川崎に行ってきたお話(前編)

※この記事は前編です。昼ごはんから先は今後公開予定の後編をお待ちください


初めに

なんで行ったか

先日、テストも終わり時間があったということで川崎駅を訪問してきた。行った理由は、川崎駅について調べていくうちに興味を持ったからだ。実は川崎駅の魅力を知ったのは約一年前のことなのだが、改めてちゃんと行ってみたいと感じ、この旅を決行した。

実際の移動

南浦和駅。ここから旅をスタートする

移動

①京浜東北線(南浦和05:51→上中里06:10)


車両→E233-1065

南浦和から京浜東北線に乗車し、直接川崎には向かわずに上中里で下車する。これはなぜかというと、事前に乗車券を分割して購入したからだ。
今回は南浦和→高輪ゲートウェイを移動したが、これを普通に乗ると490円かかる。
しかし途中の上中里で分割し、南浦和→上中里の230円、上中里→高輪ゲートウェイの230円のきっぷを2枚購入(または上中里で改札を一旦出て入り直すことを)すると、途中の上中里で降りることができる上に30円安く乗車できるのだ。

ということで上中里で降りるわけなのだが、京浜東北線あるあるとして、蕨〜川口の各駅でお客さんがたくさん乗ってきて赤羽で乗換という客多いように感じる。

赤羽をでてからの京浜東北線は駅間が短く、加速と減速を繰り返していく。
そして南浦和駅を出てから19分、結構すぐに上中里駅に到着する。

②京浜東北線(上中里06:19→日暮里06:25)

車両→E233-1050

上中里で一旦改札を出、もう一度入り直した後は、次の電車に乗車していく。大宮方面の電車は空いているのだが、東京方面は混雑していることが多いので結構厄介だ。
途中田端駅で山手線と合流し、ここから今回私が下車する高輪ゲートウェイまで並走する。
田端を出ると次は西日暮里。この2駅間の距離はとても近く、放送がなっている間にもう駅のホームに入っていってしまう。
そしてそのような駅を過ぎて日暮里に到着。改札を出るわけではないが、一旦下車する

桜木町行の表示
京浜東北線の車両(ホームドアが被ってしまい申し訳ない)

③山手線(日暮里06:29→秋葉原06:37)


日暮里からは東京を代表する電車、山手線に乗車する。なぜ日暮里で乗り換えたかというと、今回行きに乗車する山手線と京浜東北線の乗車時間を均等にするという謎の行動をすることになり、日暮里で乗り換えれば最も均等な乗車時間となったためだ。
途中上野駅から御徒町駅までの距離が田端→西日暮里のレベルで短くて驚いた。

山手線のLCD。とてもみやすいので個人的に一番好きなものだ

④山手線(秋葉原06:43→高輪ゲートウェイ06:58)


車両:E235-105

秋葉原からも引き続き山手線に乗車する。朝の山手線は京浜東北線に比べて空いているなーという感じがした。
東京を過ぎてからの景色は個人的にお気に入りで、大都会の景色を眺めることができる。


⑤京急本線(泉岳寺07:11→京急川崎07:29)

泉岳寺からは京急に乗車。特急ということで、青物横丁や平和島にも停車する。品川に到着する前の自動放送がとても早口だなーと感じた。

品川を出ると北品川くらいまではゆっくりだが。そこから先はかなり飛ばす。
反対側からくる電車が12両でも混雑している中、こちらの電車は8両でもかなり空いていて快適だった。

蒲田までこれば川崎はもうすぐ。2駅通過して多摩川を渡るだけだ。

京急蒲田駅。左のホームは空港線(羽田空港方面)へ向かう電車の乗り場だ

京急には最近(約8ヶ月前)に自動放送が導入されたことで話題となったが、個人的にはとても丁寧で好きだ。

多摩川。ここを渡ればいよいよ川崎駅だ

そんなこんなで多摩川を渡り、川崎に定時で到着。ここからは大師線に乗り換える。

⑥京急大師線(京急川崎07:33→川崎大師07:38)

車両→1401F

川崎からは大師線に乗り換えてまずは川崎大師に向かう。先頭の四号車に乗車したが、大師線の朝ラッシュに見事に巻き込まれ大混雑。川崎大師まで5分だったので頑張って耐えて乗車した。川崎の朝ラッシュ、舐めちゃいかん。


川崎観光(川崎区編前半)

1.川崎大師 平間寺(川崎区大師町)



まずは川崎大師から巡っていくことにする。朝の時間に行ったおかげでとても空いていて安心した。
川崎大師を京急線の川崎大師駅から巡ろうとするとまずと通ることになるのが表参道。道の両脇にはさまざまなお店が広がっており、美味しいグルメなどを楽しむことができる(なお、私が行った朝8時前後にはまだ開店している店が少なかったので注意!)。

