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解離性障害の特徴
解離性障害は、自分が自分であるという感覚が失われている状態で、まるで空想の繭の中に自分自身を包み込んで、外界の刺激から自分の身を守ります。しかし、その影響により、現実感が無かったり、ある時期の記憶が全く思い出せなかったり、いつの間にか自分の知らない場所にいるなど、生活面での様々な支障をきたしている状態です。解離性障害が重篤になると、慢性的なトラウマ状態になり、凍りつきや虚脱の間を行き来し、ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」に書かれた強制収容所に囚われた人の心と体になっていきます。
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