FXチャート上に注文の集中するところ及び投資家心理を分析してみた

こんにちは、ASAHIです。

本記事では、EURUSDの5分足を例として、チャート上に注文の集中するところ及び投資家心理を分析してみました。


まずは、①で売りでエントリした投資家は下記の理由に基づいてエントリしたと考えられます。

  • 5分足、15分足、1時間足の20機関移動平均線が綺麗に下向き始めていた

  • 5分足レンジ下限をブレイクした

そして、①で売った投資家の損切り注文はAのところに置いているはずです。

次に、②で売った投資家の損切り注文はBのところにおくはずです。また、①で売った投資家は、利益を確保するために、損切り注文をAからBにうつしたと考えられます。

次に、③で売った投資家の損切り注文はCのところにおくはずです。また、①と②で売った投資家は、利益を確保するために、損切り注文をBからCにうつしたと考えられます。

同様に、④と⑤では直近安値を作った直近高値のCを超えず下落したので、新規売りの投資家が出てきます。彼らの損切り注文はDとEにおくはずです。また、逆張りを狙う投資家や値頃感でトレードする投資家により、DとEに新規買い注文が溜め始めます。それに、上記と同じ理由で、今まで売ってきた投資家の損切り注文を最終的にEのところに移したはずです。

最終的に、図のように、Eのところで、大量な売り決済注文と新規買い注文が溜まっているのがわかります。

結果、Eをブレイクしてしまうと、一気に上昇してしまいました。

もちろん、相場はファンダメンタルなど含め、色々な複雑要素で動いているので、実際にはこんな単純ではありませんが、それぞれ投資家の行動を想像してトレードすると、かなり優位性の高いところを見つけ出すことができ、最終的に勝率を上げることにつながると思います。

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