不登校+不就学=外国人向けフリースクール


最近、NHKの「クローズアップ現代+」で特集された外国人労働者の子どもたちの無断欠席、不登校、不就学という問題。

番組では岐阜県可児市の政策、取り組みを紹介していましたが、このような手厚いサポートを受けられる子どもたちは非常に非常に非常に恵まれています。




実際に私たちの身近でも起きた話を紹介します。


ある日、保護者から電話がありました。

「最近、息子が学校に行かなくなっちゃったの。先生の話していることが全然わかっていないみたいで何もかもが面白くないって。学校だけじゃなくて家からも出たくないと言ってて困っているの」

今年4月に中学に入学したタクミ(仮名)。当初はとても元気な様子を見せており私たちの教室にも通っていたのですが、7月頃から休みがちになっていました。

タクミは日常会話レベルの日本語レベルはあり、コミュニケーションに苦労することはありません。しかし、小学1年~4年の時期をペルーで過ごしたことで、その期間の学習内容が抜けてしまっているのです。

基礎的な学力がない状態で、中学生の授業を理解するのは現実的には不可能です。

言い方は悪いかもしれませんが、タクミが学校に通っている時間は、無駄な時間を過ごしているという言葉が当てはまるかもしれません。

このような状況・・・やはり見過ごすことはできません。

そこで今回、
トレボルNIHONGO教室では正式にフリースクールを設置することにしました。平日の午前中に、現在の教室を活用しようという考えです。

以前から、数年以内にフリースクールを始める計画はあったのですが私たちの教室から不登校の子どもが出たことで予定を早めることにしました。

家庭や学校などとの調整や各種申請など
まだまだやることが多いですが、年内のオープンを目指して準備を進めています。

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