表参道を進んでいくと現れる「川崎大師入口」の案内
仲見世通り。まだ朝8時前だったので、ほとんど空いていなかった
風鈴市

そして表参道を通り抜けると次に通るのが仲見世通り。ここでは今日からちょうど始まった風鈴市のメインである風鈴がたくさん飾られていてとても綺麗だった。

いよいよ中に入っていく。まず仲見世通りが終わると、とても大きな門が目の前に現れる。そう、これが平間寺の入り口だ。でけぇ。
中に入ったらお参りする前にお水屋で手と口を清める。その後に献香所で煙を浴びて体を清める。
それが終わったらいよいよ参拝だ。川崎大師というのは「神社」ではなく「お寺」なので、2礼2拍手1礼をする必要はなく、ご本尊の前で手を合わせるだけで良いそう。(参考:以下のサイト)


参拝が終わったら次はおみくじをしよう。川崎大師のおみくじは1回100円。お金を納めて引こう。
おみくじが終わったらそのまま右に進むと御朱印帳などが売っている場所に着く。私は川崎が大好きなので、せっかくと思い御朱印帳(1000円)を購入した。今度別の寺社に行くときに必ず持っていこうと思う。

1−2.大師→川崎駅

川崎大師も巡り終わったということで、いよいよ川崎駅の方へ向かっていくことにする。せっかくなので行きとは違い、初の臨港バスに乗車してみた。
乗車したのは快速浮島橋という系統で、快速という名にふさわしい速さで川崎駅まで連れて行ってくれる。
通る道が違うので一概には比較ができないが、大師→川崎駅のバス(川23)が通常川崎駅まで25分程度かかるのに対し、この快速バスは14分で川崎駅まで連れて行ってくれるスグレモノだ。
途中で久根崎というバス停を通るが、久根崎をすぎると銀柳街入口まで停車しないので、4車線の国道132号の右車線をかっ飛ばす楽しい経験ができた。

快速浮島橋(黄線)の路線図(臨港バス公式サイトより)

2.吉野家 川崎駅前店(川崎区駅前本町)

次は吉野家で朝食をいただく。川崎駅付近にはたくさんの飲食店があるが、私はここの吉野家が一番好きだ(全部の店に行ったわけではないが)。理由は、普通の吉野家と違ってコンセントなどがあり、ドリンクバーなどもあるというとても素晴らしいお店だからだ。元気な店員さんに迎えられ、私は朝牛セット(並盛:552円)を注文した。

吉野家の朝定食。美味い

ここでお茶を飲んだのだが、ホットであるということに気づかず、とても熱かった。

3.快活クラブ 京急川崎駅前店(川崎区砂子)

次は快活クラブに向かう。快活クラブに行った理由は学割の更新を行うためだ。
川崎の快活は紙コップのドリンクバーで、快適に過ごすことができた。
また、漫画なども豊富にあり、私が好きな漫画もあってとても楽しかった。
※この快活にはブースの鍵などはないので注意!
そして、この快活に行って一番最初に思ったのが、エレベーターの開閉音がとてもうるさかった。

4.川崎駅 みどりの窓口(川崎区駅前本町)

ここからは川崎に来た目的の一つ、窓口に向かう。川崎駅の窓口は3つあるが、今回は2つ開いていた。
ここの窓口は整理券制で、窓口内にある端末を操作して整理券を発行して待つというシステムだ。
私が発券したら24番目で、たくさんの人が利用しているということがわかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー1時間後ーーーーーーーーーーーーーーーー
(📍←ここに戻る)1時間経ったので窓口を使えるようになった。番号を呼ばれ、それを見せることで受付が完了する。事前に何が欲しいかはきちんと申込用紙に書いておこう。私は川崎→京急川崎の乗車券と入場券を一枚いただくことにした。あわせて430円ということで現金で支払いをする。
無事購入ができたのだが、経路が手書きだったのが一番驚いた。

入場券。もちろん使用済みだ

川崎観光(幸区編)

1.ソリッドスクエア(幸区堀川町)

さて、ここで窓口の順番待ちをしている間に外にいても良いということだったので、西口の施設を巡っていこうと思う。まずはここ、ソリッドスクエアからだ。川崎駅のラゾーナにつながる歩道橋から階段を降りて東京側に歩き、5分もすれば見えてくる建物。これこそがソリッドスクエアだ。ソリッドスクエアの特徴として、オフィスビルとは思えないほどのテナントの量がある。下の画像を見てもわかる通り、さまざまなお店が入居し、そこまで店も混んでいないので穴場なんだそう。

ソリッドスクエアの入り口にある看板。いろいろな店が並んでいる
美味しそうなレストランもある。

※2枚の写真に共通して言えることだが、少しブレている。申し訳ない

また、川崎駅側の入口ではなく逆側の入り口の方に向かうと、綺麗な遊歩道が整備されておりとても落ち着いた雰囲気となっている。好き。

2.多摩川見晴らし公園(幸区幸町)

