生命奪取デーモンハンター デッキガイド 1
【はじめに】
こんにちは。Tredsredです。
7月に入りましたね。
本日、新拡張「風集うストームウィンド」が8/4に発売されることが発表されました。
また、前回の記事で報告した通り、既に8/27に行われるマスターズツアー・シルバームーンの権利は獲得しています。
つまり、7月はだいぶ暇なので、記事制作に力を入れていこうと思います。
先日、書いてほしいデッキガイドをTwitterでアンケートとったところ、生命奪取デーモンハンターが1位だったので、今回は生命奪取デーモンハンターについてです。
【デッキリスト】
AAECAea5AwTL3QPQ3QPUnwSXoAQN4L4D6b4D2cYD1tEDztID3dMDx90D2d4D8+MDlegDg58Etp8E7KAEAA==
【マリガン】
キープ:二段ジャンプ、グルダンの髑髏
先攻の場合、軽業1枚
対生命奪取デーモンハンター:イリダン党の予習、激昂のフェルスクリーマー
対呪文ドルイド:グレイヴ投げ、火葬のオーラ、軽業
対ハンター:フェルスクリームブラスト
勝率が明確に変わってくると思うのはこれらのカード。
手札の状況や相手のデッキに応じて、マリガンを研究すればもっと良くなっていく可能性はあるが、難しいので初心者にはおすすめしない。
【デッキ概要】
豊富な除去と回復で相手の攻撃を凌ぎながら、イルギノスコンボを揃えることを目指すデッキ。
1~4ターン目は、ヒーローパワーを使ったり武器を付けたり、ドローをしたりと消極的な選択肢で何もせず過ごすことが多い。
5~6ターン目は、1~4ターン目に何もしなかったために、相手の盤面にミニオンが並んでいて、除去や回復を行わないと体力がなくなってしまう状況が多い。
ここで最も頼りになるのが才ある魔術師+火葬のオーラのコンボだ。
このコンボは3点ダメージを2回与えることができるので、計6点となり、多くの場面で相手の盤面を一掃することができる。
相手の盤面を一掃した後に問題になるのが、それまでに削られてしまった自分の体力である。
これはモアーグの加工師+才ある魔術師+フェルスクリームブラストのコンボで解決する。6ダメージの生命奪取を3体の敵に当てることで計18点回復することができ、体力をほぼ全快することができるだろう。
もし火葬のオーラコンボで才ある魔術師を使ってしまい、才ある魔術師が手札にない場合は、イセリアル改造屋やブラッドメイジ・サルノスで代用することができる。
5~6ターン目に、これらのコンボで相手の盤面を一掃し、体力も全快したら、6~7ターン目にグルダンの髑髏を撃つ余裕が生まれる。
グルダンの髑髏後は、グルダンの髑髏を撃っている間に展開されてしまった相手の盤面をグルダンの髑髏から引いてきた除去カードで対処しつつ、ドローを進める。
すると8~10ターン目にイルギノスを使ったコンボが揃い、1ターンで24点~36点のダメージを出して勝利することができる。
生命奪取デーモンハンターは手札や盤面の状況で毎試合展開が大きく変わるので、このように理想的な進行ができることは珍しいが、理想的な進行を覚えておくことでプレイがよくなるきっかけになるかもしれない。
慣れないプレイヤーはイリダン党の予習などを使って、グルダンの髑髏をできるだけ早く撃ち、グルダンの髑髏からモアーグやイルギノスを引くことができれば勝ち、引けなければ負けというプレイをしがちなので注意してほしい。
10ターン目まで、豊富な除去と回復で相手の攻撃を凌ぎ、豊富なドローでデッキを引き切ってコンボパーツを揃え、除去に使わなかったコンボパーツを上手に組み合わせてOTKを狙うイメージを持つことができると上達すると思う。
【よく使うコンボ】
このデッキはコンボの幅が広いので、手札のカードをその場で上手に組み合わせていく力が求められるが、結構難しいので初心者用によく使うコンボの具体例を書いておこうと思う。
・火葬のオーラ+才ある魔術師
全体に3×2の6点 最もよく使う
・火葬のオーラ+モアーグの加工師
全体に2×2の4点 才ある魔術師がない時に使う
・魔眼光+モアーグの加工師+モアーグの加工師
魔眼光はモアーグの加工師と組み合わせて使う。魔眼光は呪文ダメージ+との相性がよくないので、魔眼光とモアーグ、フェルスクリームブラストと呪文ダメージ+をセットで使うように意識する。
・フェルスクリームブラスト+才ある魔術師+モアーグの加工師
フェルスクリームブラストと呪文ダメージ+は効果が3倍になるため相性が良い。才ある魔術師の後にフェルスクリームブラストをするだけで盤面を除去しながら9回復できて破格。さらにモアーグの加工師と組み合わせると効果が倍になりほぼ全快できる。
・グレイヴ投げ+モアーグの加工師+イセリアル改造屋
6点のグレイヴ投げを投げることができる。中型が3体くらい並んでいる盤面を一掃するのに最適なので、意外とよく使う。
・アルドラキ・ウォーブレード+混沌一閃+ヒロパ
アルドラキ・ウォーブレードは適当に振るのではなく、できれば混沌一閃やヒーローパワーの使えるタイミングで振ると回復量が増えて得。
