05 グランビルの法則
ジョゼフ・E・グランビル氏が提唱した理論である「グランビルの法則」は、主に移動平均線の傾向や乖離率を通じて、相場の方向性を分析する手法です。
チャートにみるグランビルの法則
テクニカルにおいてはMAを基準にしてグランビルの法則が活用されることが多いですので、例を画像でみていきます。
1時間足と4時間足の20-25MAは最も短期トレーダーに意識されているMA
青の20MAをみていただきたいのですが、短期トレーダーには最も意識されるMAです。以下一例ですが、サポート帯やレジスタンス帯として意識されているのがわかります。一般的にトレンド発生するときやトレンド最中の上昇ダウ、下落ダウ形成時に節目とともに意識される傾向があります。
加えて、20MAと80MAや5日線と25日線の組み合わせで、これらのMA同士か収束(スクイーズ)から拡散(エキスパンション)ときは値幅が出やすい傾向があります。
レートの方向性を示し20-25MAを中心に上下する
日足レベル(環境足)でトレンドが発生する場合は、以下のように4時間足レベルで20MAを中心に波を描きながら上昇もしくは下落していく傾向があります。
これは、週足と日足、4時間足と15分足、1時間足と5分足、といった組み合わせでもよく見られます。
MAがサポート、レジスタンスになることがある
全て日足ですが、特に25日線、50日線、75日線、100日線、200日線はサポートやレジスタンスになることがあります。
特に、25日線は底打ち後の逆三尊(ダブルボトム)右肩や天井を打った後の三尊(ダブルトップ)右肩で意識されることが多く、多くの投資家にエントリーシグナルとして活用されています。
まとめ
短期トレードでは4時間足と1時間足の20MAを最も意識すること
レジスタンスやサポートとしてだけでなく、トレンドの方向性も
トレンドは環境足の20または25MAを指針にする
環境足とトレード足の組み合わせ
→週足と日足、4時間足と15分足、1時間足と5分足
日足~分足までMAはレジスタンスやサポートになりうる
特に日足のトレンド転換時には要注意
ぜひ、これらの情報を基にチャートを見直してみてください!今までと見方が変わると思います。
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