モバイルICOCA誕生
衝撃である!
これは書いておかねばならない。
関西にもやっと携帯電話での交通系電子マネーが実現する事になった。
2023年3月22日「モバイルICOCA」いよいよ誕生!
長かった。
こういう新しいUI体験が15年以上遅れているってだけでも、学生は東京での就職を考えるべきなのだ。まずこれを強く言いたい。自分で体験していない事について、人の体験をデザインできるわけないのだ。東京行け。あと、海外行け。
私がモバイルSuicaをフィーチャーフォンで使い始めたのが15年前。
当時は東京出張が多かったため、EX-IC(東海道新幹線)とモバイルSuica(東西JR在来線)のエリアを、携帯1つかざすだけで改札を通れるようになったのが自慢だった。関西で携帯を改札にピッてかざすと目立ってたな~。今考えるとすいぶん小さな人間だったかもな。
その後、出張も減りモバイルSuicaは用済みになり、残金の処理や端末からの消去など解約に苦労したっけなぁ~ 最南の端末が名古屋だしな。
モバイルICOCAが10年以上関東圏に遅れた最大の理由は、乗降者数が関西圏に比べて圧倒的に小さかったためトランザクション含め設計がかなりチープだったという話を読んだ気がする。なんかセコいな。また調べておくか。うーん、どうもやっとSuicaのデータをグループ外へ販売する目処が立ったからかなぁ・・・
仕様の比較
確定申告時に細かい移動の交通費の証憑として履歴欲しいけど20回ごとに印字するのって絶対忘れる。スマートICOCAならって思ったけど、結局半年までしか残らないわけね。
あと、ICOCAはオートチャージないのは不便。あれ、最初少額をおそるおそる設定するんだけど、だんだん大胆になって上限の2万円くらいええやんってなっていた気がする。そういう感覚って使わないとわかんないんだよなぁ~
オートチャージこそ、素晴らしいユーザー体験なので、JR西日本はあと一息がんばって欲しい。
それから、神戸市営地下鉄との連絡定期券、唯一できてないのもそろそろな。もうおれ関係ないけど、定期券2枚使いは本当に不便だった。間に電波緩衝材挟んで裏表ひっくり返すとか、チップの位置推定して左右にずらしたりとか、それでも誤作動で改札で迷惑かけたりとか、色々あったわ。
今回、私がモバイルICOCAを使うかというと微妙。モバイル定期券って携帯の電池切れたら使えないのよ。昔の携帯では電源OFFでも使用可能だった。利用状態に切り替えて電源OFFなら改札を通れたんだけど、最近はそうでもないみたい。だから私は入手したばかりのスマートICOCAを使おうと思っています。もうギリギリの人生は疲れた。
でも、新しい携帯の電池の持ちが凄ければ考えるかもね。携帯でピッて楽しいんだよね。
おまけ
当初は、モバイルSuicaを使うためには、JR東日本の「ビュー・スイカ」カードのいずれかに加入する必要があった。リボルビング払い限定の「ビュー・スイカ」リボカードなら年会費無料だったので入会したけど、今ならどのクレジットカードでも良い。利用者の敷居をさげる努力が進んでいる。
https://tqy.hatenadiary.jp/entry/20081003/1223032140
15年前に新幹線とSuicaの連携がやっとできた。もうなくなったけど新幹線の回数券と都内の有効区間が自動で計算されるようになった。
https://tqy.hatenadiary.jp/entry/20081015/1224072096
Suicaを利用したコインロッカーを海浜幕張で初めて見たのも15年前。
その後さまざまなシーンでの利用が増えた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?