Razer Huntsman Tournament Editionを買った

はじめてのUSキーボード。完全にロマンで買ってしまった。なんかUSキーボードの方がかっこいいじゃん?みたいなのって古いじゃん?でもやっぱり一度は手に入れてみたいじゃん?といった逡巡を何度となくしたことは誰だってあります。

別にエンジニアではないので、本当に趣味の買い物なんですけど、悪いのはツクモなんです。ついったーでこのモデルのタイピング動画をあげていて、その音が本当に良くて、ああ欲しいと思ってしまったんですよ。しょうがないですよね。

僕はRealforce106を10年以上使っていて(Winキーがないやつ)、全然不具合ないし、とても入力しやすいし、何度も手入れをしながら(それでも雑な扱いだったと思うけど)愛着でまくりでした。だから、今回キーボードを新調するという理由は実の所ひとつもなくて、その意味でも本当に贅沢な買い物だったわけです。お金ないのに。

でも、デバイスってそうやって買うものじゃないですか。あの時、Realforceの事を知って色々とググって、知れば知るほどその凄さにロマンを感じてしまって干支一回り。今はなかなか見かけないPS/2接続しかない不器用な奴だけど、この間に5回もの引っ越しを挟みながらも全く損傷の様子を見せることもなく、色んな入力(主にゲーム)をこなし続けてきてくれました。

そうしたロマンを感じる事って実は貴重なことだと思うんです。これは自分に言い聞かせているんですけど、製品が実際どの程度の出来なのかはさておいて買った時点で満足している訳じゃないですか。その満足した買い物の結果、10年以上という実績が残ったのはとても価値のあることだったなと思います。

Razer Huntsman Tournament Editionがどのくらい使われるかは自分でもわかりません。はじめてのUSキーボードだから、今これを入力している間にも「エンターキーの打ち間違い」を何度もしていますし、特に今入力したばかりのカギカッコなんてまともに打てていません。

また、カタカナへの変換を「無変換キー」で行うことの多かった僕にとっては、いやほんとなんでUSキーボードにしたんだよっていうレベルで愚かな選択だと言われても仕方ない部分があります。でもいいんです、きっとなれていくから。

そんなにnoteを書かないのにこうして垂れ流しの文章を書いているのも、新しいキーボードが嬉しくて使いたくてしょうがないというだけのものです。

はじめてキーボードの入力というものを行ったのは小学3年生くらいのころだったと思います。実に今から25年くらい前のこと。

親父が買ってきたMacintosh Performa 575についていた純正の無骨なキーボードでした。当時発売されていたmac fanといった雑誌に掲載されていた、Hypercardのプログラムをただ写経するだけといった形でしたけど、そのおかげで早い段階からタッチタイプを習得できたのはよかったなと思います。

20年以上親しんできた日本語入力ですが、こちらについては環境が変われば触らざるを得ない場面は幾らでも出てくるでしょうし、心配していません。USとの違いによって戸惑う場面は増えるのかもしれませんが、普段Winを触っている人がMacを触った時の違和感とそんなに差はないので、これも微々たる問題と考えております。

いま、記事を書くという仕事を少なからず行えていますが、問題となりやすい記号については日本語文章を綴る上ではあまり気にすることもないと考えています。どちらにしてもカギカッコは打ち間違いの多いキーでしたし。

机とイスの配置の問題なのは間違いないのですが、最近はRealforceでの入力にやや疲れを感じることもありました。最近は様々なタイプのRealforceがあるので、とても軽いタッチのものへ移行する方が実用度としては正解だったのかもしれません。

それでも、欲しいと思ってしまったものは仕方ない。これまで使っていたRealforceよりは確実にキータッチが軽く、その上で入力がしっかりしているので、疲れは軽減されている感じがします。でもこれは、買ってきたばかりでテンションMAXにブチあがっている効果がほとんどの理由を占めているのでしょう。

キータイプ音、メチャメチャいいですよ。結構大きいなとは思ってます。Realforceは静音性高かったんだなあ。

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