明治大学編入英語はどう解くか。

お久しぶりです。
2022年度の編入学の試験(人文系)は、大阪市大、奈良女子大、東京外語大などメジャーな大学が終わりました。
編入試験で残る関東圏の有名な大学の一つ、明治大学が年明けにあります。受験される予定の方、頑張ってください。

明治の英語、どう解くか

さて、タイトルにある通り、「どう解くか」です。
これといって、何かしら特別な「対策方法」なんていうのはありません。別に、意地悪でこう言っているわけではありません。本当にありません。
魔法のような解き方があれば、逆に教えて欲しいくらいです。
一つ言えば、単語・熟語は言うまでもなく、「英文法」の知識を正しく身に付けて、「英文解釈」が適切にできれば良いです。

勉強する手段

では、英語力を伸ばすために何をすれば良いか?
人それぞれによって、アドバイスは変わりますから、答えは様々です。例として、以下の1と2を提示します。参考にしてください。

1 手っ取り早い方法

最も手っ取り早いのは、編入予備校の講師に聞いてみることです。大学の問題レベル、それに対する受講生のレベルとの乖離、その乖離を埋めるための授業、あらゆる英文に対しての「自然な日本語」への処理の仕方など、教えてくれると思います。授業中の反応、受講生が持つ知識から、大体の受講生のレベルは判断できます。講師が受講生のレベルをさらに見極めたい時には、講師がストックしている英文解釈の問題を突然やらされることもあると思います。
あれやこれや手を出さず、予備校のテキストやその他、予備校のものをこなすことが大切です*。

2 次に手っ取り早い方法

次に手っ取り早いのは、一般入試用の問題集を使うことだと思います。レベルチェックのためには赤本(難関大シリーズ)を利用して、近年の問題を解いてみます。ただ、かなり手間がかかりますし、面倒くさいです。特に一人でやるとすると、大変です。たとえ、過去の合格者に相談したとしても、「どのようなところが弱いのか」を適切に判断する、「相談者の知識不足や思い込み」によって情報の不備などが起こり、相談者の内容を適切に判定できない可能性が大きいと思われます。そして、独学でも合格者のアドバイスで実力を判定できたとしても、実力以上(あるいはそれ以下)の問題集をやってしまうことも大いに考えられます。
3ヶ月しっかり勉強をやっていても、いつまで経ってもできるようにならない、言い換えれば「レベルの不一致」なんていうものは、頻繁にあります。レベルが合わない問題集で勉強する間、「正しい勉強法」でやっている人との差は広がるばかりです。(というか、この時期から勉強を始めて、今年度明治を受けようとすること自体、相当厳しいと思います。来年度受験なら十分に間に合いますが、2年時編入であれば現在高3(ストレートで)ですから、「編入」なんて考えないでしょう。)


*受験が終わった人がテキストを出品されている方が多々いらっしゃいますが、「転売禁止」となっているテキストです。授業は「生きているもの」が故、同じテキストを毎年使っても、毎回解説の仕方を変えます。例えそれを購入されたとしても、出品者のレベルと購入者のレベルの不一致が生じることになり得るため、購入者の利益になるとは思えません。「講師の解説」を一字一句書いているものとは到底信じがたいです。そして「解答例」は、あくまでも「解答例」です。
出品者のお小遣い稼ぎに貢献するか否かはお任せしますが、ご注意願います。


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