学校だけが正解なの?!
最近、外国人の不就学問題が話題ですね。
不就学・・・その問題の本質は何なのでしょうか?
日本で生まれ幼稚園の頃まで日本で過ごし、小学生の期間は親の母国ペルーへ、中学1年生のときに帰国した現在中学3年生のソフィア(仮名)。
ペルーでの生活は当然ながら全てスペイン語。中学1年生で日本に戻ってきた時には日本語が話せない状態でした。中学3年生になった今でも日本語が不自由なためトレボルNIHONGO教室でも、ほとんどスペイン語を使って会話をしています。
ソフィアの母親が言います。
「小さいときは日本語のコミュニケーションに全く問題がなくて日本人の友達ともよく遊んでいたのに・・・」
「自分(親)自身が日本語が分からないので、子どもに何も教えることができないの・・・とても悔しい・・・」
ソフィアは「地域のボランティア」や「学校の先生」などの助けも借りて努力はしたものの、やはり小学生の期間を国外で過ごした影響はとても大きく、学校の授業にはついていくどころか先生や友達が話していることがわからず、学校では時間が過ぎるのを延々と待っているだけ・・・というのが現状です。
この状況・・・
非常に時間がもったいない!!!
誤解を恐れずに言うならば
学校に行っている意味があるのか!?!?
もちろん、学校という場は勉強だけではなく、周りの人との関わり方や、大人になり社会に出るために必要なルール、道徳を学ぶ場でもあります。ただ、それら以上に無駄な時間を過ごしている状況に危機感を覚えています。
ソフィアの場合は学校に通っていますが、学校が面白くないと感じ不登校・不就学になっている子どもも沢山います。私たちがフリースクールを作ろうとしている理由、コンセプトはそこにあります。子どもたちが本当に必要としている学びの場を作る。ただそれだけです。
ただ、それを実現するための壁が多いのも事実です。家庭、学校など周りの理解が不可欠となるのですが、なかなか・・・
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