2023年ふりかえり(use TogglTrack)
Togglとは?
https://www.toggl.com/
Togglはオンラインでタスク作業時間の計測などができるツールです。
Webから、アプリから、至る端末から計測できるのが強いツールです。
今年計測以外も色々出来るようになっています。
計測はToggl trackと呼ばれているものを利用しています。
Toggl trackでの計測範囲
Toggl trackは名前やタグを入れて計測できるストップウォッチのようなので、分単位の作業を細かく計測するのは正直しんどいです。
そのため私は「特に計測したい内容」に絞って計測しています。計測しているカテゴリは以下の通りです
そのほかいくつかカテゴリがありますが、微細な時間しかできていないのが基本なので割愛します。このあたりがメインの行動ログ収集内容です。
今年はこれに「生活」カテゴリを作成しました。日常的な習慣行動(歯磨きや食事など)をログ計測しました。
また「途中からツイッターの計測」を辞めました。なので今年分のツイッター時間は著しく短くなっていますが、実時間は減っている訳ではありません。
今年と去年の計測結果
まずは去年の計測結果です。去年は1057時間でした。
今年は1722時間計測することができました。
今まで計測した中で、歴代最高記録時間かもしれないです(未検証)。
データ分析(総計測時間について)
イラスト時間に関して
イラストが去年548時間に対して、約935時間となっています。
年々イラストに関しての時間は増えていたのですが今年に関しては一気に伸びた年になりました。
今年は「950時間※描きたい」という目標で描いていたのですが、結局15時間足りなかったです。
※950時間の根拠は以下動画の「夜間部予備校生の想定される平均準備時間」です。かなり単調かもしれないですが「絵を学んでいる人が、どれだけ手を動かしているの?」というデータを基準に考えています。
次に新規計測をはじめた「生活」カテゴリですが、531時間となっています。
生活カテゴリに関して
今年から新規カテゴリになった生活カテゴリでは531時間でした。
一番多いのはお風呂でした(163時間)。と言ってもお風呂も1日30分前後での数字なので、1日1~2時間使っている方はこれの2倍・4倍の消費時間になります。
家事に関しては計測を行ってないのですが、食事やお風呂などの時間を計測すると、思っている以上時間を消費していることが分かります。
もちろん削るとQOLが落ちていくので、QOLと作業のトレードオフになります。もちろん「両方一気にこなす」ことができればその限りではありません。
詳細:イラストカテゴリ
ここではカテゴリの中身を見ていきます。
一番多いのが「絵を描く」「落書き」です。各々「特にコンセプト決めないで手を動かす」時間です。
考えながら描くのですが、それでも参考資料やモチーフを多く見て描く作業ではないです。
次点で「絵画教室・C103原稿」になっています。
絵画教室は夏あたりから「月2 10:00~16:30(6時間半)」と量を増やしたので一気に増えました。ここは指導ありで石膏デッサンや透明水彩を描いていきます。指導ありなのでメキメキ画力が上がる気配がしました。ここはお金と時間が許す限り増やせば画力ボーナスを受けれるなぁという感想です。
C103原稿に関しては「8月~11月」をコツコツ描いていました。
16Pの漫画でしたが、それだけ時間を使うのだなという参考事例が増えたのは良かったです。
4コマ漫画はオンリーイベント参加のための同人誌作業です。
これは85時間ほどで完了しています。けれど「8Pのみでこの時間」なので4コマが如何に時間かかるか、が分かります。
(この前例も踏まえてC103のコマ割りは意図的に少なくしています)
クロッキーは「平日毎日2分クロッキー×6枚」を続けている総計です。これは「手を止めない」ために描いているので脳死で描いてることが多かったりします。そして「余程体調が悪くない(39度の熱を出すなど)限りは行う」ことをしています。「気分で描く」ことを脱却するために描いています。
そしてほぼ毎日12分描いていくと80時間も時間が確保できるという事実が出来上がりました。
微速前進すぎてモチベーション維持が難しいかもしれないですが「10分描いてもなぁ」と思っていても「80時間描いた」と言える量が確保できるのは心の支えになるかもしれないです。
総評
「今年は絵を描く1年にするぞ」という所から「935時間」という結果になりました。
今年は個人的には「絵の成長期」と言えるような1年で、メキメキ画力が上がっていった感覚がありました。それが「大量に手を動かした」からなのか「何年も描いて、ようやく感覚がハマり始めた」のか、はたまた両方なのか…この辺りはあまり考えていません。想定の域から出ないのであまり考えても仕方のない領域と思っています。
反面多くの事が疎かになった1年になりました。
スマホゲームもほとんど出来なくなったし、読書量も減りました、クロッキーを行うために食事時間も削りました。
もちろん元々やってない「友人と遊ぶ」や「旅行に行く」とか「漫画を読む」とか他の趣味たりうる時間も確保する余裕などありません。
家事はもちろんの事、育児や介護…仕事の残業など日々の必要な時間が多く必要であるほど絵を描く時間は確保が難しくなっていきます。
どれだけ理想を語っても、絵を上手くなるには「他を疎かにしても達成したい」覚悟が必要なのかもしれません。
とはいえ無理して他人のペースを真似しようにも限界があるので、結局のところ「自分のペースで続けていくしかない」のでしょう。
5年10年の継続が必要という難易度ゆえに「楽しんで続けると良い」という話が出てくるのかもしれません。義務感だけで10年も続けられるかは正直怪しい、という直感は分かります。
(また「若くして絵が上手い人」はそれだけ時間描いているのだろうな、という背景をイメージできるようになって年齢と画力を結び付けることが無くなりました)
来年は打って変わって「絵以外もやってみよう」という年にしたいので、絵を描く時間は減るでしょう。
並行して「時間・体力・気力を効率よく使う」方法も模索していきたいのですが、それも試行錯誤なので当然コストを使う訳で…悩ましいですね。
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