サルビアディビノラムのクローン栽培
今回はサルビアディビノラムのクローン栽培の方法について解説します。
サルビアディビノラムのクローン栽培には挿し木という手法を使用します。
挿し木とは植物の一部(枝など)を切り取って土や水に挿して発根させて増やす方法です。
サルビアディビノラムの種子は発芽率が極めて低いので基本的にこの挿し木で増やしていきます。
はじめに言っておきますがサルビアディビノラムのクローン栽培は簡単です。
挿し木のやり方
1.まず5cm〜10cmほどの枝を節の部分から切り取る。(節とは葉や枝が生えている部分)
2.切り取った枝の断面を斜めにカットする
3.葉っぱを半分にカットして水の入ったコップに入れる。
4.水はこまめに取り替えて2〜3週間ほど置いておく。成功すれば断面の周辺から発根する。
5.数センチほど根が伸びたらコップから取り出して土に移植する。
6.土へ移植した後、1〜2週間ほど経過したら肥料を与える。
以上でクローン栽培は完了です。
簡単でしょ?
この手法を使用すれば無限にサルビアディビノラムを増殖させることが可能です。
サルビアディビノラムは種子の発芽率が低いかわりに挿し木の発根率が極めて高い植物です。クローンの発根率は70%ほど。
ルートンなどの発芽促進剤は必要ありません。また、メネデールなどの活力剤も必要なく、水だけでOK!
ただし、クローン作成中は乾燥に弱いので簡易温室などで管理した方が良いです。
また、クローン株は根がきちんと成長するまでは成長スピードが遅いので管理に注意してください。
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