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立体視 in 梅田

立体視楽しいよね。裸眼立体視機器は、HMD(Head Mounted Display,いわゆるVR用の顔の全面に装着するゴーグル型のモニタ、1人用)をかけなくても、立体的に見えるっていう装置です。
東京には色々あるんですが大阪でもいくつかあります。

大阪駅セントラルサウンドビジョン 「アカツキ」

デジタルサイネージアワード2022を受賞した「新宿東口の猫 / GIANT 3D CAT」に比べて、角がなく、縁まで液晶でないため、立体感は落ちるものの、そういった事を含めて体感できることは大変素晴らしい。
白い縁があることで立体視が成立する「見立て」をまずは体感してよ。
あと、これは多人数が同時に同じコンテンツを立体視で体験できる。

SONY ELF-SR1「空間再現ディスプレイ」

これは、ハービスエント3階のソニーストア内に普通に置いてある。

これは、専門的には「視線認識型ライトフィールドディスプレイ」といって、見ている人の視線をカメラで検知して異なった角度の映像を表示している。昔、大阪メトロの駅にレンチキュラーと思われる立体視駅貼りポスターがあった。行ったり来たりして立体感をいつまでも楽しんでいた。今でも作っているメーカーはあるようだ。
あれは1軸だったけど、今度はそれどころじゃない。どこから見ても別の画像が両目に入ってくる。
SONYのELFは商品写真を見ると断面が直角三角形の筐体だ。しかし実際に設置している場合は左右に三角の部品を付けて、立方体になっている。ちょうど上記の映像の52秒目くらいを見て欲しい。この三角のサンドイッチのような形の部品はたんなるプラスチックで、なんら電気的な機能はない。ただそこを黒い空間として演出するためだけのものだ。ただこれがあるだけで四角い空間を見る人に意識下で感じさせる効果がある。先程の白い枠の見立てを思い出して欲しい。こういう物理的なギミックが裸眼立体視では重要な役割を持つことを先日東京に行ったときに教わった。
この裸眼立体視はひとりが対象だ、ふたりで見るとうまく行かない。デートには向かないのだ。

隙間LEDディスプレイ(なんちゃって立体視)

JR大阪駅の桜橋口を出てすぐ地下におり、マクドナルドの前を通り過ぎると幅広い地下通路がある。左側の壁は大型の駅貼りポスターが賑わっており、ジャニーズのポスターのときは朝から女子高生が鈴なりで撮影をしていて驚いたりする。グラフィックデザインのマニアには楽しい場所だ。
反対側の壁に埋め込まれた大型の液晶パネルには、少し浮かして細かい隙間の入ったLEDのドットマトリクスが設置されていた。
32pixel角のパネルが横に6枚、縦に4枚で192X128pixelになるのかな?
背景の液晶パネルに水中の映像をながし、隙間LEDには熱帯魚のみが投影される。黒い網戸だと透明に見えるのと同じだよな。
シンプルな仕組みだがそれなりに立体感を感じる。ただ、解像感が乏しい。4K映像に慣れると、解像感は重要だ。学生には見て欲しかったが、残念ながらすでに取り外されてしまった。

その他

まだまだ色々見たいものあるよ。
空中ディスプレイによる映像体験(東京でいくつか見たんだけど輝度がね・・・これは明るくきれいなのかな?)
水蒸気を噴霧した空中にレーザーで映像を投射する実証実験(大阪万博、プラズマじゃないんだよね)


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