編入学試験(英語)突破のためには

こんにちは。
今日はタイトルにある通り、編入学試験の英語について書いていきたいと思います。

もうすぐで2021年度も終わりで、有名な大学であれば、編入学試験も残すところ明治大学(文・情コミの筆記試験)や関西外語大あたりです。左にあげた大学以外への編入を次年度受験で考える人もちらほら出てくる時期かと思います。TOEICやTOEFLの資格試験だけやれば良いと思っていても、がむしゃらにそれをやればいいのかというとそうではありません。
では、何をすれば良いのでしょうか?社会人の方や大学受験をしてから随分と時間が経ってしまい、「英語の勉強の仕方を忘れた方」へ向けた記事を書いてみました。
まずはなんと言っても語彙力と文法力の二つです。

語彙力

言語を学ぶにあたってまず外せないのが、語彙力(熟語を含む)でしょう。語彙力がないと、何が書かれているのかさっぱりわかりませんよね。
基本となる単語帳、ターゲット1900、速読英単語(必修編)やDUO3.0など、なんでも良いですが、自分にとって覚えやすい構成になっているレベル、レイアウト、内容で選ぶといいと思います。
単語を覚えられるかどうかは出会った回数によります。とにかく、覚えられる単語といまいち記憶に定着しない単語を区別して、後者にたくさん出会ってください。

ちなみに私が編入受験をした20年以上前では、ターゲット1900も買いましたが、相性は非常に悪く、数ページで挫折しました。繰り返しやったのはDUO2.0(20年以上前)です。

文法力

 ここで言う「文法力」とは、大学受験やTOEICで出題される4択問題のことを述べているわけではありません。「英文の構造を的確に把握して、それを日本語に変換する」ことです。ある程度の短さ、かつシンプルな単語で書かれているもので、英文構造をとり、それを日本語に訳していきます。
 毎回の単元をポイントにして、しかもそれを積み重ねていくようにする。分からない部分が出たら、「前の○○の単元に戻る」のです。ただ、シンプルな構文である程度の分量がある入試問題(一般入試)で練習を行って欲しいのですが・・・このようなテキストは探してもなかなかないものです。(講師側はこの問題を一般入試の問題から探すのに大変苦労をします。)

巷にあふれる参考書を使ってでも、実際に合格する人はします。私自身も参考書(TOEFLのペーパーがあった時代の問題集)を使って編入学に合格しました。ただ、今思い返せば、「自分は何が理解できていなかったのか、なぜこのような訳になるのか」など、きちんとした理解をせずにやっていました。英語ができた友人に聞いても、「教えた経験はない」素人でしたし、自分の理解できない部分が多くあり、効率はあまり良くなかったな、と思いました。こういう時に、教授経験が豊富な「予備校講師」っていう存在がいればなとは思いましたが・・・そもそも編入予備校は、自分が編入受験生の時には近くになかったですし。
 最後は営業っぽくなってしまいますが・・・私たち編入予備校の講師は、数多くの受験生を見てきていますし、参考書には書かれていないこと(学術論文や学問書など)も色々と授業中に話はします。私と同じ分野の学生さん(英語学)であれば、大学院の講義から知ったことも伝えています。
 効率的に学習を進めるために、予備校を頼ってみてはいかがでしょうか。It’s never too late to learn, and go forward.

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