日足 日経225先物・ダウ・ドル円・米国債利回り 2022年11月4日 終値ベース
<日経225先物>
概況
3日続落。下窓で直近2日間の支持線だった75日MAを始め、5日MAや日足+1σ、同転換線、100日MAなどを一挙に下放れて寄り付き、ザラ場でも売られて、長めの下ひげの下影陰線で引けています。
ボリンジャーバンド中心線は上向きのままバンドが収縮開始。高安値は切り上げを維持。中期上昇トレンド継続のなか、短期はボックス相場継続となっています。
指標別トレンド
長短MA: 21日MAは上向き、5日MAは横ばいで、中期アップトレンド継続の中の押し目形成中。
ダウ理論: 高安値が切り上がって上昇トレンド継続。
ボリンジャーバンド: 中心線は上向きで、バンドは収縮開始で、中期アップトレンド継続の中の短期ボックス相場。
今後の展開
ボリンジャーバンド中心線が上向き継続なら、中期アップトレンド継続。バンドの収縮が続く限り、短期ボックス相場が継続です。
<ダウ>
概況
反発。上窓で寄り付き、ザラ場では、前日レンジ中腹まで押し目を付けたところから買われて、TMAを上抜けて高安値を切り上げて引けています。
4日間の調整を終了して、上昇再開のとなっています。
ボリンジャーバンドは上向きで拡大継続しており、中期的な上昇トレンドの中、短期的には高値圏での保合いが継続中です。
指標別トレンド
長短MA: 21日MA(赤線)が上向きで、NMA(青線)も上向きなのでアップトレンド。
ダウ理論: 高安値を切り上げてアップトレンド。
ボリンジャーバンド: 中心線が上向きで、バンド拡大中のアップトレンド継続
TMAバンド: 緑太線のアップトレンド。
HMA+BB: 桃バンドの売り継続。
今後の展開
ボリンジャーバンドが上向きで依然拡大継続しており、これが収縮に向かうまでは現行のアップトレンドが継続です。短期的には押し目形成中で、HMA+BBは売り継続。直近3日間のレンジを抜けた方へ短期トレンドが発生です。
<ドル円>
概況
反落。直近2日間の抵抗線のNMA付近から売られて、5日ぶりに21日MAを割り込んで引けています。
高値切り下げ、安値切り上げとなり、三角保合い形成。ボリンジャーバンド中心線が上向きのままバンドは収縮しており、中期的・短期ともにボックス相場です。
指標別トレンド
長短MA: NMAは横ばいで、21日MAは上向きなので、トレンドレス。
ダウ理論: 高値切り下げ、安値切り上げとなり、三角保合い形成。
ボリンジャーバンド: ボリンジャーバンド中心線は上向きで、バンド幅は収縮。中期的なアップトレンドのなかの短期ボックス相場。
TMAバンド: 中心線が赤太線の下向きでダウントレンド継続。
HMA+BB: 桃バンドになり売りに転換。
今後の展開
横ばいもしくはダウントレンドの指標が増え、ボリンジャーバンド中心線を下抜けて引けたので、今後も同線の下で推移する限り、下向きに変わってダウントレンドへ転換となります。それまではやや売りにバイアスがかかったボックス相場です。
<米国債10年物利回り>
概況
前日レンジ内を上下して、ハラミ足でコマ足の陽線で引けています。
高値切り下げ、安値切り上げとなり、三角保合い形成中。
ボリンジャーバンド中心線は上向きのまま収縮継続。中期的なアップトレンドのなかの短期ボックス相場です。
指標別トレンド
長短MA: 21日MAは上向きで、NMAが上向きとなり、アップトレンド再開です。
ダウ理論: 高値切り下げ、安値切り上げとなり、三角保合い。
ボリンジャーバンド: 中心線は上向きのまま収縮継続なので、中期的なアップトレンドのなかの短期ボックス相場。
TMAバンド: 下向きの赤太線でダウントレンド継続。
HMA+BB: 赤バンドで売り継続。
今後の展開
アップトレンドとダウントレンドの指標が2つずつ。残り1つは保合い。このバランスが崩れた方へトレンド発生となりそうです。それまでは短期中期ともボックス相場が継続です。
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