6月が終わり7月。
社会人になって3か月。
あっという間でした。

ここ1か月、大きな壁にぶつかっています。
仕事のことと、将来に向けての2つの壁。
どうやって超えようか、正直想像がつきません。

仕事での壁は、まぁ時間が解決してくれるでしょう(笑)

問題なのは将来に向けての壁

結論から申すと、解決のヒントは『複業農家』なのかなぁ。

僕の立てていた戦略は、簡単に言うと以下の通り

1.2,3年後には会社を辞めて農家に転身
2.10~15haの農地で米専業
3.+して他の仕事が少しできたらいいかな
4.奨学金はまとめて返済している
5.設備は現状のままで、特に大きな設備投資はなくて済む

この中で達成が無理になったのは②と⑤

まず、私の家の近所の田んぼは条件が良いため、皆手放さない。
そして、専業農家がたくさんいる。
田植えの時に父と話していて知りました。
地域活動をやっているのに、自分の地域にはなんて無知なんだ・・・。
10haの農地なんて、なかなか手に入りそうもない。

そして次に設備。
我が家の設備の中で、規模拡大した時に最もネックになってくるのが出荷系統である乾燥機、籾摺り機です。
現状の3haを回すことで精一杯。
品種を早生、中生、晩生とバラシて対応しようにも、岡山南部では早生品種の栽培は向いてないとか・・・。
じゃあ乾燥機、籾摺り機を買おうと思ったら、莫大な投資が必要。
さらに、倉庫を建て替えないと大きな乾燥機は買えないという現状。

何かを始めるにはある程度の投資は必要と考える方も思いますが、私はどちらかというとそこまでリスクは負わず、無理のない範囲でやりたい派です。

だから1,000万円とかの借金(投資)をして農家になるなんてリスクはとれない。自分だけでなく、周りの人の事を考えるととてもできない。

ではどうするか。

学生時代、何のために私は地域活動に関わり、なりわい塾に行き、そこで得たアイデアを論文にまとめたのか?

専業農家になりたいとしても、焦る必要はないのではないか?

ないものねだりよりあるものねだり。現状の設備でできることを考えたほうが建設的ではないか?

結果、複業農家になるということに落ち着きました。
農業+αとしてやりたいことは今の所
・食べる通信
・遊撃農家
・何かおもしろいこと(漠然)
くらいでしょうか。あとは思いつきません。

農業の規模は5ha前後。
やり方を工夫すれば、これだけでも十分なハズ。


とりあえず、山の1合目には到達したのかな。
次は実際に動いていかないと。

次のステップとしては、
・農業:補助金など使えそうな制度を調べる。同じような人がいないか探す
・食べる通信:給料が溜まったのでカメラを買う!そして練習!
       周りの人に言って仲間集め
とりあえずこんなところでしょうか。

そして最も大事な、ここだけはブレてはいけないところ。
それは『風景を繋ぐ』ということ。
この言葉を私の活動理念にします。

6月は悩みの時間でした。
7月からは無理のない程度に動き始めます。
きっとこの壁も越えられるはず!

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