日足　日経２２５先物・ダウ・ドル円・米国債利回り　２０２２年１１月８日　終値ベース

＜日経２２５先物＞

概況

　続伸。上窓二空で前日抵抗線の７５日ＭＡを上放れて寄り付き、ザラ場でも買われて、２７７００円の日足保合いレンジ上限を上抜けて、日足＋２σ手前まで上昇して引けています。
　ボリンジャーバンド中心線は上向きのままバンド拡大。高安値は切り上げを維持。上昇トレンド継続です。

指標別トレンド

長短ＭＡ：　５日ＭＡと２１日ＭＡがともに上向きでアップトレンド継続。
ダウ理論：　高安値が切り上がって上昇トレンド継続。
ボリンジャーバンド：　中心線は上向きで、バンドも拡大継続。短期・中期アップトレンド継続。

今後の展開

　短期的には、７５日ＭＡと保合いレンジ上限を上抜けたので、ボックス相場が終了となり、次の抵抗線の日足＋２σを抜けるかどうかに注目。これを上抜けると、日足レベルで走る上昇トレンドのバンドウォーク開始。
　中期的には、上向きの２５日ＭＡの上で推移する限り、現行の上昇トレンドが継続です。

＜ダウ＞

概況

　３日続伸。上窓で始まり、ザラ場でも買われて、４日前の直近高値もブレイクして引けています。
　ボリンジャーバンドは上向きで拡大継続。高値も切り上げたので、短期・中期的ともに上昇トレンドが継続中です。

指標別トレンド

長短ＭＡ：　２１日ＭＡ（赤線）が上向きで、NＭＡ（青線）も上向きなのでアップトレンド。
ダウ理論：　高安値を切り上げてアップトレンド。
ボリンジャーバンド：　中心線が上向きで、バンド拡大中のアップトレンド継続。
TMAバンド：　緑太線のアップトレンド。
ＨＭＡ＋ＢＢ：　桃バンドの売り継続。

今後の展開

　短期的にはボリンジャーバンドが上向きで依然拡大継続しており、これが収縮に向かうまでは現行のアップトレンドが継続です。
　中期的には、上向きの２１日ＭＡの上で推移する限り、現行の上昇トレンドが継続です。

＜ドル円＞

概況

　前日レンジ中腹から売られて、高安値を切り下げて、－２σ付近で推移しています。
　安値も切り下げとなり、三角保合いが解消されて、ダウントレンド開始となりました。ボリンジャーバンド中心線がはやや下向きとなり、バンドも拡大開始。中期・短期ともにボックス相場からダウントレンドへ転換開始です。

指標別トレンド

長短ＭＡ：　NＭＡは下向きとなり、２１日ＭＡも下向きとなったので、トレンドレスからダウントレンドへ転換開始。
ダウ理論：　高安値切り下げなり、三角保合いが解消されて、ダウントレンド開始。
ボリンジャーバンド：　ボリンジャーバンド中心線はやや下向きに転じ、バンド幅も拡大開始。中期・短期ともボックス相場からダウントレンドへ転換開始。
TMAバンド：　中心線が赤太線の下向きでダウントレンド継続。
ＨＭＡ＋ＢＢ：　桃バンドになり売り継続。

今後の展開

　５指標すべてダウントレンドへ転換開始。今後も下向きのボリンジャーバンド中心線の下で推移する限り、ダウントレンドが継続です。

　

＜米国債１０年物利回り＞

概況

　ここ３日間の高値を更新した後反落となり、NMAも割り込んで推移しています。
　高値切り下げ、安値切り上げのまま、三角保合い形成中。ボリンジャーバンド中心線は上向きのまま、バンド幅は変わらず。中期的なアップトレンドのなかの短期ボックス相場です。

指標別トレンド

長短ＭＡ：　２１日ＭＡは上向きで、NMAも上向きで、アップトレンド継続。
ダウ理論：　高値切り下げ、安値切り上げとなり、三角保合い。
ボリンジャーバンド：　中心線は上向きバンド幅は変わらず。アップトレンド継続。
TMAバンド：　上向きの緑太線でアップトレンド継続。
ＨＭＡ＋ＢＢ：　緑バンドで買い継続。

今後の展開

　アップトレンドが４つと保合いが１つとなり、調整局面終了からアップトレンドへ転換中。ボリンジャーバンドは中心線が上向きで、バンドが拡大を継ぐける限り、現行のアップトレンドが継続です。