64ページ

そういえば随分前に布袋屋さんからお題を頂いておりました。

そのお題とは、「64ページ」

これは自分が使っているアイコン画像であるFF5の雑魚モンスターの名前なのですが、これで1記事書けるほどの思い入れがそんなに無いんですよね(笑)

ただ、FF5をプレイしたことがある人ならば割と印象深いモンスターなのではないでしょうか。

まず見た目のインパクトが凄い。見開き状態の巨大な本から鼻から上だけが出ているという中途半端な状態で登場します。まだ出てくる途中なのか人見知りなだけなのか。はたまた真っ二つに割れた上半分だけおいてあるのか。

だとしたかかなり怖いぞ。

まあ、見た目のインパクトも十分アレなのですが、こいつの最大の特徴と言えば、レベル5の倍数の敵を必ず即死させるという青魔法「レベル5デス」の存在でしょう、聞いたところによると、ゲームデザイン的に何も考えず普通にプレイをしてこの敵がいるダンジョンまでたどり着いた時には大体味方のレベルがレベル15くらいになるように設定してあるらしいので、つまりは、何も知らないで意気揚々と乗り込んだ所に急に出くわしたこいつになんの説明もなく唐突に全滅させられるという経験をかなりのプレイヤーが強いられたわけです。

さらに、このレベル5デス。青魔法と言うことで青魔道士がラーニングできるのですが、FF5のシステム上1度実際に青魔道士本人がその技をくらわないと覚えられないので、覚えるためには他のキャラクターを5の倍数以外のレベルに調節した上で、青魔道士が直接レベル5デスを食らう必要があるという、割と事前準備が無いとラーニングするのが難しい技でもありますね。

その分覚えてしまえばボスにも通用するのでかなり有用な技なので、

しっかり準備をした上で覚える価値は十分あると言えるでしょう。

まあ、ここまで長々と書いておいてなんですけど1回でもプレイしたことある人ならそんな事今更言われんでもわかるよね(笑)。

なので、最後は適当に手にした本の64ページの1行目を引用して終わりたいと思います。


尾崎には意外だった。(麻耶雄嵩『貴族探偵』より)

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