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離人感・現実感喪失症

離人感・現実感喪失症は、自分の身体を切り離して、風景や状況を把握したり、自分が自分の観察者になっているような状態のことです。例えば、ショックなことがあると、身体が凍りついて、痛みが走り、自分の身体から切り離されたように感じ、自分を外から見るような形になります。自分の身体から抜け出た自分は、空間を移動することができて、周りを見渡せるようになるとか、別の領域(あちら側の世界)に飛んで妄想したり、意識が朦朧として気を失う人もいます。一方、身体が自分のもので無くなると、自分の時間軸や空間軸が分からなくなり、意識が遠のいて、皮膚感覚まで無くなり、現実感を喪失していくことがあります。そして、自分が自分でない状態になり、自分のことがよく分からなくなります。離人症状が慢性化すると、辛くて苦しい場面では、何も感じないようになり、頭の中がぼーっとして、無になっていき、心の底から楽しむことができなくなります。

https://www.kokoro-ashiya.com/dissociation/depersonalization/

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