川崎市内の散歩がてら多摩川見晴らし公園へと向かう。途中市バスや東急バスが通る道路に出ると「好き〜ですかわさき愛の街♩」と川崎市民の歌を軽快に流して走っているゴミ収集車を発見した。
その後交差点を歩道橋で越えると見えてくるのが多摩川見晴らし公園。ここからは多摩川を挟んで反対側の東京都大田区や、多摩川を爆速で渡ってくる東海道線などが眺められるのでとても楽しい。私も多摩川をゆっくりみたり、その後電車を取ったりなどして滞在時間は15分ほどだったがとても充実した時間となった。

多摩川を渡る京浜東北線
結構降りれる


3.ラゾーナ川崎プラザ(幸区堀川町)

次は見晴らし公園から呑気に散歩してラゾーナまで向かう。途中国道409号から脇道に入ったところ住宅街が広がり、ギャップの凄さにおどろいた。そんな落ち着いた平日の歩道を歩いていたら、目の前に大きな建物が。それが「ラゾーナ川崎プラザ」だ。川崎駅前にオープンした商業施設で、駅から直結という利点がある。
特徴としては5階建てのビルと、その隣に併設された「ルーファ広場」という吹き抜けの広場がある。
川崎駅の改札からそのままつながっているのが2階で、そこにルーファ広場が広がっており、よくイベントが開催されている。
私はここで川崎駅の窓口に呼び出されそうになっていたので、一度通路を通って戻った。(📍←ここに戻る)

窓口に行ってきたので、ラゾーナに戻ってきた。
まずは4階に向かってJTBに行く。ラゾーナには3つの旅行会社があり、その3つは何かというと、

  • JTB

  • 近畿日本ツーリスト

  • 日本旅行

の3つだ。このうち、JR券の発券が可能なのは近畿日本ツーリストとJTBの2つだ。私は前回近ツリで発券したので、今回はJTBで発券することにした。
参考までに、下に発券したきっぷを載せておく。

JTB。(交)というマークがつき、ラゾーナ川崎まで印字される。

私は以前近畿日本ツーリストの方でJR券を購入したが、そこでは

(KC)川崎

と印字されており、おんなじラゾーナ川崎内でも違うということがわかった。

その後私は、ラゾーナの4階にある「出雲神社」に出向いた。これは元々東芝の前身である東京電気の川崎工場にあったもので、2006年、ラゾーナ川崎プラザの開店と同時にここに移されたものだ。
私はここでお参りをして、屋上の緑地を見てゆっくりできた。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ラゾーナ写真集↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

でっかいスクリーン
ルーファ広場
大都会川崎
出雲神社
下の階から見た様子
館内。天井がガラス張りになっていてとても開放的だ


川崎駅改札からの入口。ルーファ広場にも簡単にアクセス可能だ

4.ミューザ川崎(幸区大宮町)

次は川崎駅から歩道橋でつながっているミューザ川崎に向かう。ミューザ川崎は2004年に川崎市制80周年にあたる2004年にオープンした。約2000席ある大ホールにには、日本最大級のパイプオルガンが設置されている。
またオフィスビルも併設されており、朝の時間はたくさんの人たちがミューザに向かって歩いていく姿が見られる。
さらにミューザには1階と2階にちょっとしたショッピングモールのようなものがあり、飲食店やコンビニなどがあるが、ミューザの何がすごいかというと、アニメショップであるアニメイトまであるということである。音楽ホールにあるアニメイトとはこれまたとんでもないものだが、私自身も初めて聞いた。
そして1階には誰でも自由に演奏することができるストリートピアノのようなものがあり、私が訪れた時には演奏している人がいらっしゃった。

▽ミューザ写真集

ミューザ。でけぇ
フェスタサマーミューザの広告
上から下を見た様子。開放的すぎる

5.KAWASAKI DELTA(カワサキ デルタ)


カワサキデルタは、JR東日本が開発したホテル棟・オフィス棟・商業棟の3棟を駅直結のペデストリアンデッキで結んだ大規模商業施設だ。
ホテル棟はJRのホテル「メトロポリタン川崎」で、とても高級そうな雰囲気が漂っていた。
商業棟には美味しそうなお店がたくさん並んでいた。
ここで私の趣味の話が少し入ってくるのだが、ここの建物の標識が洗練されていてとてもよかった。
▽デルタ集


案内。岩に貼ってあるみたいで面白い。
(もしかしたら本当に岩に貼ってあるかもしれない)
サイン。細い線で描かれておりとにかくわかりやすい
洗練されている
デルタから見える景色。電車が発着している様子が観察できる

今回の話はここまで。続きは後編で!
ありがとうございました〜

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