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FX フィボナッチリトレースメントで売買根拠


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確かな根拠…
欲しいですね…

こんにちはトレサクです。

特にまだラインに自信が持てない時期は
いざローソク足がラインにタッチしても
本当にポジションをとっていいものか…


不安になります。


今日は少しだけ根拠を加えるために
フィボナッチリトレースメントの話し
をしましょう。

それでは始めます。


●フィボナッチリトレースメントとは


中世時代のイタリアで
数学者のレオナルド・フィボナッチリが
発見したフィボナッチ数列…

これは前の2つの数字を加えると次の数字
になるというものですが…


別に覚える必要はありません(笑)


大切なのはこれから先で、
フィボナッチ数列を発展させた
フィボナッチ比率というもの。

これはフィボナッチ数列のそれぞれの
数を一つ後ろの数で割ったもの。


と言っても…何が何だか(汗)


この計算で大切な数字が出てくるので
諦めないで読み進めてください(笑)


●フィボナッチ比率


まずはフィボナッチ数列を並べると

1・1・2・3・5・8・13・21
34・55・89…

このように永遠に続いていきます。


この数を後ろの数で割ると、

1÷1=1
1÷2=0.5
2÷3=0.67
3÷5=0.6
5÷8=0.625
8÷13=0.615
13÷21=0.619
21÷34=0.618
34÷55=0.618
55÷89=0.618

このような計算になり答えが
途中から0.618になります。

これは2つ後ろの数で割ると
途中から0.382に、

3つ後ろの数で割ると
途中から0.236となります。


逆に一つ前の数で割ると
途中から1.618という数になります。

この数字、あなたは知っていますか?

『1対 1.618』

これは黄金比と呼ばれこの世で最も美しい
比率とされ様々なところで見られます。

自然界ではとても多く存在していて
人工物もそれを意識し作られるものが
多いです、名刺やスマホやタバコや…
国旗のサイズも黄金比と言われていますね。

これだけ注目される数字なので
テクニカル分析にも応用されるという
わけですね。


●フィボナッチリトレースメント活用法


それでは数字ばかりの話しでは意味がないので
そろそろ本題に入りましょうwww

まず必要なのは、
あなたのラインの引いてあるチャートです。

あとはフィボナッチリトレースメントだけ!
チャートに記してみましょう。


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これは直近のドル円1時間足です。

このような場面で105.270のラインに
自信があれば第3波を狙って買いポジション
をとれますね、

ただ…
ラインに自信が持てないと不安になる
気持ちはよく分かります。

そこで一つの根拠として
フィボナッチリトレースメントを試して
みましょう。


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これでは分かりにくいですね…
ローソク足と105.270のラインと
フィボナッチリトレースメントだけに
してみます。


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このままフィボナッチリトレースメント
を記してみます。



●チャートにフィボナッチリトレースメント


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フィボナッチをひくとこうなります。

このフィボナッチリトレースメントは
ラインを延長してありますので、
もしラインの長さが足りない場合は
延長してみてください。


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フィボナッチのライン上で右クリック
をしてパラメーターから、

右に延長
左に延長

にチェックすればラインが延長されます。


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まず確認していただきたいのは
105.270のラインに何があるかですね。

そこにはフィボナッチの50.0%の
ラインがきています、画像に記入
しましたが、フィボナッチとは一つの
波に対して何%戻るのかを見るものです、


それをふまえて見てみると…


私の引いたラインよりフィボナッチの
ラインの方に強く反応していると
捉えることができますね。


これがプラスαの根拠になります!


あなたの引いたラインにフィボナッチ
を加えることで、そのラインが注目される
ラインかどうかが確認できるというわけです。

ここで右側の丸印を見てみましょう。


●フィボナッチの重要な数値


先ほどの数値が並んでいます、
これを見ると今回は50.0%まで押し目を
つけていますね。

数値を見ると上から、

0.0
23.6
38.2
50.0
61.8
100.0

このように並び、どれも先ほどの
計算値であることが分かりますね。

50.0というのは半値を意味します。

この中で最も重要な数値は61.8と
言えますが、どの数値のラインにも
有効な反応を見せるので、

どの数値にも重きをおきましょう。


●いくつかフィボナッチを引いてみましょう


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この一波を見てみましょう。


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ここでは61.8%まで押し目をつけています。


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続いてこの部分にフィボナッチを
引いてみましょう、ここでは先ほどの
チャートとは逆に戻りの確認です。


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ここでも61.8%までの戻りをつけています。


ちなみにフィボナッチリトレースメントの
引き方としては上昇の押し目を確認する場合は
下から上へ、下降の戻りを確認する場合は
上から下へフィボナッチを引きます。


こうしてフィボナッチを引くことで
あなたのラインに一段上の根拠を加え
自信をもってトレードをしていくのは
とてもいいと思います。


フィボナッチリトレースメントも
万能というわけではありませんが、
あなたの不安を解消するだけの
根拠にはなり得ると思います。

フィボナッチリトレースメントについては
もう少し話さなければならないことがある
のですが、それはまたの機会にしましょう。


それでは今日はこのへんで。


●お断り…

それでは最後に、いつもお伝えしていますが…

内容は私個人の見解を過去チャートから解説するもので確実な利益の保証をするものではないこと、実際のトレードにおける責任は一切負えないことを御理解ください。

FXトレード、投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分に考慮し、ご自身でご判断ください。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回お会いしましょう!


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