・イルギノス+才ある魔術師+モアーグの加工師+モアーグの加工師+フェルスクリームブラスト
最も基本的なOTKコンボ。11マナで36点出すことができる。
11マナ必要なので通常時は使用できないが、激昂のフェルスクリーマーでモアーグの加工師のコストを下げれば9マナになるので使用できる。
グルダンの髑髏でどれかのパーツのコストが下がるだけでも10マナ以下になるため使用可能である。
・イルギノス+イセリアル改造屋+モアーグの加工師+モアーグの加工師+フェルスクリームブラスト
10マナで24点出すことができる。髑髏の引きが悪くてコスト低減できなかった場合でも使えるコンボなのでこちらもよく使う。
慣れてくると才ある魔術師は盤面処理に使ってしまうことが多いので、ヒロパやアルドラキ・ウォーブレードで相手の体力を24まで削っておき、こちらのコンボを狙うことが多くなる。
・イルギノス+イセリアル改造屋+才ある魔術師+モアーグの加工師+フェルスクリームブラスト
こちらも10マナで24点出すことができる。モアーグが1枚しかいない場合はモアーグを才ある魔術師で代替することが可能だと覚えておくとリーサルを見逃しにくい。
【マッチアップ解説】
・対生命奪取デーモンハンター
お互いにOTKを狙うため、盤面は関係なくなり、できるだけ多くカードを引きコンボパーツを揃えた方が勝てる。
カードを引くためにはカードを捨てることが必要であることに気づくと上達する。
火葬のオーラは盤面に何もなくても使うし、イセリアル改造屋も素出しして、フェル学は手札にモアーグがいない状況で空撃ちする。
また、イリダン党の予習の使い方が重要なマッチアップ。
もし初手にあったとしても、1ターン目に使うことは少なく、基本的には6ターン目に使う。
6ターン目に使い、グルダンの髑髏を発見してすぐにプレイすることを本命にしつつ、引けなかった場合は最優秀生徒ステリーナや滑空を発見することで相手の妨害を行うことができる。
特に相手が既にグルダンの髑髏をプレイ済の場合は滑空が非常に強力で、グルダンの髑髏より優先して発見することもある。
・対呪文ドルイド
グローフライの群れなどによる、相手の強力な横展開を、こちらの火葬のオーラで返すことが重要なマッチアップ。
相手のグローフライとクッチャベラーの合計数よりも、こちらの火葬のオーラとグレイヴ投げの合計数が上回っていれば勝ち、下回っていれば負けというイメージ。
火葬のオーラをできるだけ多く引くために、当然マリガンでキープするし、火葬のオーラを引く確率が増すドローカードの軽業もキープする。グルダンの髑髏の重要度が他のマッチアップより低いので、二段ジャンプはキープしなくていい。グルダンの髑髏は6マナ3ドローなのでドローカードとしてキープする。
・対ハンター
他のアグロと違って、盤面で攻めてくるのではなく、ヒーローの体力を直接削ってくるため、回復が最重要。
中盤にモアーグの加工師+才ある魔術師+イセリアル改造屋+フェルスクリームブラストの24点回復などで全快すれば簡単に勝つことができる。
・対プリースト
イルシアを出されたら負け、出されなかったら勝ちというシンプルなマッチアップ。
プリーストはイルシアを6~7割引いてくるため、3~4割しか勝つことはできない。
・対急襲ウォリアー
不良学生の存在が重要なマッチアップ。
急襲ウォリアー側は中盤までにミニオンの体力を7以上にすることが難しいので、デーモンハンター側はいつでも才ある魔術師+火葬のオーラのコンボで一掃することができる。
また、急襲ウォリアーは直接打点を出すことができないので、回復に力を割かなくても何とかなる点もデーモンハンターにとって追い風。
不良学生だけがデーモンハンターにとって対処が難しく、素の不良学生であっても、処理するには才ある魔術師+火葬のオーラ+魔眼光など3枚のカードが求められ、調整で体力が上がっている場合、さらにカードを使わされてしまう。
不良学生を放置すると、不良学生の殴り+不良学生の効果+アレクストラーザで体力を全て削り切られてしまうこともある。
対処法は不良学生の返しにイルギノスOTKを決めれるような手札を作っておくか、不良学生を放置してアレクストラーザを受けても大丈夫な体力を作っておくか、3~4枚のカードを不良学生に使っても問題ないだけの豊富な手札を作っておくかの三択。
慣れれば不良学生を上手に捌くことができるので有利。
【おわりに】
生命奪取デーモンハンターは非常に複雑なデッキで全ての知識を書くと長くなってしまうので一旦ここで区切ります。
近日中に続きを書こうと思っていて、そちらでは二段ジャンプから髑髏を持ってくる確率が1/3に対して、イリダン党の予習から髑髏を発見する確率が1/4だからどうのこうのといった話や、相手の体力をミニオンで削って24点以下にすることがOTKの成功率を上げるのにどうのこうのだったり、イリダン党の予習から発見するカードの優先順位など今回扱えなかった内容を書きたいなと思っています。
noteやTwitterをフォローして更新をお待ちください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?