は、ややナラレックス、ミュターヌスの方が優れていると思う。

Bo3では動物園プリースト、生命奪取デーモンハンター、急襲ウォリアーの構成が一強なので最も辛いマッチアップはミラーマッチとなる。

ミラーマッチではお互いに急襲ウォリアーが足を引っ張るので、もし自分の急襲ウォリアーのミュターヌスが相手の生命奪取デーモンハンターのイルギノスを食べ、特殊勝利することができれば、マッチ全体の勝ちに結び付きやすい。

自分の体感ではミュターヌスがイルギノスを食べる確率は2~3割といったところだが、出すだけで2~3割の確率でマッチ全体の勝利が手に入るのは悪い賭けではないように思える。

逆に4H1BANのBO5ではBO3に比べてハンター、ローグ、シャーマンと戦う機会が増えることや、ウォリアーは対デモハンで無理をしなくても、相手の4番目のデッキを倒すことができることから、ウォーモールの挑戦者の方が優れていると感じ、本戦ではウォーモールの挑戦者を使用した。

【呪文ドルイド】

ドルイド

4番目のデッキの立ち位置を、ハンター、メイジ、ローグ、シャーマンなど色々なデッキと争っている。

先述した3デッキほど飛びぬけた強さはない。

自分がデモハンやウォリアーを使うとドルイドに勝つことができ、自分がドルイドを使うとデモハンやウォリアーに勝つことができるので、相性は不明。

3強ほど頻繁に目にするデッキではないので、ドルイド対策が進んでいないプレイヤーが多く対策漏れで勝てているような気もする。

比較的簡単なデッキなので、生命奪取デーモンハンターが難しくて扱えないプレイヤーは、動物園プリースト、急襲ウォリアー、呪文ドルイドの構成がおすすめである。

群れの怒りや森の魂が抜かれて、別のカードになっているリストを目にすることがあるが、良くない選択だと思う。

対生命奪取デーモンハンターでは才ある魔術師+火葬のオーラの3点AoE×2を避けることが非常に重要なので体力7以上が必要となる。

呪文ドルイドにおいてこれを実現できるのは、クッチャベラー展開+日食+群れの怒りコンボのみなので、群れの怒りを抜いてはいけない。

対急襲ウォリアーでは相手の除去はサムローとナラレックスから取ってきたイセラの目覚めなので、森の魂に対処することが難しい。

クッチャベラー展開+森の魂で一手で解決されない盤面を作り、次のターンに日食+草攻凶花を狙うことが重要なので、森の魂も抜いてはいけない。

【おわりに】

お読みいただきありがとうございました。

戦略がバレること、お金にならないこと、書いてもすぐに環境が変わることの3点が問題となり、デッキガイドを停止していましたが、最近のハースストーンはナーフが控えめでデッキの寿命が延びたため、最後の点は解決したかもしれません。

戦略がバレることは、大きな懸念点ですが、マスターズツアー本戦で日本人と当たる確率は低いので大丈夫かもしれません。戦略がバレて成績が下がったなと感じ始めたら再考します。

とりあえず無事に権利が取れたので次の拡張まで重要な大会はないので、今拡張の情報は発信しやすいです。

お金にならないことはどうしようもないです。YoutubeやTwitchと違ってnoteは再生数がお金になったりしないのでマネタイズしにくいです。

そのためYoutubeやTwitchで活動することも考えましたが、デッキガイドを動画化しても面倒な割に使い勝手が悪いような気がするのと、自分自身は消費者として動画や配信よりも記事の方が好きなので記事文化を広めていきたい気持ちもあります。

有料記事も試してみましたが、普段1000~10000読まれている記事が、10人程度にしか届かないってのも閉じたコンテンツ化していって良くないなぁと感じ悩ましいです。

当面は諦めて、無料記事多めのたまに有料記事という形でやっていこうかなと思っています。

お金に余裕のある方は、noteのサポート機能や有料記事の購入をよろしくお願いします。

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