大井競馬場のメガイルミの光は、幻想旅行の入口。

画像1 レースのない日の大井競馬場は、東京メガイルミ。広い広い敷地に、趣向をこらしたイルミが光り、一気に別世界に行くことができるよ。広いから、基本ディスタンスも自然と取ることができ、良い感じです。
画像2 入ってすぐに、お馬さんがいます。ずっといてくれるので、シャッターチャンスは、何度でも。お馬さんを背景に写真撮ってる人、本当に沢山いたよ。大人しそうな二頭がお相手してくれます。ここから先は、暗くなっていて、遠目に色々なディスプレイが見えて来るよ。いよいよ始まるイルミの洪水に、自然とドキドキ感が高まっちゃうというもの。
画像3 こんなふうに、木々もライトアップしてます。歩いている間にも、色々なイルミがあって飽きさせない工夫MAX! 導線もきちんとしているから、順路を間違えることもなく、一か所迷う所には、スタッフの方がいつも立っていて誘導してくれるから大丈夫。最終的にそちらの道は、全て見終わった人が戻ってくる方向とわかるのだけど、そこまで帰り着いて改めて広いなー、と。
画像4 これは、噴水。時間が決まっていて、噴き上がる前にアナウンスしてくれる。レインボーカラーになってるね。最初前面から見て、移動と共に後ろからでも楽しめるから、そうだなー、全部で5,6回は噴き上がる水の競演を楽しむことができるよ。同じエリアで人工オーロラも出現。カメラhs収められなかったのだけど、緑色のうねうねした光が本物のオーロラのよう。極寒の地でしか見られないと言うのに、ちょっと寒いくらいの東京で見ることができるなんて、ありがたいなーと思った。寒いのが苦手な私は、これで充分だよ(笑)
画像5 これは、田園風景を模していて、なぜだか物悲しい音楽が流れている。最初は、田植えの時期。植えられた稲は、若々しい緑色。青い部分は、水路を表わしているんだね。そして、時間が経つと稲穂は金色となり(この写真の状態)刈られるのを待っているかのよう。その移り変わりを三回転くらい見ていたけど、秋の風景になると音楽も相まってグッときちゃうの。人生を重ね合わせているのかもね。実りの秋でもあるけど、もう人生の大半を過ごしてしまい、残りの日々を考える・・・みたいな思いが湧いてくるのかも。
画像6 光のトンネルだよ。そのアプローチは、結構長くって天井と左右を見ながら進むのだけど、時々振り返って来た道を眺めるのもオツなのよ。人々の姿が影を作って、ゆっくりと動いている様子がフェリーニの映画みたいなのね。子供たちの声が天井に反響して、このご時世でも楽しいことがあって笑えて良かったなー、としみじみ。ずっと体感していたくって、わざとゆっくり歩いたりもしたよ。
画像7 藤棚コーナー。近づくとびっくりなことに、素材は紙! このぼーっと発光しているような感じは、紙だからこそ表現できるんだろうと思う。遠くから見るとかえってリアルで、まさか紙とは思えない。光のトンネルを通っている時に、すでにこの赤紫の灯りは見えているので、ちょっと離れた所から眺めても、それはそれで幻想的だな、と思う。
画像8 最後は、ローズ。規則正しく配置され、花が開いていて、よーく見るとちゃんと薔薇の花びらになってる。ぽわん、とあたりを照らしていてこちらも田園風景と同じくなんだか感傷的になっちゃったなー。比較的寒くない日に出かけたので、じっくりゆっくり楽しめた。本当に広いけど、各コーナーがそれぞれテーマが確立していて、全然飽きないよ、そして知らぬ間に相当長い距離を歩いてる。その割には、疲労感もなく。それは、きっとわくわくしながら移動できたおかげだね。ああ、ほんとに楽しかったなー。

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