日足　日経２２５先物・ダウ・ドル円・米国債利回り　２０２２年１０月３１日　終値ベース

＜日経２２５先物＞

概況

　反発。上窓を開けて抵抗線の５・１００・２００日ＭＡや日足＋１σ、同転換線を上放れて寄り付き、ザラ場では買われて、７５日ＭＡを上抜ける小陽線で引けています。
　高値は３日前の直近高値と同値で、レンジブレイクはお預け。一方、ボリンジャーバンドは拡大を始めており、緩やかな上昇トレンド発生中。

指標別トレンド

長短ＭＡ：　５日・２５日ＭＡがともにやや上向きとなり、緩やかなアップトレンドが継続。
ダウ理論：　高安値が切り上がって上昇トレンド継続。
ボリンジャーバンド：　中心線はやや上向きで緩やかなアップトレンド。バンドは拡大開始で、これまでのボックス相場が終了して、上昇トレンド開始。

今後の展開

　ボリンジャーバンド中心線が上向き、バンドも拡大開始となったので、今後もこれが続く限り、上昇トレンドが継続です。

＜ダウ＞

概況

　小幅反落。前日レンジ高値圏でもみ合いとなり、ハラミ足の同時線で引けています。
　ボリンジャーバンドは拡大継続で、バンドウォークの走る上昇トレンドが継続中です。
　TMAアッパーバンドで逆張りの売りシグナル発動です。

指標別トレンド

長短ＭＡ：　２１日ＭＡが上向きで、NＭＡ（青線）は上向き継続しているのでアップトレンド。
ダウ理論：　高安値を切り上げてアップトレンド。
ボリンジャーバンド：　＋１σの上で推移して巡航速度の上昇トレンド継続
TMAバンド：　上向きのアップトレンド。逆張りの売りシグナル発動。
ＨＭＡ＋ＢＢ：　緑バンドで買い継続。

今後の展開

　ボリンジャーバンドが拡大継続しており、これが収縮に向かうまでは現行のアップトレンドが継続です。

＜ドル円＞

概況

　続伸。前日レンジ高値圏から買われて、ＴＭＡやＮＭＡを上抜けて引けています。
　高安値切り上げでの中、ボリンジャーバンドが拡大開始となり、アップトレンドが継続です。

指標別トレンド

長短ＭＡ：　NＭＡは上向きに転換し、２１日ＭＡも上向きなので、アップトレンド再開。
ダウ理論：　高安値切り上げのアップトレンド。
ボリンジャーバンド：　ボリンジャーバンド中心線はやや上向きで、バンド幅は拡大開始。アップトレンド再開。
TMAバンド：　上向きでアップトレンド継続。
ＨＭＡ＋ＢＢ：　赤バンドで売り継続。

今後の展開

　NMAが上向きに転じ、ボリンジャーバンドが拡大を始めたので、これが続く限りは上昇トレンド再開です。

　

＜米国債１０年物利回り＞

概況

　続伸。前日高値圏を更新してNMAまで上昇したところから反落となり、前日高値付近まで押し戻されて推移しています。
　ボリンジャーバンド中心線は上向きのまま収縮継続。緩やかなアップトレンドの中、短期的にはボックス相場が継続中。

指標別トレンド

長短ＭＡ：　２１日ＭＡは上向きで、NMAが上向きに転換。アップトレンド。
ダウ理論：　現状、高安値切り上げアップトレンド。
ボリンジャーバンド：　中心線が上向きでバンドは収縮。アップトレンドの中の調整局面。
TMAバンド：　上向きでアップトレンド継続。
ＨＭＡ＋ＢＢ：　赤バンドで売り継続。

今後の展開

　ボリンジャーバンドは上向きのまま収縮継続となります。バンドが再び拡大開始するまでは、緩やかな上昇トレンドの中、ボックス相場が継続です。