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日足 日経225先物・ダウ・ドル円・米国債利回り 2022年12月2日 終値ベース

<日経225先物>

概況

 下窓を開け、5日MAや日足+1σ、同転換線を下放れて寄り付き、ザラ場でも売られて、中心線の25日MAまで下抜けて引けています。
 前日の抵抗線ブレイクはフェイクとなり、久方ぶりの中心線下抜けで、これまでの上昇トレンドは終了となりました。

指標別トレンド

ダウ理論: 高安値切り下げで、下降トレンド開始。
ボリンジャーバンド: 中心線は横ばいとなりボックス相場。バンド幅は収縮再開でボックス相場。
長短MA: 5日は下向きとなり短期ダウントレンド。21日MAはほぼ横ばいとなりトレンドレス。

今後の展開

 短期的には、日足±1σ間でのボックス相場へ転換となります。
 中期的には、25日MAが横ばいとなれば、ボックス相場へ転換です。ボリンジャーバンドがさらに収縮した後、これをブレイクした方向へトレンド発生となるのが通常のプロセスです。

<ダウ>

概況

 TMAを下抜けてNMAまで押し目を付けたところから買われて、前日レンジの中腹まで戻して引けています。
 2日前の陽線レンジに2日続けて孕んでおり、高値圏での保合いの格好。

指標別トレンド

ダウ理論: 高安値を切り上げてアップトレンド。
ボリンジャーバンド: 中心線が上向きの上昇トレンド。バンド幅は収縮開始でボックス相場。
長短MA: 21日MA(赤線)が上向きで、NMA(青線)も上向きなのでアップトレンド。
TMAバンド: 緑太線のアップトレンド。
HMA+BB: 緑バンドへ転換して買いシグナル発動。
日柄・変化日:前々日に直近押し目から9日目の節目に到達で押し目形成中。

今後の展開

 短期的にはNMAとTMAが上向きで推移する限り、上昇トレンド継続。同時に前日に変化日到達で利食い売りが出やすい局面。
 中期的には、上向きの21日MAの上で推移する限り、現行の上昇トレンドが継続です。

<ドル円>

概況

 前日の保合い下抜けの流れが継続して、高安値を切り下げる陰線でー2σ付近まで下落して引けています。
 ダウントレンド継続です。

指標別トレンド

ダウ理論: 高安値切り下げのダウントレンド継続。
ボリンジャーバンド: ボリンジャーバンド中心線は下向きで、ダウントレンド継続。バンドは下向きでダウントレンド継続。
長短MA: NMA(青線)は下向きで、21日MA(赤線)も下向きのダウントレンド継続。
TMAバンド: 中心線が赤太線の下向きでダウントレンド継続。
HMA+BB: 桃バンドの売りシグナル継続。

今後の展開

 短期的には、ボリンジャーバンドが下向きで推移する限り、ダウントレンド継続。
 中期的には、下向きの21日MAの下で推移する限り、現行のダウントレンドが継続です。

 

<米国債10年物利回り>

概況

 前日明確に下抜けたこれまでの保合いレンジ下限手前まで戻したところから再下落となり、前日安値を割り込んで引けています。
 前日下抜けた保合いレンジ下限がロールリバーサルの抵抗線として機能したことで、このレンジブレイクが確認された格好。

指標別トレンド

長短MA: 21日MAとNMAが下向きのダウントレンド継続。
ダウ理論: 高安値切り下げてダウントレンド継続。
ボリンジャーバンド: ボリンジャーバンド中心線は下向きで、ダウントレンド継続。バンド幅も拡大もしくは下向き継続のダウントレンド継続。
TMAバンド: 下向きのダウントレンド継続。
HMA+BB: 桃バンドの売りシグナル継続。

今後の展開

 ボリンジャーバンド中心線が下向きで、バンド幅も拡大継続する限り、ダウントレンド継続です。


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