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日足 日経225先物・ダウ・ドル円・米国債利回り 2022年11月10日 終値ベース

<日経225先物>

概況

 続落。下窓で支持線の日足+1や5日・200日MAなどを下放れて寄り付き、ザラ場でも売られて、日足転換線を下抜けて引けています。
 ボリンジャーバンド中心線は上向きのままバンド幅は変わらず。高安値は切り上げを維持。
 中期上昇トレンドは継続ながら、短期的には上値が重く、保合いから抜け出せない展開です。

指標別トレンド

長短MA: 5日MAが下向きとなり、21日MAが上向きなので、中期アップトレンドの中の押し目形成。
ダウ理論: 高安値が切り上がって上昇トレンド継続。
ボリンジャーバンド: 中心線は上向きで、バンド幅は変わらず。短期的には保合い。中期的には緩やかなアップトレンド継続。

今後の展開

 短期的には、日足+1σを下抜けたので±2σ間でのボックス相場。よって、トレンド発生の為には、±2σのいずれかをブレイクする必要があります。ブレイクするまではボックス相場継続です。
 中期的には、上向きの25日MAの上で推移する限り、現行の上昇トレンドが継続です。

<ダウ>

概況

 大幅反発。大きく上窓を開けて寄り付き、ザラ場でも買われて、前々日の直近高値を上抜けて推移しています。
 ボリンジャーバンドは上向きのまま拡大再開。高安値は切り上げを維持。NMA,TMAは上昇を、HMA+BBは売りを維持。
 短期・中期とも上昇トレンドです。

指標別トレンド

長短MA: 21日MA(赤線)が上向きで、NMA(青線)も上向きなのでアップトレンド。
ダウ理論: 高安値を切り上げてアップトレンド。
ボリンジャーバンド: 中心線が上向きで、バンド拡大再開。短期・中期とも上昇トレンド。
TMAバンド: 緑太線のアップトレンド。
HMA+BB: 桃バンドの売り継続。

今後の展開

 短期的にはボリンジャーバンドが上向きでバンドは拡大再開。この形が続く限り、上昇トレンド継続。
 中期的には、上向きの21日MAの上で推移する限り、現行の上昇トレンドが継続です。

<ドル円>

概況

 前日高値圏から売られて、-2σや直近安値をことごとく下抜けて、前日高値から5円以上下落して推移しています。
 ボリンジャーバンド中心線は下向きに転じ、バンドは一気に拡大。他の4指標もダウントレンド継続です。
 昨日述べたとおり、中期・短期ともにボックス相場からダウントレンドへの転換局面です。

指標別トレンド

長短MA: NMAは下向きで、21日MAも下向きとなり。ダウントレンドへ転換。
ダウ理論: 高安値切り下げのダウントレンド継続。
ボリンジャーバンド: ボリンジャーバンド中心線は下向きに転じ、バンドは一気に拡大。-2σも割り込んで、バンドウォークのダウントレンド開始。
TMAバンド: 中心線が赤太線の下向きでダウントレンド継続。
HMA+BB: 桃バンドの売り継続。

今後の展開

 5指標すべてダウントレンドへ転換したので、ボリンジャーバンド中心線が下向きを継続する限り、ダウントレンドが継続です。

 

<米国債10年物利回り>

概況

 前日レンジ中腹から下落して、直近安値やー2σを下抜けて推移しています。
 ボリンジャーバンド中心線は下向きに転じ、バンドは一気に拡大。バンドウォークのダウントレンド開始。他の4指標もダウントレンドへ転換もしくは継続です。

指標別トレンド

長短MA: 21日MAとNMAが下向きに転じ、ダウントレンド開始。
ダウ理論: 安値切り下げとなり、三角保合いが解消されて、ダウントレンド開始。
ボリンジャーバンド: ボリンジャーバンド中心線は下向きに転じ、バンドは一気に拡大。バンドウォークのダウントレンド開始。
TMAバンド: 下向きのダウントレンドへ転換。
HMA+BB: 桃バンドの売りに転換。

今後の展開

 これで5指標すべてダウントレンドへ転換したので、ボリンジャーバンド中心線が下向きを継続する限り、ダウントレンドが継続です。


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